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June 01, 2016

『児童心理』にアドラー関連2本掲載!

 現在発売中の『児童心理 2016年6月号』(金子書房)にアドラー心理学関連の記事が二つ掲載されています。
 
 一つは、拙編著『スクールカウンセリングのためのアドラー心理学入門』(アルテ)の書評です。書いてくれているのは、山梨の仲間でクラス会議の実践者、小学校教師の佐藤丈先生です。
 
 著者たちは一様に「あなたがあなたらしく生きる勇気」を説く。その「あなたらしさ」こそ、ライフスタイルであり、それをどう使って生きるかをクライアントとともに探る過程が、試行錯誤が、まことに正直に書かれている。等身大のカウンセラーがその人らしく語り掛けてくれるのである。 p127
 
 佐藤先生、ありがとうございました。
 
 もう一つはその本の分担執筆者である舩木紫音先生(東京都公立学校スクールカウンセラー)の「失敗を恐れる子」というタイトルの記事。『スクールカウンセリングのためのアドラー心理学入門』で先生が書いた内容を発展させた感じで、アドラーやエリクソンを通して事例を語っています。
 
 本号のテーマは「チャレンジする子を育てる」。
 
 チャレンジと勇気は関係があるのは間違いないでしょう。最近は子どもたちがリスクを冒したり、チャレンジをためらうことが多いとはよくいわれます。自尊心が低く、失敗を恐れる傾向が強く、海外の子どもたちとの比較研究ではその違いは顕著だといわれます。
 
 なぜ、子どもたちはチャレンジをためらうのか、どのようにアプローチしたらよいのか、教師、研究者、心理士らによる様々な角度からの記事が並んでいます。ざっと見ましたが、とても興味深い内容です。
 
「草食系」という言葉があるように、確かに実感としては私もそう感じますが、単に子どもの要因に帰するのでは子どもたちにかわいそうで、社会的、環境的要因も大きいとは思われますが、現場ではアドラー心理学もこのテーマには貢献できることが多いと思います。
 
 なにより、自分が関わった本から新たに執筆者が生まれていくのはうれしい限りですね。
 

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