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April 18, 2016

クラプトンを見てきた

 17日は横浜の日本支援助言士協会で「自己理解」というテーマの講座を担当しました。
 支援者は自分をできるだけ正確に知ることが良い支援につながる、あるいは間違った支援を防ぐことにつながるという主旨ととらえて、自分なりに組み立てて講義をしました。
 
 自分にとっても初めての試みで、いろいろな心理学のワークを組み合わせてみましたが、支援助言士を目指す方の参考になれば、と願っています。一応それなりに楽しくはできたとは思います。
 
 その前日は仕事の後、なんとエリック・クラプトンのコンサートに行きました。日本武道館です。
 
 今回は「最後の来日コンサート」と噂されていたので行ったのですが、実は私はクラプトンの生を見るのはこれが初めてです。
 
 私はクラプトンの曲は好きですが、別にクラプトンの人生とともに歩んだようなコアなファンでもマニアでもなく、ギターのこともよくわかりません。ヒット曲しか知らない、いうなれば「ミーハー」です。アルバムだってベストしか持ってないし。
 でもだからこそ「これが最初で最後の出会い」と期待して行ったのですが、確かに演奏自体は素晴らしいと感じる時もありましたが、ちょっと拍子抜け、「?」と思ったのは否めませんでした。
 
 たった1時間30分ほどのコンサートで、クラプトン以外のバンドの人が4,5曲歌って、アンコールも1曲、しかも他の人がほとんど歌っただけ。
 いきなりパッと会場の電気が点くと「あれっ」という表情を周りの人もしてました。私の隣のカップルは顔を見合わせて、「…終わったみたいだね…」とすっきりしない感じ。
「レイラ」も「Change the World」も「Tears in Heaven」もなく、その筋の人によると「ブルース大会」だったとか。立っている人はほとんどいなくて、こんなものなのかなあという感想でした。
 
 ネットで感想を散見するとやはり賛否あって、否の方が多そうでした。
 
 賛の人は、「ファンに媚びない」ことを称えている方が多いようですね。ただ、ミーハーでもファンでも一生に一回しかコンサートに行けない人もいるわけで、少しは媚びてほしかった、とっても耳になじんだ曲を生で聴きたかったなあ。 これが最後なら特に。
 
 まあ70のおじいちゃんにあまりわがままを言ってはいけないのか。
 
 面白かったのはクラプトンは三本線のジャージ(アディダス?)を履いて、えらいラフだったこと。「引っ越しに張り切るお父さんみたい」というブログ記事もありました。
 
 臨床家的には、彼は「偉大なるダメ人間」といわれるほどの人生で、薬物・アルコール依存症からの回復者であり、息子さんの事故死という喪失体験から立ち直った人だから、理解してあげたいところもありますが、今回私は客ですから少しは不満も言わせてください。
 
 なんかスッキリしないで家路についたのでした。
 
 クラプトンはたくさん来日していたのだから、もっと前に見ておけばよかったな。            

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