「晴天を衝け」終わる
昨日26日、大河「晴天を衝け」が終わりました。
1年を通して観ましたが、とても面白かったです。
これまでの幕末ものとは一線を画して、幕府側の視点で描きとおしたのが画期的でした。
これまでも大河で、勝海舟とか新撰組をフィーチャーしたものはありましたが、あくまで薩長史観、あるいは司馬史観といったものが背景にあったと思います。
それが今回は、そういう匂いがしなかった。
勝海舟も坂本龍馬も出なかったのがよかった。あいつら、あっち側の人間ですからね。
私としては渋沢栄一について、「こういうことをした人だったのか」と学ぶところがありました。
また徳川慶喜についても、大政奉還以降の人生を描いていたのはよかったです。
悩み沈思する慶喜を演じる草彅剛さんの演技も素晴らしかった。
我が早稲田の大隈重信候も、シリアスかつコミカルに描かれていました。
児童福祉に携わった身としては、渋沢栄一が児童養護施設の前身になる施設を運営していたとか、けっこう対人支援分野とゆかりの深い人物ということがわかって興味深かったです。
ただのビジネスマンではなかったのですね。
ただ、史実と違い、驚くほどたくさんのお妾さんと子どもたちの存在はさすがに抜かしました。
かといってなかったことにもできないから、一人だけお妾さんを登場させたようです。
私としては今の価値観で裁くようにして、その人らしさや時代状況を変えてしまうのではなく、できるだけその時代のままに描いたものも見たいですね。夜な夜なお妾さんの家を回る栄一とか、女遊びが好きすぎて明治天皇にたしなめられる伊藤博文とか(史実らしい)。
ともかく熱演の吉沢亮さん、俳優陣、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
コロナ禍で回数が短くなって大変だったと思いますが、大変良い作品をありがとうございました。
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