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May 01, 2018

『中1ギャップと不登校』

 世間はゴールデンウイークだというのに、私は5月3日から6日まで研修会場に缶詰めです。
 
 今、全国の心理屋さんがあちこちで受けている、現任者講習会です。公認心理師の第1回国家試験の受験資格を得るために、私のような現場でやってきた者には必須の研修会です。
 
 私が参加する講習会は、午前9時から午後7時まで、みっちりあるようです。午後8時半までなんて日もある。
 
 まったく遊べそうもない。
 
 多動の私には、まったく動けず1日過ごすのは拷問に等しいのではないか。
 
 ああ、今から憂鬱。
 
 そんな公認心理師の勉強と並行して進めているのが、不登校のアドラー臨床本。何とか今年中に出したい。
 アドラー心理学に限らず、いろいろな文献をあたっていますが、現場の先生や臨床家の様子がよくわかるのが、
 
 
 入学して1か月がたって新入生たちは様々な思いを抱いていることでしょう。
 私もスクールカウンセラーとして勤務先の学校で、中1生の全員面接を始めたところです。本書も参考にして進めたいと思います。
 
 中でも面白かったのが、認知行動療法で著名な神村栄一先生(新潟大学)の記事(「中1ギャップの正しい理解と対応」)。
 
 集団の中でのいじめの機能を「実利」「制裁」「集団の興奮」「個人の保身」の4つに分けて対応法があるのも参考になりますが、「中1ギャップ」の他に「中2スロープ」という言葉を提案しえ要るのが興味深かったです。
(引用開始)
 
「中2スロープ」は筆者の造語でwebで検索しても0件である。徳川家康が残した言葉に、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」というのがある。筆者には、中学2年の1年間に、「重荷を負うて『勝負の中3』までの長い坂道を登る」のイメージがある。
 
「壮絶な仲良し関係獲得バトル」の末に獲得した居場所がクラス替えで失う。部活動は活躍できたらできたなり、できないならそれなりに、楽しさよりも負担が大きくなる。学習内容は難しくなり、英語や数学など一度苦手になると回復が困難な科目を中心に自信を失いかける。 p34
 
(引用終わり)
 まったくそうですね。
 
 私も中2から中3には、好きな女の子のこと以外はあまりいい思い出がないな。
 
 
 

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