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April 17, 2018

早期回想を極めんとする2日間

 本ブログでも何度かお知らせしてきた、アメリカの代表的アドレリアンを招聘したワークショップ「アドラー心理学の基礎と実践-早期回想の理解と治療的アプローチ」が、14日(土)15日(日)と駒澤大学深沢キャンパス(くしくも苗字と同じですが、縁もゆかりもないです)で開かれました。
 
 すでに岩井先生がブログで詳しく報告してくれていますし(私への謝辞まで入れてくれて)、何人もの参加者がFBで感想を述べてくれているので、ここでは詳しくは述べません。是非、ご確認ください。
 
 主催者側の一人の私としては、週末は雨風が激しいという予報もあったので、とにかく無事開催できてほっとしています。
 
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 マリーナ・ブルヴシュタイン先生は、昨年、一昨年とミネソタでお会いしましたが、ゆったりとした穏やかな雰囲気ながらも、アドレリアンとしての芯の通った佇まいの方でした。参加者はみんな魅了されたと思います。
 
 懇親会では、特に女性参加者に囲まれていましたね。
 
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 対するアーサー・クラーク先生は高身長で一見迫力ある米国人という感じですが、実は大変ユーモアのあるチャーミングな人でした。しかし参加者からのボランティアから聞いた早期回想を扱う様子は、予想通り圧巻でした。私にとって、とても素晴らしいモデルになりました。
 
 そして以前ここで紹介したご著書『Early Recollections』にサインをしていただきました。家宝にします。
 
 この二人が交互に、時に掛け合いしながら講義は進みました。一人のカリスマ講師のパフォーマンスで聴衆を巻き込むようなスタイルとは全然違いました。
 
 面白いと思ったのは同じアドラー派でも、お二人が見解の違いがあればそれを堂々と述べて、認め合っているところ。
「早期回想のここは私はこう思うが、マリーナは違うようだ」と言いながら、お互いに尊重し合っているところを見せてくれました。その雰囲気がいい。「その人にとって役に立っていればそれがよいアイデアだ」という考え方が伝わってきました。
 目の前で対話的な姿を見せてくれるのが実にアドラー的だし、最近の心理臨床界のトレンドでもあるし、とてもよいあり方だと思いました。
 
 参加者に配られた研修証明書は、英文でマリーナ先生がいるアドラーユニバーシティーのサポートが明記されていて、和紙にプリントされたとても素敵なものになりました。これは山梨の仲間の佐藤丈さんが丁寧に作ってくれたものです。
 
 たくさんの、さまざまな立場の人の協力によって実現したワークショップです。皆さんに心から感謝を申し上げます。
 
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