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October 09, 2018

『進化教育学入門』

 実は私、けっこう動物好きで、小さい頃から動物園や動物番組が大好きでした。ペットも犬、猫、カブトムシやクワガタはもちろん、ウサギ、ニワトリ、蟻、鈴虫、コウロギ、金魚などいろいろ飼いました。

 動物番組といっても人と動物の交流を面白くしたバラエティではなく、アフリカや海などを長時間本格的にロケしたドキュメンタリーです。ここはNHK嫌いの私も、同局のスペシャル番組を大きく評価するところです。

 だから昔から動物行動学も好きで、最近は、進化心理学というのに注目しています。。

 動物としての人は、学習をするにも恋をするにも、どんな行動にも動物で働いている原理が当然働いているはずで、そこを外してはいけないと思うわけです。

 前記事の七沢研究所のスタッフと心の進化についての勉強中に勧められたのが、

 小林朋道著『進化教育学入門 動物行動学から見た学習』(春秋社)

 動物行動の原理から考えられる効率的な学習法が説かれているのですが、単なる勉強法というより、なぜ科学的知識を身につけるのが難しいのか、動物としての人の思考の在り方との齟齬を指摘しているところが面白かったです。

「動物行動学で学習の理論を統一する」のが本書の目論見です。

 著者は高校の先生から大学の先生になった人のようで、理科で工夫を凝らした授業をした様子が描かれていて、こんな先生だったら生物学が好きになっただろうな、と思いました。

 すごく説得力があり、勉強になりました。

 次回以降少しメモします(時間があれば)。

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