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May 12, 2018

公認心理師テキストにアドラー心理学が!

 公認心理師の現任者講習会を出た人はご存知だと思いますが、テキストにアドラー心理学の名前が出ています。
 
 
 例によって「劣等感」や「権力意志」とかではなく、「心理的アセスメントと支援方法」の一つとしてです。
 
Photo_3  
 
 Prochaskaの心理療法の行動変化の6つのステージ毎に、それぞれに適したアプローチが配置されています。
「アドラー派心理療法」は「熟考期」にあります。
 
「熟考期」とは「問題があることに気づいており、問題を克服しようと真剣に考えているが、まだ行動に移す決意はない」段階だそうです。
 別にアドラー心理学はそれ以外の段階でも使えますが、おそらくこれを作った研究者はライフスタイル・アセスメントをイメージしていたのかもしれません。
 
 その前の段階には動機づけ面接法や精神分析的心理療法など、その後には認知療法など現代の代表的な心理療法があるのが興味深いです。
 
 その中に、しかも国家資格の公認心理師のテキストにアドラー心理学を入れてくれたのは、大変ありがたいと素直に思います。
 
 と、喜んでばかりではいけませんね。
 
 晴れて公認心理師になった人たちが、
「では、支援にアドラー心理学を使ってみよう」と思っても、
「どこで学べいいんだ?」と迷われてしまうのは現状では必定だからです。
 
「アドラー心理学を学びたい公認心理師集まれ!」といえる場を作る必要がありますね。
 
 

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