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August 29, 2017

トランプとバノンの戦い

 多くの人が気づいていると思うけど、安部内閣、安倍首相が危なくなると不思議に北朝鮮のミサイルが発射されます。なんででしょうね。今朝からのテレビの騒動は見れば見るほど、しらけました。
 
 先日、トランプ大統領の盟友で側近のバノンが首席戦略官を解任されたという報道がありました。早速、トランプ政権の崩壊は近いとか、追い詰められていると日本のマスコミははやし立てていました。
 国際情勢やアメリカ政治は複雑すぎてよくわからないのですが、日本の報道はおそらく全く間違っているでしょう。なにせ昨年、ヒラリー・クリントンを推し続けて、当時のトランプ候補をdisり続けてあの結果、赤っ恥をかいたくらいですから。
 
 田中宇さんの分析が興味深いのでメモします。
 
【2017年8月21日】 トランプ政権は、(1)貿易や外交の分野での覇権放棄・貿易圏潰し、(2)国内経済のテコ入れ、政権維持策としてのバブル延命、(3)米国社会を分裂させて支持基盤を拡大、の3つの戦線をたたかっている。今回は、共和党に阻止されている(2)を進めるためバノンが辞任し、バノンは政府外に戻って(3)の推進に注力することにした。(1)は、バノンがいなくても進められる。(2)が失敗して今秋、米政府閉鎖や金融危機が起きると、トランプの人気は下がるが、米国覇権の衰退に拍車がかかり、トランプやバノンの目標である米覇権の解体が進む。
 困ってしまうのは、どっちかと言うとリベラルの私は、アメリカのリベラル勢力を推すとその背後の軍産勢力を支持するのと同様になってしまうことです。まあ、私がどっちを推しても関係ないけど、心情的には軍産とイスラエルを推すのは嫌ですね。
 
 それにしても自国を分裂させることは一見とんでもないことのようでいて、米国の覇権を潰させ、軍産と戦うことになるという、なんとも高度な戦略です。

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