新型コロナとインフルを比較しよう
科学的思考の第一歩は「比較」だとよくいわれますが、新型コロナウイルスに関してはまったくそれがないのがとても奇妙です。
日々流される「今日の感染者数」は、比較として極めて不十分なのは、私のような文系人間で統計初歩のレベルの者でも明らかです。
我々カウンセラーが自分だけの治療の前後の比較をして、やれ治ったと主張したり、そのアプローチの効果をうんぬんするのはダメだと、エビデンス主義者たちに批判されるのは常なのに、それと同じようなことが起こっています。もっと科学的な世界のはずの感染症で、それが見られないのはなぜでしょうか。
まるで比較してはいけないという、タブーでもあるかのようです。
良い例がインフルエンザとの比較です。
この点に関しては、マンガ家・小林よしのり氏の主張が最も明確で素晴らしいと思いました。
小林氏の『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ脳3』(扶桑社)に、新型コロナとインフルエンザの徹底的な比較が行われていて、「新型コロナはインフルエンザ以下」と断言しています。私も、インフルエンザ以上の強毒なコロナが出てこない限り、現時点ではそれが妥当な考え方だと思います。
同書はマンガだからそのままで見てほしいのですが、出てくるセリフを拾ってみると、
・インフルエンザは、直接死で3000人、関連死を含めると1万人だから新型コロナよろ確実に恐い!
・新型コロナの死亡者は、ガンで死のうと、交通事故で死のうと、PCR検査して陽性だったら「コロナ死」にカウントするようなデタラメなものだから、実際のコロナ死は半分くらいかもしれない。なんにしても、新型コロナの死亡者はやっと2000人、インフルエンザの1万人に遠く及ばない。 (出版は2021年5月で、数字は3月までのものと思われます)
・本当は、病院も介護施設も、インフルエンザの流行時とまったく同じ対応をしておけばいいのである。インフルエンザのときは、医療が逼迫することはないし、感染者を隔離しちゃいないし、感染者や医療従事者に対する差別も起こっていない。それらの混乱が起こるのは、新型コロナを「指定感染症」にしたままだからである。
・インフルエンザに比べれば、新型コロナは愛のある優しいウイルスである。子供と若者を殺さないからだ!寿命が来た、基礎疾患のある老人がウイルスで死の機会を与えられるのは当たり前のことだからだ!
・その老人とても、インフルエンザの方がたくさん殺す。新型コロナは重症化した老人の80%は回復しているのだ!
いいねえ。気合の入った良いセリフだ。
おそらく、学者や医学者の多くはこのおかしさをわかっているけれど、自らの立場を守るために言えないのでしょう。
それにしても臆病に過ぎるとは思うけれど、私もサラリーマンのままだったら迎合していたかもしれない。
小林氏も私も一応フリーだから、言いたいことが言えるのでしょう。
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