地方書店がまた一つ消えた
私は本はできるだけ地元の書店で買うようにしています。
少しでも書店に貢献し、地元にお金を落とすためです。
ネットだとグローバル企業しか儲からない。
ただ現在周知のとおり、ネット販売の普及で全国的に書店は減少の一方です。
そんな中でも個性的な品ぞろえで頑張っている書店があります。
山梨にも名物書店がありました。
敷島書店といいます。
甲府市の西、甲斐市にある小さな書店ですが、地元の歴史関係、民俗学、一般に流通していない本、コアな小説、コミックなどがあり、数多くのファンやマニアが訪れていました。
私も歴史の本は何冊もここで買わせていただきました。
どうも店主は武田氏研究の第1人者、平山優先生とつながりがあるらしく、同店の平山本には先生のサイン入りが積んでありました。私も平山先生のご著書は大方ここで買っています。
面白いのは「売らない本棚」があって、店主のコレクションが陳列されていたことです。
それは明治の天才学者、南方熊楠に関する書籍です。
店主は独自に長年、南方熊楠研究に打ち込んでいました。熊楠と山梨の関係なども展示していたそうです。その成果の一部を見ることができました。買えないけれど。
すごくユニークな書店であることがお分かりいただけるでしょう。
ところが店主、一條宣好さんが5月18日に急逝されました。
先日の地元新聞の追悼記事でそれを知り、大変驚きました。
享年52歳、地域文化の盛り上げ役としてまだまだ活躍されるはずだったのに誠に残念です。
私はいつも仕事で店の前を車で通っていただけに、もっと訪れていればよかったと今更ながら後悔しています。
敷島書店は高齢のお母様しかいないためか、廃業となるそうです。
昨日通った時は、シャッターが閉まっていました。そういえば、「最近閉まっているな、たまたま今日はお休みなんだろう」としか思っていませんでした。
感謝と共に、店主のご冥福をお祈りいたします。
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