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March 16, 2017

ゲートキーパー養成講座

 3月8、15日と2回、山梨県笛吹市役所で行われた「ゲートキーパー養成講座」で講師をしました。
 
 ゲートキーパーとは専門職というより一般の人で、自殺のリスクのありそうな人に声掛けしたり、自殺の相談を打ち明けられた時に適切に対応できるような人です。自殺予防対策の一環として、最近各自治体で開いているようです。
 
 今回は笛吹市役所の職員、約50人が参加してくれました。職種は行政から土木、福祉など様々でした。
 
 内容はできるだけわかりやすくなるように努めましたが、最近の自殺研究の成果と認知行動モデルによるメンタルヘルスの説明、対応法として、もちろん傾聴と、これは私独自の部分かもしれませんが、アドラー心理学の勇気づけを入れました。
 
 こういう研修は、先ず第一に傾聴の重要性がうたわれて、それはその通りですが、ではその後どうコミュニケーションするかというところが意外に足りない気がしていました。
 
「安易な励ましはいけない」とテキスト等にはありますが、ではどうするか。一般の人は(専門家も)、話を聴いた後に何も話さないでいることは難しいでしょうし、助言の仕方も途方にくれるかもしれません。
 
「適切な励まし(encourage)」が必要なのです。
 
 そのような時に、アドラー心理学は励まし(勇気づけ)について本質的なところから考えていて、しかも普通の人にもわかりやすいのではないかと期待できます。
 
 幸い講義自体は好評だったようで、お役に立てればうれしいです。

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