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May 16, 2020

ステイホームで集中稽古

 前回、コロナによる自粛強制下における武道・武術団体の苦境について述べましたが、学習者個人にとっては必ずしもこの事態は悪いものではないかもしれません。生活や経済的な問題を除けば。

 ステイホームしていれば、一人稽古をする時間が山ほどあるからです。

 都会の人は部屋が狭かったり、音を出せないアパートなどに住んでいると難しいかもしれませんが、私のような田舎で、室内のスペースもある程度あったり、家の外が何の密もない環境ではけっこう練習できます。そういう人は、意外に多いと思います。ただ下手に「外でやってます」と言えないだけで(言うと非難されかねない)。

 山ごもりならぬ家籠りで、普段できないことができているかもしれません。

武道やっててよかったな」とこの時期に思うのは、何の道具も器具も要らないこと。せいぜい剣と棒っきれぐらい。身一つできること。それでいて効率よく全身を使った運動になることです。太極拳が改めてよくできていることを実感しています。

 そもそも本格的な伝統武術は基本殺人技なので、人に見せることはなく家の中でひっそりと伝授されていたところもあるので、元々ステイホーム向きなのです。

 私からの提案は稽古の中に、普段の生活の中ではなかなか意識できない体の細かい部分を意識化して、動きの精度を高める稽古をすることです。

 例えば股関節などどうでしょう。

 高岡英夫先生の『キレッキレ股関節でパフォーマンスは上がる!』(カンゼン)のワークで股関節を意識しながら、体を動かすと深いところが感じ取れるようになれて、実に快適ですよ。

 お勧めです。

(私も老眼になってきたので、フォントを大きくしました。読みやすくなりましたかね)

 

 

 

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