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February 22, 2017

共同体感覚の使い方

 遅ればせながら先週のドラマ『嫌われる勇気』を観ましたが、こちらも慣れたのもありますが、全体になじみやすい感じで、これなら多くの人が受け入れやすいんじゃないかと思いました。やはり色恋っぽいのが入ると、これまでの堅い感じから俄然雰囲気が変わりますね。
 
 私も庵堂蘭子みたいなツンデレ女子が好きです。
 
 ドラマの完成は日本アドラー心理学会の抗議の前だろうから、こういう流れのつもりだったんでしょう。やはり早まったんじゃないかな。まあ、気に入らない人は最後まで気に入らないでしょうけど。
 
 フジテレビは「このままいく」と決めたみたいだから、それでいいと思います。一応「参考にします」とはして、何らかの「色」を付けるかもしれませんが。岸見先生たちと対応を話し合ったのだろうか。
 
 ちなみに、先日なんとある週刊誌からこの件について私に取材依頼がありましたよ。ただ、最近はいろいろなニュースがあるので、紙面構成が変わったとかで流れましたが。ちょっとホッとした。世間はいくらか注目しているのですね。
 
 共同体感覚は、私の理解では、相手と関わる時の「作業仮説」みたいなもので、これを使うことで相手と仲良くなったり、信頼関係を築いたり、援助しやすくなるためのもの、相手からするとこれをきっかけに成長するためのものであり、けして他者を判定したり責めるためのものではありません。
 そもそもそれができるだけのきっちりした概念ではないのです。
 
 わたしが、庵堂蘭子に共同体感覚はあるか、で軽く示したように、ちょっと考えても全く違うアドラー心理学的解釈ができるのだから、共同体感覚を批判の根拠にしたとしたなら脆弱そのものです。
 
 だから、気に入らない人たちは内輪で文句を言い合っているか、SNSで「いかがなものか」と騒いでいればよかったのですよ。発言はもちろん自由ですから。私もそのつもりで好きなことを言っています。
 
 

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