里親研修
24日(金)は山梨県中央児童相談所に行き、「里親更新研修」で講師をしました。私の古巣での仕事ですから感慨はありますね。養育里親になる人は、5年ごとの研修が義務付けられています。
テーマは「子どもの発達と心理・行動上の理解」として、発達臨床の基礎知識とアドラー心理学から見た問題行動の見立て方、勇気づけについてお話ししました。
以前から思っていたのですが、里親さんはある日いきなり家に来た子どもに直面するわけで、生まれた時から徐々に関係を作り上げる普通の親子とは違って、愛着一つとってもまったく不利な状況にいるわけです。
だからこそ、アドラー心理学的育児、教育法は知っておいていただきたいです。どうしても一緒に暮らしていると、自分なりの価値観ややり方で子どもに対するので、適切な場合もありますが、相手が難しい子どもだとお互い大きな葛藤場面に陥ることがあります。
そういうとき、アドラー心理学は、自分の子育てを振り返る参照軸になると思います。できれば本格的に学んでいただきたいですけど、別に完璧なアドラー式でなくてもいいと思います。目的論的見方や勇気づけ、家族価値など知るだけでもよいでしょう。
これだけアドラー心理学が知られてくると、まず薄く広く浸透させていくことで、さまざまな研究者、支援者、当事者の中からささやかでもアドラー心理学を実践、考察され疑問を持たれたりして、議論が生まれてくることを望みたいです。
私自身は福祉領域でもアドラー心理学を発達臨床心理学と絡めて伝えていきたいと思っています。
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