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July 23, 2019

衰退か胎動か

 参院選は自民は改選前より議席を減らしたのに「勝利」という不思議な言説がマスコミにまかり通ってますが、勝利の基準が甘いからなんとでもいえるということのようですね。

 まだしばらくビョーテキな安倍首相のツラを見なくてはならないと思うとげんなりするけど、「政権はやらせるけど憲法改正はダメよ」という民意と受け止めたい。

 ただ、消費税アップを止められそうもないのは、ホントにまずいよな。

 それにしても、れいわ新選組の山本太郎の戦いっぷりは天晴れでした。見直した。

 重度障害者を国会に送り込む、まさに昨今の当事者運動の象徴になり得る快挙です。多くの障害者、家族、支援者は勇気づけられたことでしょう。

 国会は、自らが作った法に則り、「合理的配慮」の模範を示さなくてはなりません。

 そして、内心では差別意識に凝り固まっている自称保守の議員連中も、掌を返して障害者への理解ややさしさを彼らの前で演じざるを得ないでしょう。ここでポロリと「本音」をもらしたら、ただでは済まない。

 吉本問題は、当初参院選の投票や結果に人々の目を向けさせないための煙幕かと思っていましたし、連日のワイドショ―などの扱いを見るとそのようですが、思いもかけない影響を与えそうです。今まで薄々わかっていたけど隠されてきたことが、わっと飛び出してきた感じです。

 選挙結果で、これで日本はさらに衰退に向かっていくのかとあきらめかかっていたら、何かこれまでにない動きが民衆レベルで、始まったような気がします。

 副島隆彦先生がいつもの筆致で、面白く総括をしてます。

 副島隆彦の学問道場 今日のぼやき [2425]参院選挙の結果を知って、書きます

(一部引用)

私は、今回の 参議院選挙に 初めは全く、関心を持たなかった。
ところが、後半になって、山本太郎が、 とんでもない戦略を組んで、安倍晋三たち、愚劣な権力しがみつき人間たちと 体制派に 奇策で挑んだことを、知った。 

 それで、政党「れいわ新撰組」から、 船後(ふなご)靖彦と、木村英子の2人の 重度身体障害者の 2人ともが、当選したらしい。らしいとしか、書けない。 テレビは、比例区 の結果を、今の午前2時でも、まだまったく報道しない。だから私には、正確な結果が、分からない。
それでも、山本太郎が、狙ったとおりの奇策の、戦術が勝利した。

 山本太郎の党 は、比例区(全国区)の、得票数で、300万票に届かなかったから、彼は落選したようだ。 それでも、「2%の得票数」の力で、政党要件(せいとうようけん)を満たしたので、前述した、重度障害者の2人が当選した。これで、山本太郎は、これからも、この党の党首として、堂々と、国会の中で、ガンガン、発言するだろう。 彼は、もう、参議院と言う枠組みが飽(あ)きたのだ。

安倍首相と、国会で、ガチンコの 男の対面を張った、質問・答弁の勝負をして、どれぐらい、、山本太郎が、安倍晋三を やり込めて、圧勝したことか。 安部は、怒り狂いながらも、「この男には、自分は、(一対一の男の勝負では)勝てない」と、自分の能力の無さを、重々、知ったはずだ。

 山本太郎は、次の衆議院選挙を、狙っている。そこで東京のどこかからか、小選挙区で出て、当選する気だ。どうせ、安倍晋三は、今年の暮れには、総選挙をしなければ済まない。

 その時、山本太郎は、また、「れいわ新選組」の名で、「れいわ」を、見事に、今回、安倍晋三と菅義偉(すがよしひで)から奪い取った、さらに、その上に、全国区(比例区)でも、たくさん立候補者を立てて、暴れる気だ。この、奇策きわなりない、作戦、戦法の見事さに、一週間前まで、私も気づかなかった。

 山本太郎の、このやり方を、一番、嫌ったのは、まさしく安倍晋三、本人だろう。ここまで、安倍晋三のイヤなことを、平気で、ガッツン、ガッツンやられたら、あんぐりするしかない。公職選挙法の微罪の違反で、落選した山本太郎を、捕まえて、痛めつけてやろうとしている 安倍の子分の警察官僚たち(服部半蔵だ) や、山本太郎の、女性スキャンダルとかで、追い詰めようと画策する 週刊誌や、テレビ局 も、ここまで、山本に、先回りされると、もう、簡単には追いつかない。手が出ない。

 もう、人格破壊(キャラクター・アサシネイション)の、スキャンダル攻撃など、通用する時代ではなくなった。このことが、私は、もの凄く嬉(うれ)しい。

 

 

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