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February 21, 2019

ファーストコンタクト

 最近の岩井俊憲先生のブログに、私の名前が出ていました。

 【フッカー】との主導権争いを避けるには(1):吉福伸逸さんの教え

 懐かしいですね。そうです、吉福伸逸さんのトランスパーソナル心理学WSに参加したのが、私にとって岩井先生とアドラー心理学とのファーストコンタクトでした。確か私が山梨県庁に就職した年だから、1988年頃だと思います。23,4歳で、今でいう知的障害児施設の指導員をしていました。

 もう31年が経ちました。

 ちなみに、その記事にある木村駿先生は早大でも授業を持っておられ、大学1年生の時、臨床心理学を教わったことがあります。優しい先生は「優」をくれました(笑)。その印象がよかったから、臨床心理学を一生の仕事に選んだのかな。「心理学測定法」は落とされたからな。

 だから私にとって、臨床心理学のファーストコンタクトは木村先生になります。

 吉福さんのWSは大学生時代から何度も参加していて、常連みたいなものだったので、将来はトランスパーソナル心理学の専門家になれたらいいな、公務員もつまらないからアメリカのトランスパーソナル心理学の大学院に行きたいなと漠然と思っていた時期でした。

 それがまさか20年以上も公務員心理士を続け、しかもアドラー心理学を専門だと標榜するようになるとは夢にも思いませんでした。

 でもあの時、「何かここにはあるな」と直感し、大学でもほとんど教えられず、トランスパーソナル心理学でもあまり出てこないアドラーに惹かれたのは事実です。私みたいなタイプは、普通はユングに行くと思うのですけどね。河合隼雄先生は全盛時代だったし。臨床家志望者は、みんな河合先生にあこがれていました。

 やはり、岩井先生のやさしい大人の雰囲気がよかったのかもしれません。また、当時はまだ岩井先生と共同でやっていた野田俊作先生の切れ味も魅力でありました。

 日本の臨床心理学は臨床心理士ができ始めた頃、まだ精神分析学やロジャーズが全盛、対抗勢力に行動療法があり、家族療法が導入され始め、ブリーフセラピーも認知行動療法も影も形もない頃でした。

 だから、アドラー心理学にも、そんなことをやっている私にも、一生日が当たらないだろうと思っていたら、昨今のまさかの状況。本を出したり、講師になったり、学会を作ったりするようになるとは。

 月並みですが、人生ってわからないものですね。

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