藤原新也展を観る
先週末、東京の世田谷美術館で開催中の写真家・藤原新也さんの50年の軌跡を追った「祈り・藤原新也」を観に行きました。
私は大学生だった1985年あたりから、藤原さんのファン歴もう37年になります。
写真集や著書は何冊も持っています。
藤原さんの出世作の『印度放浪』は、私の場合19歳の時にインド・ネパール旅行をした後に知って、自分の体験を確認するかのように何度も読み返したのを覚えています。
『メメント・モリ』という写真集にあった、
「人間は犬に食われるほど自由だ」という言葉ともに、ガンジス川のほとりで人間の死体の足を犬が食らいつく写真は当時衝撃的でした。
その写真も大きなパネルになって、展示されていました。
今でもインパクトがあります。
インド、チベット、台湾、バリ島、香港、台湾、朝鮮とアジアを巡り、そしてアメリカ、ヨーロッパ、日本と藤原さんが一生をかけて放浪した先で撮った写真が圧倒的な迫力で展示されていました。
藤原さんの作品は、なんというか、とても空気が濃密で湿度が高いのです。
久しぶりに、藤原新也を堪能しました。
今回特に印象的だったのは、著名な女性たちの写真。
藤原さんが交流のあった瀬戸内寂聴さん最晩年の様子、三浦(山口)百恵さんの貴重な写真。
大島優子さん、指原莉乃さんのテレビで見るのとは全く違う、深みのある表情。
そして小保方晴子さんのあの記者会見での涙ぐむ写真が、巨大なパネルになっていました。
藤原さんはあの会場にいて、小保方さんを撮りまくっていたみたいです。
その写真に対する藤原さんのコメント。
会見後、マスコミの記者たちに感想を尋ねられた藤原さんは、
「あの娘は、うそをついていないよ」
と言って、その場を去ったとか。
かっこいい。
展覧会は1月29日(日)まで。
必見です。
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