コスモスセラピーWS2
コスモスセラピーとは、岡野守也先生が作り上げた新しいタイプのセラピー・教育プログラムです。現代科学の否定しようもない見地から、現代人に合ったコスモロジーを体得してもらおうというもののようです。それによって、深いレベルの癒しや学びが起きるとされています。
興味深いのはけして反科学のスピリチュアルではないということです。
岡野先生は80年代、トランスパーソナル心理学を故・吉福伸逸さんとともに日本に翻訳、導入した人です。吉福さんが翻訳者、岡野先生は春秋社の編集者として裏方にいました。同志的関係だったようです。
岡野先生の軌跡をインタビューしたサイトがありますので、よかったらご覧ください。
実は私は約30年前、山梨県の西湖畔であったトランスパーソナル心理学のWS(吉福さん主催のいわゆるブリージング・セラピー)で、お会いしたことがありました。ただ、私が勝手に「あの岡野先生だ!」と思ってただけで、岡野先生は全く知らないことです。
WSは講義と短めのワークからなっており、それ自体とても興味深いものでしたが、今回はすごい特別メニューがありました。
大倉庄之助さんという大鼓(おおつづみ)奏者とのコラボです。
この大倉さん、只者ではなく、大倉流大鼓の継承者にして、伝統的な能舞台だけでなくソロとして世界中で活躍しています。天皇陛下やローマ法王の前でも演奏したそうです。なんと重要無形文化財です。この人自体が文化財ということ?
そんな大家から大鼓の打ち方を習うという稀有な機会を得ました。
場所は南アルプス甲斐駒ケ岳の麓にある駒ヶ嶽神社、素晴らしい気場でした。ここの社殿で参加者の20人近くが大倉さんに習いながら最後には演奏を奉納することまでしたのです。

大鼓は馬の皮でできていて、いつもは皮と支柱みたいなのと紐はバラバラで、その都度組み立てるそうです。知らなかった。
大鼓で良い音を出すために、姿勢、呼吸、力んではいけないこと、力を抜いて「我を捨てなくてはいけない」ことなどを教わりました。ほんとにふっと力と意識が抜けた時に、カーンと良い響きを得ました。気持ちがいい。
この大倉さん、実にカッコいい人でした。凛としていてまるで古の侍のようです。でも直接うかがうと、大鼓の稽古だけで、特別な鍛錬はしていないそうです。しかも伝統芸能を地味にしているだけでなく、バイクを乗り回し、様々なアーティスト、イベントでコラボをしている型破りの人です。
最後に大倉さんのソロ演奏がありましたが、響きと声が段違い(当たり前だけど)、これは世界の指導層の人たちも魅了するわけだと納得しました。
岡野先生もダライ・ラマと仏教の話をしたそうだし、何だかすごいところにいました。
しかも始まる前に、大倉さんと共に、ゲージツ家、クマさんこと篠原勝之さんがいきなりのっさのっさと神社にやってきたからビックリしました。クマさんはこの近くの町に工房を構えて住んでいるのですが、大倉さんの古くからの知人だそうです。私はお会いしたのは初めてでした。
クマさんも一緒に大鼓講習会に参加です。一緒に奉納演奏したことになりますね。
私は以前からクマさんや仲間の人たち(深沢七郎さんや南伸坊さん、赤瀬川源平さんなど)の本も好きなので、講習会終了後、早速ご挨拶してその話をクマさんにしたら、ある本の中身の言葉を少し間違ってしまい(だって緊張してんだから)、
「おまえ、いい加減だな、甘いぞ、山梨の者は民度が低い!」
といきなり一喝されました。口が悪いおっさんでした。ファンなんだからもっと優しくしてくれるかと思ったらといきなり怒られた。でもニコニコして、名刺交換させていただき、実にラッキーでした。
ブログで少しこの会のことを書いてくれています。2015年8月1日のつぶやき
コスモスセラピーと少し離れてしまいましたが、実に密度の濃い時間を過ごさせていただきました。
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