「名付けようのない踊り」
オミクロン株の流行で、世間はまた集団ヒステリー状態に陥っています。
信じがたいことにPCR検査会場に人が殺到したり、ワクチンの予約が満杯とか聞きます。
ワクチンを打ちたければ、ファイザー社がオミクロン株用のワクチンを開発中といっているのだからそれを待てばいいのに、わざわざそれ以前の株用のワクチンを打ちたがるとは、人々は一体何を考えているのか。
いや、何も考えていないのでしょう。
この場合の考えとは、単なるメディアの情報を受け取るだけでなく、自分の身体の奥からの感覚を通して考えるということです。それができていない。
でも多くの人は、その意味さえ分からないかもしれません。
舞踏家で俳優の田中泯さんは、それができる稀有な人物かもしれません。
80年代に東京から山梨の山村に転居して、農業と舞踏の実践をされてきた泯さんは、近年俳優としても圧倒的な存在感を放っています。
今年の大河でも奥州の覇者、藤原秀衡として登場します。
その泯さんのドキュメンタリー映画が配給されています。
大泉洋さんとの対談動画もあります。
初めて田中泯を見る、「田中泯ってなんか怖そう」と思っていた人はまずこれから見るとよいかもしれません。
先日、地元山梨で先行上映会があって、泯さんと監督の舞台挨拶があるというので、早速映画館に行きました。
ナマ田中泯を見るのは2回目でした。
1回目は山梨が生んだ宗教学者、中沢新一さんとのコラボの舞台、初めて泯さんの踊りを観て感動したのを覚えています。
この日の泯さんもかっこよかった。
やっぱり存在感がすごい。
映画では、泯さんのこれまでの人生を繊細なアニメで描き、欧州や日本各地の旅先での踊り(場踊りという)をじっくりと観ることができます。
まる2時間、見入ってしまいました。
私は舞踏のことはわからないけれど、泯さんはその場で何かを感じながら、一種のトランス状態に深く入っていって、体の奥からの声に従って動いているかのようです。トランスから戻ってさっぱりした顔の泯さんが素敵でした。
動画で大泉洋さんも言っていましたが、泯さんの踊りを観ていると「何かを突き付けられるみたい」で、すごい喚起力があります。
このコロナ禍を泯さんがどのように思っているのか、聞いてみたいです。
観る価値大です。
ところで、実は私がスクールカウンセラーとして勤務している学校の近くで泯さんは住んでいて畑をやっているので、なんか偶然道端で会えたらうれしいなと思っております。
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