アドラー派のコンサルテーション
10月9日(土)、ここでもお知らせした通り、日本個人心理学会主催の第1回研修会が無事終わりました。
場所はJR水道橋駅から徒歩10分ほどにある東洋学園大学です。
40名超の参加者を得て、研修会にはちょうど良い規模だったと思います。内容的に心理職や医療職、大学職員の方が多かった印象ですが、幅広く来ていただいたようでした。
箕口雅博先生(立教大学名誉教授)、浅井健史先生(明治大学兼任講師、国際交流基金日本語国際センター)のダブル講師で、お二人の穏やかな雰囲気のためか、和やかに進んでいきました。
お二人が訳されたディンクマイヤーらの『学校コンサルテーションのすすめ方』(遠見書房)を軸に、コンサルテーションとは何か、アドラー心理学のコンサルテーションのすすめ方などについて、お話しされました。私のようなスクールカウンセラーにはドンピシャの内容でしたね。
ロールプレイも入り、正直3時間では足りない内容でした。
これはアドラー心理学以外の実践家にも知っていほしいし、使える内容なので、例えば心理臨床学会などでの1日の研修に値すると思いましたね。何とかならんかな。
また浅井先生が話された、「共同体感覚の構造論」とでも呼ぶべきものは、これまでのアドレリアン各氏による共同体感覚の説明をさらに深めたものといえ、今後の議論の足場になり得るものだと思いました。
「誰々の偉い先生が言ったから」とそのまま引っ張ってくるのではなく、「それは一体何か?」と自分なりに考えて議論できるのが、学会の意義だと思います。
これを一つのムーブメントとだけ定義してしまうと、あるイデオロギーに沿って一方向に向かって進むにはいいけれど、多様性を保ち根源的な議論ができるようになるには、なかなか難しいように思います。
その意味で、今後の日本個人心理学会の在り方が示唆された研修会になったように思います。
先月の「会員の集い」の内容は学会HPに掲載されています。フリートークでアドラー心理学や学会について話し合われたのですが、こんな感じで進んでいけたらよいですね。
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