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October 16, 2017

田中宇氏と副島隆彦氏を見る

 10月15日(日)、東京の田町の建築会館ホールというところに行きました。
 
「第38回副島隆彦を囲む会主催定例会」に参加するためです。
 
 今回は副島先生だけでなく、ネット・ジャーナリズム界の超有名人、国際情勢解説者の田中宇(さかい)氏が登場するというので、ナマのお二人を見られるということで、多忙ではありましたが思い切って上京しました。
 
 私は政治、経済の動向を知る時には、先ず必ずお二人のサイトをチェックします。とても参考になるので、本ブログでも何度も引用させていただいてきました。 「田中宇の国際ニュース解説」の読者は17万人にもなるそうです。
 
 おりしも総選挙の真っ最中、北朝鮮やトランプ政権の行方など、喫緊の課題だらけの現在、会場は400人もの参加者で、ほとんど満員でした。やはり泥臭い政治経済がテーマですから、8割、いや9割近くが男性でしたね。女性中心のアドラーや心理系とはまるで客層が違うのが面白かった。
 
「海外記事を20年、どのように読み解き、分析してきたか」というテーマ。
 
 田中氏の記事を読むと、その対象の広さ、分析の深さから、「この人、只者ではない」という思いが誰しもわいてくるものです。私もどのような人物か大変興味がありました。
 
 進行役の方(副島先生の一番弟子、中田安彦氏)がみんなを代表する感じで、どうやって情報収集して分析しているのかを質問してました。
 
 田中氏はどこのサイトを見て、どのタブレットやツールを使って、とかいろいろ一気にしゃべってましたが、さすがプロの仕事ぶりと感心する以外に、私には全くわかりませんでした。1時間に10~20本くらいの論文、記事を読む、ということぐらい。
 
 とにかく、頭の切れるすごい人だな、と改めて確信しました。性格的にも嫌みがないというか、政治や陰謀論の世界にいそうな奇妙な雰囲気はまるでありません。好きなことだけ(情報収集と分析)をしていれば幸せ、という生き方をしている人のようです(ご本人が言っていました)。
 私はご本人が見られて満足です。
 
 肝心の中身ですが、政界暴露話は大変面白かったけどこの時期は公選法とかに引っかかりそうだからやめておきましょう。講演、対談、講演と午後1時から5時まででしたから、大変濃かったです。
 田中氏のレジメの一部です。
 トランプは、ニクソン、レーガン以来の隠れ多極主義の政権である。北朝鮮、イランなどに対して過激な敵視策をとり、中露欧などが米国抜きの多極型世界を体制を作りたくなるように仕向けている。・・・(中略)・・・トランプは民主党が強い対抗馬を出せない限り2期8年続く。その間に、中東、欧州、朝鮮半島などが、米国の覇権下から外れていく。
 
 副島先生は、これからの世界を仕切るのは、トランプ、プーチン、習近平であり、それを「第2次ヤルタ体制」と呼んでいたのが印象的でした。日本は全く蚊帳の外です。
 
 田中氏の最新記事で、この近現代の歴史の構造が総括されています。「資本と帝国の戦い」で世界は動いてきたし今もそう、という視点で、私にはとても興味深かったです。是非、お読みください。

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