なぜ5類にできないか
前回、新型コロナの指定感染症の分類を2類から5類にすればよいではないか、という考えを紹介しましたが、実際現場に出ている医療者、保健所の職員、コロナやワクチンに疑惑の目を向けるユーチューバーやブロガーなど多くの人はそう考えています。
では、なぜそうならないのか。
井上正康先生は、「WHOの分類に合わせておけばよしとする、日本社会にありがちな“責任回避の事なかれ主義”なのかもしれません」(『新型コロナが本当にこわくなくなる本』と言っています。
世界が大変だと騒いでいるから、日本はその心配はなくても、一緒に大変だと騒いでいるということでしょう。
別の見解で、精神科医の和田秀樹氏は、日本の医療体制、特に大学医学部がコロナ5類に格下げを拒む理由があると指摘します。要するに金の問題です。
現役医師が指摘、大学医学部がコロナ5類「格下げ」を拒むウラ事情
2類として新型コロナ対応ができる病院には、一人月額900万円が補助金として支給されるそうです。そのベッドに患者がいてもいなくても。
これはおいしい。
病院経営者にとって、まさに「やめられない、止まらない」という依存状態になってもおかしくない。
こんな状況なら、「コロナが続いてほしい」というのが医学界全体の総意ではないか、と疑われそうです。
もちろん、直接患者を診る現場の臨床医や普通の研究者はそうではない人もいるようですが、医療特有の権力構造の中で逆らうことはできないでしょう。
私だって、もしコロナ患者のカウンセリングをしたら一人90万円くれるというなら、喜んでしますよ。お上に尻尾を振りまくります。「コロナ怖いよ、ワクチン打って!」ってね。
この和田秀樹先生、精神分析学の一学派である自己心理学がご専門ですが、アドラー心理学にも共感を示していて、『アドラーと精神分析』(アルテ)という本も出しています。コフートの自己心理学とアドラー心理学の類似性を率直に認めていて、「正直な人だな」というのが私の印象でした。
ちなみに同書は私の『アドラー臨床発達心理学入門』と同じシリーズで、並ばせていただいて光栄に思っているところです。
ですから、私は和田先生をけっこう信用しているので、是非皆さんも参考にしてください。
それにしても、世の中ってやつはひどいもんだ。
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