« ペルグリーノ博士に会う | Main | ダメンズアドレリアンの会 »

August 03, 2016

ブリーフサイコセラピー学会参加!

 7月29~31日まで、六本木の東洋英和女学院大学大学院で開かれた日本ブリーフサイコセラピー学会第26回大会に参加していました。
 
 カウンセリング、セラピーが上手になりたければ、最新のセラピー動向を知りたければ、絶対に来た方がいいところと私はいつも思っていて、人にも勧めているところです。今年もとても刺激を受けました。
 
 29日(金)はワークショップの日。今年はブリーフセラピーだけでなく、フロイト、ユング、アドラーの入門講座、認知行動療法、人間性心理学、臨床動作法、オープンダイアローグなどがありました。まさに新旧そろい踏みです。
 
 アドラー心理学は鈴木先生が担当してくれたので、私は「トラウマ関連障害とパーソナリティ障害への人間性心理学ー彼らの「自己」をどう信じるか?向き合うか?」というタイトルに惹かれて受講しました。
 
 講師は杉山崇先生(神奈川大学)。先生は山梨英和大学にいたこともあり、お名前は存じ上げていました。なかなかイケメンで柔らかい雰囲気の先生で、山梨でも学生の人気があったそうです。
 私は先生のご著書が基礎系や認知行動療法系が多いのでそちらの方かとばかり思っていたら、実は人間性心理学ベースの人だったことを初めて知りました。ロジャーズの村瀬孝雄先生の弟子だそうです。
 人間性心理学から基礎系と非常に幅の広い先生でした。先生のHPもとても面白くて勉強になります。
 
 私は先生のご著書を持っていたので持参して、サインしていただきました。
 
 人間性心理学といえば、ロジャーズ、マズロー、エリス、ロロ・メイ、フランクルなどですが、実はみんなアドラーの影響を強く受けています。杉山先生もアドラーに言及していました。
 
 人間性心理学は、セラピストとしてのとても重要な人間観、姿勢を教えてくれています。エビデンス系が強い昨今の流れの中で、セラピーの原点を考えるときに、人間性心理学が改めて注目されるかもしれないと思いました。
 
 30、31日は気になった発表やシンポジウムを渡り歩きました。エリクソン催眠や集団認知行動療法などの発表を拝見しました。
 その中でアドラー心理学に関する発表が2つありました。
 
「家族の死を経験した女性の復職までのプロセス-ナラティブとアドラー心理学」
 発表者:伊勢智子(やまき心理臨床オフィス)
 
「アドラー心理学による『課題の分離』の臨床適用について」
 発表者:久保田将大(東京都社会福祉事業団石神井学園)
 
  若手臨床家、研究者によって、心理臨床界でも少しずつアドラー心理学が浸透していくことになりそうで、ロートルとしてはうれしくなりました。
 
 

|

« ペルグリーノ博士に会う | Main | ダメンズアドレリアンの会 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81571/64007284

Listed below are links to weblogs that reference ブリーフサイコセラピー学会参加!:

« ペルグリーノ博士に会う | Main | ダメンズアドレリアンの会 »