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September 21, 2015

心理臨床学会アドラー自主シンポ成功!

 前々記事でご案内の通り、9月18日(金)日本心理臨床学会第34回秋季大会(神戸国際会議場)でのアドラー心理学の自主シンポジウム「「アドラー心理学をいかに臨床活動に取り入れるか-心理臨床をアドラー心理学的に語るには」を無事、成功裏に終わらせることができました。

 30名近くの方が参加してくださいました。本学会で初めてアドラー自主シンポをしたときに比べると格段の多さです。「嫌われる勇気」を読んだ人が半数近くいて、アドラー心理学を知る人が本学会員でも少し増えていることを感じました。

 私は、企画趣旨説明と簡単なアドラー心理学の説明、臨床現場で利用できるアドラー心理学的ペアレント・トレーニングと読書療法の紹介を行いました。昨年からのアドラーブーム、さらには、ここ10年くらいの星一郎先生や岩井俊憲先生らの努力により、気がつくと現在、様々なジャンル、人々に向けてのアドラー心理学本が充実しています。認知行動療法のセルフヘルプ本が臨床界では注目されていますが、実は「普通に健康に生きる」にはアドラー心理学に勝るものはありません。そんな本の臨床への使用経験について少し紹介させていただきました。

 続いて鈴木義也先生(東洋学園大学)はユーモアたっぷりに、アドラー心理学を使って良いこと、悪いこと(?)を話されました。興味のある人は面白いので直接聞いてください。

 最後に八巻秀先生(駒澤大学、やまき心理臨床オフィス)は「私的アドラー心理学的臨床生活への取り入れ方」として、自らのアドラー心理学歴と臨床と思想の関係について熱く論じてくださいました。

 フロアからは、アドラー心理学と森田療法との類似性を指摘されたり、医療機関でアドラー的ペアトレを使うにはどうすればいいか、といった専門的な質問がありました。

 最後に午前のポスター発表で勇気づけの研究を発表された浅井健史先生(立教大学)から、コミュニティー心理学の立場からコメントをいただきました。

 日本一会員数が多いと言われる本学会でアドラー心理学は小さな灯でしかありませんが、公認心理師法案も通ったことだし、これからもアドラー心理学は臨床でも使えるよ、ということはアピールして、心理臨床界で存在を示したいと思っています。

H27918

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