谷村新司さんの思い出
谷村新司さんが亡くなったという報道が日本中を駆け巡りました。
たくさんの追悼記事がテレビ、ネットで流れ、SNSでも個人的な思い出を語る人がたくさんいます。
私のような昭和40年代生まれの世代には、特にいろいろな感慨が心に湧いてきたと思います。私も個人的な思い出だけを綴ります。
アリス全盛時代がまさに中学生の時、フォークがニューミュージックに代わる頃、誰が誰のファンになるかはけっこう大事な課題でした。
女子はさだまさしやオフコースが好きな子が多かったですね。
まだ洋楽に目覚める前、私はアリスを選びました。
男らしい低い声の男性デュオで、シンプルなコードがとっつきやすかったからだと思います。
そしてお小遣いを貯めてはLPを買い続けました。
ギターも買って、アリスのコピーもしました。全くうまくならず家の中だけの一人ライブで終わってしまったけど。
地元のラジオ局では谷村さんの番組はやっていなかったので、周波数のつまみを文化放送になんとか合わせて、ノイズの中、谷村さんとばんばん(ばんばひろふみさん)の笑い声を聴いていました。
その中の「天才・秀才・バカ」は大好きで、単行本化されると必ず買って、ゲラゲラ笑っていました。
ビニ本の存在を知ったのも、谷村さんからでした。谷村さんは日本有数のビニ本コレクターとのことで、ラジオでも下ネタ満載で楽しかった。
私は、「おお、都会にはそんな素晴らしいものがあるのか!」と驚き、俄然「おれ、東京に行くづら」と受験勉強のモチベーションが上がりましたね。
そして念願かなって東京の大学に合格、谷村さんがおっしゃっていたビニ本店にも行きましたよ。神田神保町の芳賀書店とか。
谷村さんのエッセイも読みました。『蜩』というタイトルだったかな。旅やコーヒーの話があったような記憶が。外の世界への憧憬を掻き立てられました。
谷村さんがシャンソンにはまっていた頃があって、銀座の銀巴里というお店や金子由香里さんの存在を知りました。早速私も聴きいてみたら、ドラマチックな歌に子どもながらに感動しました。
アリスだけでなく、シングルアルバムも好きで3、4枚持っていました。大人の男女の歌詞など聞き入っていましたね。
本当は田舎の中坊、高校生には実感できていたとはとてもいえないと思いますが、谷村さんは、いろいろな大人の世界があることを作品と語りを通じて教えてくれました。
まさに兄貴のような存在だったと思います。
生の谷村さんを見たのは2回、いずれも山梨に来た時、中学の時のコンサートとコロナ前の約4年前です。
今にして思うと、直近の谷村さんを見られてよかったです。
谷村さんに紐づいて、いろいろな思い出がよみがえってきます。
思春期にとても大きな影響を受けていたことが改めて実感されます。
これからも折に触れて、谷村さんの作品を聴いていくことになるでしょう。
ありがとうございました。
« コロナとワクチンは人工兵器だった! | Main | よく人が死ぬ »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「経営は知られてなんぼ」(2026.01.13)
- 田舎で開業するには(2026.01.07)
- 熊目撃情報の真偽(2025.11.19)
- 自主シンポジウム続きます(2025.09.28)
- メタトロン体験(2025.08.27)




















Recent Comments