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April 02, 2017

『英語でたのしむ「アドラー心理学」』

 アドラー自身の著者を英語の教材にした面白い企画です。
 
 
 岩井先生をはじめ何人かのアドラー仲間がブログで薦めていたので、英語の勉強のつもりで買いました。
 
 考えてみれば、これまで「アドラー心理学」の英語文献はたくさん読みましたが、アルフレッド・アドラー自身の言葉を直接英語で読んだことはあまりありませんでした。古くは高尾利数先生、最近は岸見一郎先生の名訳があったから、基本文献はそれで十分と感じてましたからね。わざわざ原書を見ないです、持っていても。
 
 だから翻訳されていない本や論文をいくつか目を通したくらいかな。
 
 本書を読んで、「アドラーの英語って簡単じゃん」と思いました。
 
 本書で引用元にしている What life could mean to you はドイツ語を母国語とするアドラーが初めて英語を使って書いた著書なので、非常にわかりやすく、ストレートに理解することができると著者は言います。確かにそうだと思いました。
 著者の訳と解説付きだから、高校生ぐらいの英語力があれば大丈夫だと思います。
 
 著者は特別アドラー心理学を学んだわけではないようですが、アドラーの言葉に感動し、独自にアドラーの著書から学び、人生の指針にしてきた英語教育学者だそうです。大学院では心理学を専攻し、心理学の理論を応用した英語教育を研究されていて、NHK教育テレビの講師も務めたことがあるそうだから、知っている人もいるでしょう。
 
 こういう人もいるのですね。
 
 アドラー心理学の隠れた影響を見つけることができました。
 
 これからもっとアドラー自身の言葉に親しもうと思いました。
 

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