猪木さんと勇気づけ
アントニオ猪木さんが10月1日、亡くなりました。
はっきりいってA元首相より、心から悼んでいる人が多いんじゃないかな。
ただ私は、プロレスラーとしての猪木さんをほとんど知りません。
子どもの頃、私の住む地域は田舎なので、猪木さんの新日本プロレスを放送していなかったからです。
まだ有線なんてなく、アンテナでテレビ電波を受信していた時代でした。
地元局が日テレ系だったので、全日本プロレスはやっていました。ジャイアント馬場と山梨出身のジャンボ鶴田が活躍して、けっこう応援していましたね。
でも、モハメド・アリ戦はなぜか中継が地元局にも入って、見ることができました。あれが私にとっての初めての「猪木体験」でした。
でもあの試合は、子どもには少々難しかった。後年の猪木さんらの証言を知るまでは、何が起こっていたのかよくわからなかったです。
猪木さんの本当の活躍を知ったのは、大学で上京してから、猪木さんがタレント的活動をしたり、政治家になってからでした。
カウンセラーや講師になってからは、実は意外に猪木さんの恩恵にあずかっています。
勇気づけの説明をする時に、よく猪木さんの「闘魂注入」を引き合いに出していたからです。
つまり、一見暴力(頬ビンタ)であっても、双方の間に相互尊敬・信頼の関係があれば、そこには勇気づけが生じる、ということです。
猪木さんにビンタされた人たちの顔、みんな心から喜んでいました。
でも私が猪木さんを見習って、クライエントを勇気づけようとビンタしたら、絶対問題になり、下手したらお縄になってしまうでしょう。
私にはそこまでの絶対的な信頼はありませんし、求められるものが違います。
勇気づけは本質的に技術ではない、という話ですね。
人々の幸せのために自分の信念に忠実に、どんな困難にも立ち向かっていく、まさに猪木さんは勇気の人でした。
ご冥福をお祈りいたします。
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