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July 28, 2015

「危険ドラッグ」

 先日高校で薬物防止の講演をしてきたと書きましたが、危険ドラッグに関してネタを仕込もうと読んだのが、溝口敦「危険ドラッグ 半グレの闇稼業」(角川新書)。

 危険ドラッグをどのような人が扱い、流通させているか、当事者や警察、取締官などに綿密に取材した興味深い内容です。

 私も十分に知らなかったのですが、いわゆる危険ドラッグ、以前は脱法ハーブとかいわれていたやつは、主に半グレと呼ばれる人たちのシノギとして扱われていたそうです。覚せい剤とかのハードドラッグは暴力団が仕切っているのに対して、暴力団に入っていないダークサイドの方たち、いわゆる半グレ集団の資金源になっていたらしい。

「なっていた」というのは、最近の法改正で危険薬物指定が「包括指定」になって規制できる範囲が広がったことで、一気に危険ドラッグのマーケットが縮小したそうです。半グレ集団は暴力団と違って、別に捕まるまでのリスクは犯したくない人たちなので、危ないと思うと商売から続々と引いているそうです。

 だからといって安心はできず、比較的簡単に手に入るドラッグではあるので、警戒は必要でしょう。

 本書で危険ドラッグのを供給する側の人たちの動き、商売の構造がよくわかります。

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