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July 11, 2015

「叱らない子育て」

 アドラー心理学本はいまだに次々と出ています。拙著「アドラー臨床心理学入門」(アルテ)も堅調のようです。

 そのアドラーブームの火付け役は、もちろん「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)ですが、その著者の岸見一郎先生の「叱らない子育て」(Gakkenn)は、アドラー式子育てを伝えるのにうってつけの本です。

 哲学者風味の岸見先生はなかなか緻密で論理的な本をお書きになるのですが、本書は実にシンプルでわかりやすい。行間も広く、文章も平明です。一般のお母さん、お父さんにスッと入るのではないかと思います。
 おそらく岸見先生の著書では断トツのわかりやすさではないかな。編集の妙というか、著者と編集者のチームプレーの成果かもしれません。元々しっかりした文章を書く人だから、削ぎ落とせばすごいエッセンスだらけになるかもしれません。

 これならいいと、最近の不登校の親御さん向けの講演会でも推薦させていただきました。

 プロはまず「アドラー臨床心理学入門」で勉強していただいて(笑)、実践は本書や岩井俊憲先生の著書で指針を立てるというのがよろしいかと思います。

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