マスクの目的論
「あらゆる行動には目的がある」というのはアドラー心理学の基本理論の一つ、「目的論」という考え方です。
マスク着用やワクチン接種などの新型コロナウイルスに対する人々の行動も、目的論的解釈である程度整理できるでしょう。
それぞれの目的の裏には、現状や世界をどう意味づけるかという認知論が張り付いています。つまり、新型コロナウイルスをどう捉えるか、ということです。
その意味づけけがその人にとってマイナスであれば、それをプラスに補償しようとする、というのがアドラー心理学の考え方です。マイナスからプラスへ、例えば「ここは危険だ」という認知から「安全な場所にいたい」という目的が生まれ、そこへ向かって人は動き出します。
そこには、大きくは二つのタイプがあるように思われます。
A:認知「新型コロナウイルスは極めて危険だ、死や後遺症に至る怖い病気だ」 → 目的「そこから逃れよう、感染してはいけない」 → 行動「マスク徹底、ワクチンすべて接種」
B:認知「新型コロナウイルスはインフルエンザ以下、ただの風邪だ。感染しても免疫力がかえって上がってよい」 → 目的「今のままでいい、コロナ前の生活をしたい」 → 行動「マスクしない、ワクチン打たない」
このA、B、2つの極の間に、人々の新型コロナ行動はあるのでしょう。
例えば、認知が「コロナはそんなに怖くないけど、周りに合わせないとひどいことになる」という世界観だと、目的は「身の安全のために周りに合わせよう」となって、行動は「人々の前ではマスクをする。ワクチンも副作用も心配だから周りを見ながら、半数以上が打つなら自分も打つ」となるでしょう。
名づけて、コロナ行動スペクトラム。
一度、できるだけ網羅して、文章にしてみようかな。
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