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August 21, 2017

オープンダイアローグを学ぶ

 先週末はまた旅に出ていました。
 
 その間、ヒューマンギルドの岩井俊憲先生が、8月1日に出た拙共著『臨床アドラー心理学のすすめ』(遠見書房)をご自身のブログで紹介してくれていました。ここでも紹介した山口麻美さんの『アドラー臨床心理学入門~カウンセリング編』(アルテ)と共にです。
 
 
 岩井先生、ありがとうございます。
 その影響か、Amazonの臨床心理学・精神分析部門で500位前後だったのが、昨日は42位までいったみたいです。自分で言うのもナンですが、なかなか充実した中身になっているので、ロングセラーになってくれるとうれしいです。
 
 8月18、19日(金土)はつくば国際会議場に行き、日本家族研究・家族療法学会第34回筑波大会に参加しましました。
 
 最近の心理臨床界隈で話題沸騰のオープンダイアローグを学ぶためです。
 今大会、ひきこもりで有名な精神科医・斎藤環先生(筑波大教授)が大会長で、著書も呼んだことがあるし、テレビに出たのも観たことがあるので、「あの斎藤先生を見てみよう」とミーハー気分もありましたね。
 その斎藤環先生は、もっぱら精神分析学中心の臨床家、評論家でラカンなんか盛んに引用していたのが、最近はオープンダイアローグにすっかりはまっているご様子です。今やオープンダイアローグの旗振り役になっています。
 
 なにより今回は、オープンダイアローグの開発者であるヤーコ・セイックラ先生がフィンランドから来日するというので、ご尊顔を拝むために筑波まで行った、というのもありました。
 そのセイックラ先生の基調講演を聞くと、穏やかな淡々とした印象の人で、北欧の人とはこういう感じかという勝手なイメージを持ってしまいました。とてもいい感じです。
 
 WSでは、参加者の前でオープンダイアローグのロールプレイがあり、セイックラ先生もセラピスト役で登場し、なんと斎藤環先生が患者役で、なかなか面白かったです。現場の雰囲気が感じられました。
 対話によって統合失調症を治そうという、画期的なオープンダイアローグに、今多くの臨床家、研究者が注目している理由がわかりました。臨床のエッセンスがそこに詰まっているのです。
 私も改めて、そのベースにあるナラティヴ・セラピーやリフレクティング・トークをしっかり学んでみたいと思うようになりました。
 
 8月20日(日)は昭和女子大学に行き、第22回学校臨床心理士全国研修会に参加。全国からスクールカウンセラーが集まったので、大きな講堂はいっぱい。大変な人数でした。
 
 その中でアドレリアンは私と、会場で偶然会った橋口さんだけだったでしょう。彼のブログにある通り、昼休みと帰り道に会ってよもやま話をしました。
 
 酷暑と不順な天候と目まぐるしい天候の夏で、私も出かけることが多くて少々ばて気味ですが、充実した学びの夏になりました。
 
 

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