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December 19, 2025

文学大河が開いた時代劇

 大河「べらぼう」が終わりました。

 昨年の「光る君へ」も最高に面白いと思っていましたが、今年も最高でした。

 歴オタを自任していても、江戸時代の文学や文化事情は歴史教科書で名前を知ってただけで、ほとんど親しんでこないできました。

 子どもの頃の人形劇の「八犬伝」くらいか。

 山東京伝ら戯作者や浮世絵も一般常識レベルの知識でしたね。

 それが一気にリアリティーを持って、感じられるようになりました。

 それも横浜流星さん始め俳優陣、スタッフの超努力のおかげです。

 素晴らしかった。

「べらぼう」には戦がなくても、人の業、特に性と権力欲を逃げずに描きながら、史実の隙間を驚天動地のフィクションで埋めてくれました。

 なにより「書をもって世を耕す」、本を通して人生を楽しく豊かにするなんて、文系人間には刺さるわけです。

 本当は自分は科学をしたくて文学部に入ったわけではなくて、実は文学青年だった、そして今はただの文学ジジイであることに気づかされました。

 昨年は「光る君へ」に触発されて『源氏物語』に挑戦、暇な時にちらちらと読み進め、ようやく終わりそうです。

 今度は江戸文学や、本居宣長なんかにトライしてみようと思います。

 しかし、今度文学大河をやるとしたらどこがいいかなと思うと、なかなかいい時代がなさそうです。

 平家物語?西行や吉田兼好、鴨長明? 

 世捨て人、ひきもり文学として面白いけどドラマになるか?

 明治の文豪はなんか、葛藤ばかりして暗そうだし…。

 忍者・芭蕉が日本中を歩き回って観光して句を詠みながら庶民を助ける、黄門様かブラタモリみたいか。

 次はまた戦国時代らしいけれど、文学大河の再開、楽しみにしています。

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