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February 14, 2016

6つのチャンネル

 2月13日(土)は山梨県学校臨床心理士委員会の主催による研修会に参加、というより、私は同委員会の委員長なので開く側です。スクールカウンセラーや教員、約30人が参加してくれました。
 講師は山梨のスクールカウンセラーで、かけい臨床心理相談室をしている掛井一徳先生。掛井先生は地元の臨床だけでなく、被災地支援や海外の障害児支援など非常に積極的に活動している人です。キャラクター的にも大変楽しい方です。
 
 しかも掛井先生は富木流合気道というのを長年修練していて、武術家兼臨床家としても話が合うので、私は以前から親しくお付き合いをさせていただいています。ブログも「臨床心理学と合気道の接点」をしています。私と似ているでしょ。
 
 今回は掛井先生から、イスラエルで子どものトラウマケアとして開発されたBASIC-PHというアプローチを学びました。
 6つのチャンネルを仮定することで、その人の優位なチャンネルにアプローチしていくものです。6つのチャンネルとは、
 
 B(belief):信念  A(affection):感情  S(social):社会  I(imajination):想像
 C(cognition):認知  Ph(physical):身体
 
 です。私たちはものごとを体験し、意味づける時に、このどれかの、あるいはいくつかのチャンネルが優位になって働いているといいます。そのための観察ポイント、見立て方を教わりました。
 
 アドラー心理学やNLPの感覚タイプにも似て、またさらに包括的で、クライエントとラポートを作り、介入のポイントを探れる、なかなか実践的で使える方法と思いました。まだ日本ではほとんど知られていません。
 
 ちなみ私は「信念のチャンネル」と「想像のチャンネル」「身体のチャンネル」が優位だと思いました。講義後、委員の人たちと掛井先生でそれぞれのチャンネルを見つけ合って楽しかったです。
 
 共感とは「相手の関心に関心を持つこと」ですが、ただ傾聴しようとするだけでなく、相手がどのような世界に住んでいるかを積極的に推測することは、共感のためにとても大切です。
 このアプローチは臨床でも教育でも、これから有望だと思いました。
 

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