アドラー心理学にもとづくコンサルテーションの理論と実践
昨日は日本個人心理学会の理事会があり、理事の私も出席しました。そこで、研修会や大会の打ち合わせをやりました。私にとっても初めての体験であり、なかなか大変です。
既に会員の方には告知されていますが、学会第1回目の研修会を実施します。
会員以外の方も参加できます(参加費は少し高くなります)
11月9日(土)、東洋学園大学でやります。詳細は上記HPをご覧ください。
スクールカウンセラー、公認心理師のような心理職はいまや、コンサルテーションの技能なしで仕事をすることはできません。ただこれは、これまでの1対1の面接室での「深いことが良い」志向のカウンセリングだけを学んできた人には不得手なところでした。
ところが、アドラー心理学はまさにここが真骨頂、すでにアドラーの時代から、世界に先駆けてコンサルテーションを実践してきたのです。
今回は、コミュニティ心理学とアドラー心理学を長年学んできたお二人の先生に講師を務めていただきます。
箕口雅博先生は日本のコミュニティ心理学を牽引してきた方であり、浅井健史先生は同じくコミュニティ心理学とともに、アドラー心理学の文献研究、勇気づけの研究も長年され、学会での発表も豊富な方です。
先生方は私たちの活動に賛同して参加してくださり、日本個人心理学会の理事も務めてくれています。
お二人はこの春、アドラー派のコンサルテーションの基本テキスト、ディンクマイヤーの本を訳出、出版されました。
ドン・ディンクマイヤー・ジュニア、ジョン・カールソン、レベッカ・E・ミシェル著、浅井健史・箕口雅博訳『学校コンサルテーションのすすめ方』(遠見書房)
コンサルテーションは、カウンセラーなど心理職だけのものではありません。援助職すべてのの人が関連してくるところだと思います。
多くの人にはまだ知られていない、アドラー心理学の可能性を学べる時間になるでしょう。
是非、ご参加ください。
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