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January 03, 2019

謹賀新年&ユーミンと桑田さん

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 明けましておめでとうございます。

 今年もよろしくお願いします。

 本ブログはこれまで大体、中3日ペースで更新してきました。今年も大体同じ感じになると思いますが、小難しい心理学や武道だけでなく、より軽い、つぶやきの感じにもしたいと思っています。

 さて、去年の話ですが、大晦日の紅白歌合戦、ご覧になりましたでしょうか。

 近年まれに見る盛り上がりでしたね。新旧どのアーティストも素晴らしいパフォーマンスでした。その流れを受けながら、最後の最後、大トリのサザンオールスターズの「勝手にシンドバット」では、ユーミンのまさかの乱入で大盛り上がりでした。

 桑田さん、ユーミン、そして北島サブちゃんの奇跡のスリーショットで、昭和、平成が凝縮された瞬間でした。その時、3人の後ろにいたウッチャンの「なんか、幸せな気分です」という言葉が、視聴者、国民の気持ちを見事に代弁してくれてたと思います。

 この時のことを振り返ると、はて、これはどういう仕掛けだったのだろうか、そもそも仕掛けがあったのだろうか、と疑問がわきました。多分、ここまでのシナリオはなかったのではないかと思いましたが、SNSを見ても反響はすごい(大半は賛辞)けど、分析をしたものはなかなか見当たりませんでした。唯一、音楽業界に詳しいらしい人のブログに、素晴らしい分析があったのでご紹介、リンクします。

紅白歌合戦の裏側、ミュージシャンの世界の諸事情、ユーミンと桑田さんの関係性など興味深い分析がされていて、とてもおもしろい。

 一言でいうと、あれは、ユーミンと桑田さんの舞台パフォーマーとしての天才的直観、曲の中盤から一気にギアが入った桑田さんと、「ここは私が出なくてはいけない」と判断したユーミンの奇跡のインプロビゼーションではないかということ。私も同感です。だからこそ、あそこまで盛り上がり、人々に感動を与えたのでしょう。

2018紅白桑田佳祐とユーミン奇跡の共演の真実

(引用開始)

実際演奏されたのは、『希望の轍』が先であった。

「これは」と思った瞬間だ。

つまり、平成最後の歌が『勝手にシンドバッド』になるということ。

あれは、天才が軽音サークルノリで作ったむちゃくちゃな曲である。

これはもう、桑田佳祐さんがやらかすフラグであると。

過去この人は、政治的なメッセージで紅白歌合戦で問題を起こしている。

今回もまた、なにかやってくれるだろうと私は期待していた。

政治的なことでなくても、下ネタかなにか、そっち系でなにかやらかしてくれるに違いないと。

サザンオールスターズの出番となり、最初の『希望の轍』を歌っている中盤、カメラが桑田佳祐さんを捉えきれないシーンがあった。

下に降りてきたのだ。

おそらくこれは、リハの想定外だったのではないかと考えられる。

なのでスイッチャー及び、カメラマンがついていけなかった。

だとすれば桑田佳祐さんはなぜ、リハ以外のことをしたのか。

それは、

アーティストとしての血が騒いだ

のだ。

見ていれば分かるが、確実に中盤から桑田さんの表情が変わった。目が変わった。

緊張、厳粛、といった目から、アーティスト・桑田佳祐になっていった。

NHK紅白歌合戦に出演している顔から、サザンオールスターズのライブをやっている桑田佳祐になったのだ。

(中略)

その流れで突入した『勝手にシンドバッド』では、サンバガールたちの登場となり、いつものサザンオールスターズのノリになってくる。

終盤、出演者らが集まってくるのは台本にあったことだと思うが、まずはサブちゃんこと、北島三郎さんがフレームインした。

桑田さんも日本音楽界のレジェンドに忖度し、途中から「サブちゃーん!」と連呼していたので、十分フリはあった。

ただ、サブちゃんは笑っているばかりで、マイクを口元に持っていかない

桑田さんが何度か「(歌ってよ、と)」振っても、笑うばかりで反応しない。

これは、おそらく「引退」と宣言しておきながら「平成最後だし、出てよとNHKに言われちゃったから、とりあえず今回だけ出るね」というサブちゃんの前言撤回的な後ろめたさもあったのではないか。

それを気にせず飛び込んできたのが、女王、松任谷由実さんだ。

その後下手から出てきた松任谷由実さんは、最初は後ろに位置していた。

しかし、天才的な嗅覚で「ここは私」とばかりに察知し、そのうえ、「サブちゃんはマイク使わなかったけど、私は使うわよ」と言わんばかりのマイク捌きを見せ、PAも松任谷由実さんのマイクの音量はすぐに上げた。

カメラマンやスイッチャーもそんな奇跡のコラボを捉え、ラストはほぼ「桑田×ユーミン」の構図になっていた。

そこで遠慮するほうが誤りである、とばかりに、ユーミンは、「胸騒ぎの腰つき」を年甲斐もなく披露してみせ、圧巻のコラボを即興で披露した。

これが天才が具現できる「知るかボケ」精神である。

最後の最後は人の目なんて関係ない。

自分がやりたいようにやるのが能力者なのだ。

「(ベテラン勢から)順に入っていってください」、という程度の指示はあったかもしれない。

または、GOを出すときに、北島三郎さんと松任谷由実さんを優先的に促したのかもしれない。

私はおそらく後者だと思う。

なぜなら、「最後は北島三郎さんと松任谷由実さんを先に…」と台本に書くと、他アーティストに角が立つからだ。

「なんであの二人が優先で、私らが後からなの?」と各事務所から文句を言われる可能性がある。

なので台本上は「最後みんなで参加して歌う」程度だったのではないか。

しかし現場では、その二人に優先してマイクを渡した

サブちゃんは今回の出演の敬意もあり遠慮がちだったが、ユーミンはやってくれた。

サブちゃんが控えてるから私も控えよう、なんて忖度する程度の人だったら、ユーミンもまた、あれだけの人になっていない。

ここで火が点くのがスター、ユーミンという人なのだ。

そもそも今回ユーミンは、先述した「中継出演のつまらなさ」を逆手に取って登場した人である。

エンターテイメントとはなんたるか、を知り尽くした女王なのだ。そらaikoも泣くわ。

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