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August 09, 2019

対人関係によい太極拳

 太極拳などの中国柔拳、内家拳をやっていると、「これは対人関係のレッスンとしてとても良い」と実感することが多々あります。

 臨床でいうと、クライエントにとってはストレスを感じた時の緩和法、リラクセーション法としてはもちろん、相手から攻撃的なかかわりをされた時の心構えを作ることができます。攻撃(と感じたこと)やストレスまともに受けるのではなく、フワッと受け止めて、受け流す感覚を身体感覚として身につけることができます。

 特に推手という実際に腕を触れ合い、技をかけあう練習法がそれに最適です。

 また、ゆっくり型を練ることはまさにマインドフルネス瞑想で、自らの心身を客観視することができるようになります。

 アメリカの文献を見ると、太極拳がトラウマ治療として採用されているのもうなづけます。

 同様のことはセラピストにとっても当てはまります。クライエントがどんなふうにやってきても、それを柔らかく受け止める感覚を身につけられます。

 太極拳家の河津康弘先生という方が、伝統的な太極拳の効用や稽古法について積極的に動画で発信していて注目しています。

 対人関係に効果抜群な太極拳マインドセット

 私もまったく同意見です。

 河津先生のところには、私のブリーフセラピーや催眠療法関係の知人の先生が学びに行っていて、その実力をうかがっていました。動画でも、太極拳を修めた人らしい雰囲気が伝わってきます。

  ただ、そのような効果を得るためには、型だけをやる簡化太極拳ではなく、推手や護身術などの伝統的な稽古法を取り入れたところで学んだ方がより良いと思います。型だけならマインドフルネス瞑想やリラクセーションになっても、強いストレスに対する感覚を養うことは難しいかもしれないからです。

 武術の対人コミュニケーションへの効用を知りたい方は、参考にしてください。

 

 

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