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August 12, 2019

スピリチュアル・タスクとセクシャル・タスクを学ぶ

 ひどい暑さが続いているので、オフィスにひきこもっています。

 ただ、学校が夏休みでスクールカウンセリングがないので、外に出る仕事や機会も多くなっています。

 7月30日(火)は朝日カルチャーセンター湘南教室で「アドラー心理学とスピリチュアリティ」についてお話し。私も初めてテーマでしたが、これからの社会でいろいろな意味で重要になるトピックだと思いますので、アドラー界で先陣を切るつもりでやりました。

 詳しい人は、スピリチュアリティは野田俊作先生が早くから述べていたように思われるかもしれませんが、彼の趣味は私にはイマイチ感がずっとあったので、ここを持って嚆矢とするぐらいのつもりでいます。

 8月1日(木)は山梨県中央児童相談所で、里親会主催の「里親更新研修」で講師。「発達心理学と勇気づけ」を里親さんたちにお話ししました。生物学的ではなく、人為的に親子関係になる里親さんたちのご苦労は大変なものです。ここはアドラー心理学の出番となるでしょう。

 8月2日(金)は、北杜市主催の自殺予防のためのゲートキーパー養成研修で、食生活改善推進員さん、80人近くにお話ししました。自殺予防の基本的心構えと、正しく相手を励ます、つまりは勇気づけの話をさせていただきましたが、大変盛り上がって好評だったみたいです。

 そして今度は私が学ぶ番、昨日8月11日(日)はヒューマン・ギルドに出向き、ジョセフ・ペルグリーノ博士の講座に参加しました。2日間の講座でしたが、私は都合で初日夜の懇親会と2日目のみの参加でした。

「5つのライフタスク」というテーマ、アドラー心理学の基本であるライフタスクを丁寧に学ぶ時間となりました。私が参加した日は、スピリチュアル・タスクと愛のタスク、とりわけセクシャルタスクと講座では名付けてましたが、性を取り扱うというなかなかない内容でした。

 スピリチュアル・タスクは上記の通り、最近の私の関心事なので博士の考えをうかがうことができて、大いに参考になりました。

 性の話題もけっこう突っ込んだ内容でしたが、別に精神分析的でもなく、個人のプライバシーを暴くものでもなく、ここは博士の人柄とアドラー心理学の率直さのために、実にユーモラスに楽しく進行しました。でも、とても考えさせられる中身でした。

 そしていつもながら圧巻は、博士によるカウンセリングのデモンストレーション、いわゆるオープン・カウンセリングでした。長年何度も見てきてますが、今回も素晴らしかった。博士の温かさとアドレリアンとしての厳密さ、柔軟さが見事に融合していて、御年84歳(だったかな)、武術の達人のあり様を見ているようでした。

 私が80代で同じようにできるか、とても自信はありません。ただのエロ爺になる自信はありますが。

 はっきり言います。アドレリアンになって30数年、東西のたいていの代表的な人物は見たり接したりしてきましたが、アドレリアンとしての総合力では、ペルグリーノ博士が頭抜けていると思います。

 この人を見ないで、何が正しいアドラー心理学だ、と言っておきましょう。

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