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July 30, 2018

ブリーフサイコセラピー学会で京都へ

 先週末、7月27~29日と京都へ行っていました。

 日本ブリーフサイコセラピー学会第28回京都大会に参加のためです。場所は龍谷大学でした。この大学は著名なブリーフセラピーの先生が何人もいるところです。

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 会場の建物です。

 キャンパスは龍谷大学をつくった西本願寺のすぐ側にあり、和洋折衷の趣のある建物が多かったです。

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 この学会は効果的、話題性のある心理療法なら何でもありでとても開放的な学会です。今回もとても面白かった。

 折悪しく台風の接近中で開催を心配しましたが、無事に最後まで決行できてよかったです。

 覚えに参加したところをメモします。

 初日はワークショップ。
 「SCAT入門」というのに参加。
 SCATとは名古屋大学の大谷尚先生が開発した質的データの分析法です。サンプルが少数(1個も可)でも分析できる方法で、これはとても役立つように思いました。

 先生も大変個性的で厳しい人でしたが、微妙にユーモアがある人でした。

 2日目から発表やシンポジウム。

 ブリーフセラピーやナラティブ・セラピーのようないつもの内容に加えて、アドラー心理学関連の研究発表が2つもありました。駒澤大学の大学院生たちで、春のマリーナ・ブルヴェシュタイン博士、アーサー・クラーク博士の来日ワークショップで働いてくれた方々でした。着実に研究が進んでいるようでよかったです。

 他に基調講演「京言葉から考える日本語のコミュニケーション」で森山卓郎先生(早稲田大学文学学術員教授、京都教育大学名誉教授)の方言の伝播や京言葉の特徴の解説、シンポジウム「コミュニケーションが生み出す対人援助場面の相互干渉」での家族療法の大家・吉川悟先生(龍谷大学教授)の歯に衣着せぬ臨床の秘訣話など興味深い話満載でした。

 そしてシンポジウム「おもてなしの教育」での西尾久美子先生(京都女子大学)の舞妓さんの教育システム、京都花街の社会学の話が抜群に面白かったです。初めて祇園や先斗町の仕組みを知りました。

 そして夜の懇親会には、先斗町の舞妓さん、芸妓さんの4人が舞台に登場、素晴らしい舞を披露してくれました。会場は大盛り上がり。

 私も、舞台を降りて参加者にお酌をしたり歓談中の舞妓さんたちにここぞと近づき(すり寄り)、お話させていただきました。

 といっても何話していいかわからないので、踊りのすばらしさをひたすらコンプリメントして、武道家らしくどうやって体幹を鍛錬しているのかを質問しました。マニアックな質問にも舞妓さんは嫌がらず(内心は不明)、「踊りの型を通してどす(そんな言い方してないか)」などと日頃の様子を教えてくれました。

 しかもこの舞妓さん、たかさんというお名前(芸名?)と知り、同じタカつながりとうれしくなってひたすらそれを強調したりして、傍からは見苦しかったことでしょう。

 ツーショット写真も撮らせていただきましたが、ここではとても見せられない表情なので、FBにだけ上げました。

 ここは日本一楽しい学会なのではないだろうか。

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