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November 12, 2016

マインドフルネス学会に参加

 新アメリカ大統領トランプのことが面白すぎて大分中身を忘れてしまいましたが、6日(日)に早稲田大学で行われた日本マインドフルネス学会の感想を少しだけ書きます。
 
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 私は学会員でも研究者でもありませんが、純粋に好奇心で行きました。そしたらある大学の臨床心理士(人間性心理学、認知行動療法がご専門)の先生ともばったり会って、その先生も好奇心で覗きに来たとのことでした。このご時勢、他にもたくさんいたかもしれません。
 
 当日は早稲田祭でキャンパスはたくさんの人でごった返していましたが、会場もけっこうな人がいて、私がざっと見た感じでは300人はいた感じです。さすが、今最も注目されているだけはあります。
 
 基調講演ではNHKの科学番組などでマインドフルネス瞑想の紹介をよくされている熊野宏昭先生(早稲田大学)がお話しされていました。「あの先生だ」とお目にかかれてミーハー感覚でうれしかったですね。
 
 昨今のマインドフルネスの流行りぶりに、先生方は率直にうれしく思いながらも、一過性のものに過ぎないとクールにも受け止めていて、地道に研究、実践しようという姿勢に学会全体が貫かれているようでした。なんかいい感じでした。行動科学、脳神経科学ベースでの研究が中心でしたね。
 科学的な話を聞いていると、みんな、頭が良さそうでうらやましい。
 
 シンポジウムなどでよく聞かれたワードは、「デフォルト・モード・ネットワーク」とか「マインド・ワンダリング」でしたかね。最近話題の研究テーマのようです。
 
 最後のシンポジウムが「マインフルネスと身体」というテーマで、空手や太極拳をやっている湯川進太郎先生(筑波大学)がシンポジストで出ていて、私はそれも目当てでした。
 湯川先生は『月間 秘伝』(BABジャパン)でも武道と心理学に関する連載をされていますが、他のシンポジストが心理学や脳科学の話をする中で、完全に趣味に走ってご自身の武道体験を軽妙に話されいて楽しかったです。
 
 先生は「武術 + マインドフルネス = 武道」と説明していました。武術論、武道論はいろいろあるけど多くが思想的、哲学的なニュアンスが濃く、心理学を加味するとすれば、最も妥当な図式だと私も思います。
 先生は心と身体、武道に関する研究会も開いるそうで関心はあるけど、ここから筑波は遠いからなあ。
 この学会で身体、特に気功や武道の話が出るのは初めてだったそうです。瞑想の研究には当然避けては通れないテーマなので、これから本格的に研究する人が出てくるかもしれません。
 
 なんか、未来のありそうな予感がする勢いを感じる学会でした。
 
 私的には前々記事にある通り、母校の早稲田祭を30年ぶりに見られた懐かしさや知識のインプットや時にマインドフルネスになったり、なかなか充実した1日となりました。
 

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