田舎で開業するには
年末に『臨床心理学 開業論』という業界誌を紹介して心理カウンセラーの開業ブームのことを述べ、私も多少の先達として開業を勧めましたが、それ一本で食べていくのは大変なのも事実です。
そこはやはり、都会のカウンセラーが有利と思います。
確かにコロナ禍以降、オンラインカウンセリングが増えてきて、地方にいても収入増の機会はありそうですが、やはり大手のカウンセリング会社やオンライン専門のカウンセラーが出現して、ネット広告を駆使して集客しているので、そううまくはいきません。
私もオンラインでやっている山梨県外や海外のクライエントさんがいますが、多くはありません。
大体山梨県全体の人口が80万人弱、私のオフィスのある甲府市周辺、甲府盆地内で60万人といったところで、東京の一つの区にも及びません。
マーケット的に圧倒的に小さいのです。
ですから、開業オフィスのほかに何かを兼業しないではいられません。
多くはスクールカウンセラーで、私もそうです。
その他に大学非常勤講師、市町村のカウンセリング事業、研修講師などで、あちこちからお金をかき集めている感じです。
それで国民の平均年収よりは数百万円は得られているので、まあ頑張っている方かな。
でも、年収1千万円以上なんてとても無理。
しかしそれは覚悟の上で、収入を上げたければカウンセリングの単価を上げて、富裕層狙いのやり方もあるでしょう。コーチングなんかはそういう方向性で活躍されている人もいます。
うちは一般の方は1回8,000円ぽっきり(それでもこちらの地域の人には高く感じられるらしいけど)、さらに学生と障害者は5,000円というサービス価格でやっているからです。
こういうシステムは、開業カウンセリング業界では珍しいんじゃないかな。
理念として、幅広い層にカウンセリングを届けたいというのもありますが、選り好みをしないので難しいケースに出会う機会が増えるので、何よりカウンセラーの腕が上がります。
精神科を始めとした病院や関連機関もオファーしやすくなりますし、「あそこは受けてくれて、何とかしてくれる」となれば、医師やコメディカルの人たちからの信頼度も高くなります。
狭い地方では何かとお互いに顔見知りのこともあるので、信頼が最も重要です。
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