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October 30, 2017

オープンダイアローグとアドラー心理学

 10月28日(土)の午後、埼玉越谷の文教大学で、日本臨床・教育アドラー心理学研究会の研修会が開かれました。折しも2週連続の台風接近で、雨の降りしきる中、50人超の人が来てくれました。
 
 研修のテーマは、昨今心理臨床、精神医療分野で最もホットな話題のひとつ、オープンダイアローグです。
 
 北欧のフィンランドで生まれたオープンダイアローグはある特殊な対話の仕方により、統合失調症の治療に画期的な成果を上げて、関係者を驚愕させました。アドラー心理学と直接の関係はないようですが、その実践の方法、考え方は驚くほどアドラー心理学と共通点があるのは、両者を知っている者にとっては自明のことです。
 
 しかし、これまでそれについて公に言挙げしたものはありませんでした。
 そこで当研究会がまず先鞭をつけようと試みたのが、今回の研修会です。
 
 講師は、両者について長年研究し、通暁している八巻秀先生(駒澤大学教授、やまき心理臨床オフィス)。これ以上ない人材です。
 
 言語と心理療法の関係、社会構成主義など高度なことをわかりやすく説いてくれ、リフレクティブ・トークなどの楽しいワークを織り交ぜて、あっという間に時間が経ってしまいました。私も主催者なのに楽しく参加していたら、うっかり写真を撮り忘れてしまった。
 
 普通、オープンダイアローグの研修では医療・心理関係者が多いと思いますが、ここは教育関係者が多かったので、この新しいアプローチがアドラー心理学と共に伝わったのは、本当にいいことだと思います。
 
 実は八巻先生、前日の27日は山梨に来県され、私の前職場、山梨県立北病院主催の「子どもの心に関する講演会」に登壇されていたのです。こちらも医療、福祉関係者や不登校などの保護者、教員など100人も集まり、盛況でした。この時はもっぱらアドラー心理学でした。
 
 私は2日連続で八巻節に浸ったことになりますね。

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