« ドラマ『嫌われる勇気』終了 | Main | 木村政彦の強さの秘密 »

March 21, 2017

アドラーネット山梨と朝カルでお話し

 先週末、17日(金)は山梨のアドラー仲間でやっている、アドラーネット山梨で私が話をしました。話題提供者は大体いつも持ち回りでやるのですけど、今回はご要望があって、マインドフルネス瞑想についてでした。
 
 今、アドラー心理学以外にメンタルヘルス分野で話題の中心はマインドフルネス瞑想、本ブログでも度々言及してますし、アドラー心理学関係者、武道関係者にも最近取り組んでいる人が増えています。
 
 瞑想をわかりやすく技法化、大衆化しており、確かに意外に取り組みやすいし、仏教のベースがある(と一応なっている)日本人には向いているのかもしれません。この勢いは当分続きそうです。
 
 私の知っている範囲で、マインドフルネス瞑想とその背景のアメリカにおける仏教文化の受け入れ過程と具体的なやり方について話して実習しました。
 
 最近認知行動療法が急に瞑想を取り入れたかのような印象を普通の人は持つと思いますが、70年代から連綿と続く東洋思想のアメリカ流入の歴史とこれは不可分なはずです。
 最初はヒッピーなどによるカウンターカルチャーから人間性心理学を中心としたヒューマン・ポテンシャル運動で瞑想がワークに取り入れられ、やがてカリフォルニアを中心としたニューエイジやニューサイエンスと呼ばれる知的潮流になり、トランスパーソナル心理学の勃興がありました。そして瞑想がアメリカ社会で大衆化される中で、より地に足をつけた研究者たちが、瞑想の効果に気づいて臨床技法になっていったのだと思います。
 アドラー心理学的にいうとマインドフルネス瞑想は、絶えず私たちの心の中で働いている優越性追求や劣等感にまつわるあれこれの思い(マインドワンダリング)に対して、よい中和剤になると思います。自己概念というか、目標を目指してあくせくしている自分をメタレベルで見通したり、劣等感にとらわれないマインドを育てるにはよいかもしれません。
 
 3月18日(土)は神奈川県藤沢まで出張って、朝日カルチャーセンター湘南教室で、「アドラー心理学入門」をやりました。2時間という短時間でしたが、多くの受講者が『嫌われる勇気』を読んでいたので理解が早く、簡単なワークをやりながら和気あいあいと進めることができました。
 
 この続きは6月に予定されています。
 朝日カルチャーセンター、通称朝カルは、実にいろいろな講座があって案内を見るのも楽しいです。私の地域にあったら、是非受講してみたいものがいくつもあります。その中にアドラー心理学が入るようになって、本当にうれしいですね。
 

|

« ドラマ『嫌われる勇気』終了 | Main | 木村政彦の強さの秘密 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81571/65048131

Listed below are links to weblogs that reference アドラーネット山梨と朝カルでお話し:

« ドラマ『嫌われる勇気』終了 | Main | 木村政彦の強さの秘密 »