June 13, 2017

『アドラーの教え』

 アドラーブームの中で、『嫌われる勇気』を除いて最もよく出ているのが、マンガ、コミックによるアドラー本です。
 
 既に何人もの日本の代表的なアドレリアンがコミック版アドラー本を出しています。おそらくたくさんくる出版社からの依頼に応えてのものでしょうけど、実際作るとなるとキャラクター設定からストーリーまで、けっこう大変みたいです。もちろん作画はプロの漫画家だし、編集者との共同作業の部分が多いのでしょうけど。
 
 そしてついに岸見一郎先生も出しました。
 
 
 昨年のNHKEテレ、「100分de名著」のスタッフと創り上げた作品のようです。
 
 哲学者で読書家の岸見先生は今は難しい本ばかりを読んでいるので、マンガを読むことはないようですが、「まえがき」でマンガを読みふけった子どもの頃を思い出したり、「皆で協力して仕事に取り組み楽しみや喜びを強く感じました。このように協力して一つの仕事を成し遂げる過程で、私たちは人と人とが結びついている感覚(共同体感覚)を知ったように思いました」と言っています。かなり満足感があるのでしょう。
 
 本書は喫茶店のマスターとそこを訪れるサラリーマン、お店のアルバイト女子やお客さんとのエピソードで構成されています。
 
 書斎にこもるのではなく、ウィーンのカフェで夜遅くまで友人とだべっていたアドラーですから、そういう設定はしっくりくるのかもしれません。
 
 シンプルなアドラー心理学は、一見してわかった気になったり、言葉巧みな一人の論者の言うなりになってしまう危険性があります。
 そこで、いろいろな切り口のアドラー本が出ることはとても重要なことと思っています。岸見先生も、岩井先生も、野田先生も、独特の文体、言葉の使い方、文脈設定の仕方があります。それは実はアドラー云々とはあまり関係なくて、それぞれのライフスタイルというか、業(カルマ)というか(笑)、思想レベルの違いの反映かもしれません。
 
 初めての方、アドラーマニアの方、是非、お楽しみください。
 

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June 09, 2017

『ミレイ先生のアドラー流勇気づけ保健指導』

 保健師、看護師が現場でアドラー心理学を使う時の格好のテキストが出ました。
 
 
 著者の上谷先生は今年2月の日本臨床・教育アドラー心理学研究会の大会で発表をしてくださった産業医です。とても気風がいいというか、クリアーな話しぶりの方なので、私にはその通りのイメージの本という感じでした。
 読むと明るい気分になれます。
 
 おそらく産業保健現場での共通の悩みは、健診結果などを見せて対象者に「指導」してもなかなか変わってくれない、ということみたいです。
 
 そもそもモチベーションが低い人たちが多いのだから、「メタボだ」「飲み過ぎだ」言われたくらいで「改心」することは少ないでしょう。私のその一人でした。本書でちょっと反省。
 
 そういうとき、支援者はどういう構えでいたらいいのか、ミレイ先生がやさしく、丁寧に、きっぱりと指導してくれています。
 
 特定検診・保健指導の制度がスタートして十年近くたとうする今だからこそ、「他人を変えるということをゴールに設定しない」「うわべだけのスキルやテクニックだけに頼らない方法」を提案したいのです。アドラー流保健指導は、相談者とともい現場で奮闘する支援者の皆さんを力強く勇気づけ、役に立つものになるでしょう。  p84
 
 本書の後半は、様々なケースに対しての、アドラー心理学的な考え方が示されていて、具体的でとても面白い。保健師さんたちの苦労が逆にしのばれました。
 
 保健指導という、これまであまり語られなかった領域にアドラー心理学が入っていくきっかけに本書はなるでしょう。
 

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June 05, 2017

朝日カルチャーセンターでアドラー心理学入門

 6月4日(日)は神奈川県藤沢に行って、朝日カルチャーセンター湘南教室で「アドラー心理学を日常生活に活かす」という講座をやってきました。
 
 昨年から始まったこの講座、単発で一回だけかと思ったら、朝カル担当者から「ぜひ続けたい」というお話をいただいて、今回で4回になりました。
 アドラー心理学といっても内容は多様なので毎回テーマを決めていこうということで、今回はおなじみの「勇気づけ」。
 
 参加者はいつも10人足らずですが、少ない分ワークを通してみんなすぐに仲良くなり、最近はリピーター的に何度も足を運んでくれる人もいます。
 
 私もカルチャーセンターの講師は初めてでしたが、多くの受講生が年配、高齢者の方で男女とも学びに貪欲な方たちです。私も啓発されます。
 私の講座だけでなく、朝カルの多彩な講座をいろいろ受けている人も多いようです。
 
 特別講座には内田樹先生や茂木健一郎先生、名越康文先生など錚々たる面々が来たり、古武術家甲野善紀先生の息子さんの陽紀さんの講座などが普通にあったり、メチャクチャマニアックな科学の講座(「ツバメの美しさと可愛さの進化生態」なんての)があったり、私がこの近所に住んでいたら絶対通いたいです。
 
 私としては山国から出て行くので、「今日は湘南で仕事だぜ」と、なんかプロサーファーみたいで、カッコつけられてうれしいです。会場の藤沢駅ビルのルミネから海は見えないけど。
 
 次回は9月16日(土)15:30~18:00
 テーマは、 「課題の分離」です。
 
 ワークとかどう進めたらいいかな。

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June 01, 2017

アドレリアン・プレイセラピーWS

 アドラー心理学に基づいたプレイセラピーで知られているテリー・コットマンさんが、来日してワークショップをするようです。
 
 アドラー仲間の哲学徒、橋口さんがブログで教えてくれました。
 
 コットマンさんの本は既にずいぶん前にここでも紹介しました。とてもいい内容なので、山梨の仲間と読書会をしていた時期もありました。
 
 昨年北米アドラー心理学会に行ったときは、コットマンさんの仲間、生徒さんらしい方の発表も見たことがあります。
 最近も、コットマンさんのアドレリアン・プレイセラピーをエビデンスのある心理療法として、ここでも紹介したこともあります。
 
 若い頃、児童相談所の心理判定員、児童心理司として、日々プレイセラピーをしていた時期もあったので、コットマンさんの仕事には大変注目していました。来日してお目にかかるチャンスです。
 でも学会、研修会の時期でお金のかかる時期で、大変迷っています。
 
 中年後期の今更、プレイセラピーでもないな、という気もするけど、スーパーヴィジョンに役立つかなとも考えたり…。
 
 行けたらサインをもらおう。
 
 招聘したのは、日本プレイセラピー協会というところらしいです。
 アドラー心理学以外の専門家が、注目してわざわざ呼んだというのも興味深いですね。
 
講座2「プレイセラピーの発展的なスキルと概念ーアドレリアンプレイセラピーの観点からー」
【日程】2017年9月16日(土)17日(日)
【会場】 東京都南青山を予定 (最寄駅は表参道)
【講師】Dr.Terry Kottman テリー・コットマン博士
 流派を超えて通用するプレイセラピーの応用的スキル(メタファーや解釈など) を学びます。
 講師は、今「嫌われる勇気」などで注目を浴びているアドラーの考えを取り入れたプレイセラピーを開発したコットマン先生です。
 構造的な遊びやアクティビティなど、より大きな子ども向けにも取り入れられる
要素があります。

【参加費】
 ・7月(シェルビー先生)の講座のみ
   2日間48000円 早割6月15日までのお申し込みは44000円
 ・9月(コットマン先生)の講座のみ
   2日間48000円 早割7月15日までのお申し込みは44000円
 ・2講座両方 2講座同時申し込み割引4日間92000円
   6月15日までのお申し込みは2講座割引&早割で86000円
参加条件、申込方法等、詳細は案内をご覧ください。

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May 29, 2017

『幸せな劣等感』

 日本にあるアドラー心理学本はできるだけ網羅しようと努めている私ですが、その中でトップクラスの質を持っているとお薦めしたいのが、向後千春著『幸せな劣等感 アドラー心理学 <実践編>』(小学館新書)。
 
 向後先生は教育工学や教育心理学がご専門なだけに、さすが伝え方が秀逸。一般の方にはわかりやすく、心理学に詳しい人や専門家にはその知的欲求に十分応える構成、内容になっています。
 
 よくある「目的論」とか~論の羅列ではなく、キーワードとQ&Aからの説明で、読者が入りやすく工夫されているからでしょうか。
 
 岸見一郎先生はギリシア哲学とアドラー心理学、岩井俊憲先生は人材育成や日常具体のアドラー心理学、向後先生は現代心理学とアドラー心理学、それぞれ実践を重視しながらも表現の軸足が違います。
 
 そういうところも楽しめるようになると、アドラー好きとしてはいいでしょうね。
 
 ちなみに私はもっぱら、臨床心理学とアドラー心理学を足場にしています。臨床は、向後先生みたいにスッキリ表現できないのが何とも難しいところではあります。
 

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May 19, 2017

真のアドラー心理学

 アドラー心理学の世界も狭いようで広く、実践者によっていろいろなスタンスがありますし、あり得ます。現在たくさんの団体、グループ、個人が活動していますが、それぞれ特徴があり、キャッチフレーズみたいなものもあるようです。すべてを直接知っているわけではないので、以下は長年アドラー心理学界隈に過ごしている私の主観に過ぎませんが、代表的なものを。
 
 一つは、 「正しいアドラー心理学」を標榜するところ。何が正しいアドラー心理学かを追求し続ける姿勢のようです。
 
 その志や良し。
 
 男子たるもの(女子の方が多いか)、一つの学問を究めるなら、そうでなければいけません。
 
 おそらくそこから発信される情報は質が高く、参考になる可能性があるでしょう。
 岸見先生とその著作が、最高のモデルだと思います。
 
 でもおそらくすべてのアドラー関係者が「自分は正しい」と思っているだろうから、正しさをうたう以上、「その根拠は何?」ということにはなります。私個人は、どんな分野でも一人のカリスマが牛耳っていて、その発言が根拠になっているようなところはダメだと判断しています。
 
 また、私がアドラーに限らずいろいろな運動体を見てきた経験では、「正しさ」を内輪でだけ言い合っているうちはいいのですが、社会的なムーブメントとして動き出したときに、妙なことをしだす場合もあります。
 
 そうすると、「あんたらの正しさって何?」「おいおい、大丈夫か?」という疑問や心配が出てきてしまいます。
 
 ドラマ『嫌われる勇気』を巡る日本アドラー心理学会の抗議に対して、私がこのブログビジネスジャーナルの取材であっさりと否定した時がまさにそうでしたね。あれは「正しさ」を稚拙に適用した例で、私はほんとに心配したのですよ。
 
 ただ、私は「正しさ」を原理主義的に追い求めることは実は支持しているのです。クリアーさには惹かれますね。そういうものも世には必要です。
 政治でも思想でも社会運動でも、原理主義は、全体のあるパーセントは存在しているものです。そこでは、カリスマに夢中になるような熱狂的な信者みたいな人たちが盛り上げています。基本冷めている私には、ある意味うらやましい。
 
 それに対して「寛容なアドラー心理学」をうたっているのが、岩井先生のところ。 「統合的」と言い方もしているようです。ペルグリーノ博士や岩井先生の雰囲気や人柄が、まさに寛容さを醸し出していて、実際そのために様々な分野のたくさんの人たちが集う大きなグループ、ネットワークになっています。
 おそらく日本のアドラー心理学関係では、一番多くの人が集まっているんじゃないのかな。私もその一人。
 
 寛容さがキーワードですから、穏やかで、適度に保守的で、あまり過激なことは言いません。大人の雰囲気がありますね。
 ある有名な臨床心理学者がその関係者の集まりに出て、「ここはほんとに健康な人たちでいい。臨床系は暗くて何言っているかわからん」とおっしゃっていたのが印象的でした。
 
 そのため社会的に受け入れられやすいのですが、横に広がりすぎて、いかに深めるかということで課題を持ちやすいと感じています。
 
 長々と何を言っているかというと、先日アドラー仲間と会って話していて、自分たちは何とするか、となったときに、上の二つではない、 「真のアドラー心理学」というのはどうだろう、と言った人がいたからです。 「しんの、あるいは、まことのアドラー心理学」ですね。
 その時は、ただ笑い合ったのですが、なかなかいいフレーズかもしれません。
 
 真のアドラー心理学は、時には「正しさ」を原理主義的に詰める一方で、時にはそれにこだわらずアドラー心理学が本来持っている寛容さ、鷹揚さも失わず、その精神の本質を探し続けようとします。
 
 そもそもいくら議論しても、「真」なんて、究極的にはわからないのだから、そういう姿勢を持つことで、絶え間ない対話に開かれているともいえます。
 
「正しさ」はどうしても判定的、評価的なニュアンスが出ますが、真理なんてないというポストモダンの時代だからこそ、「真」を出すことに開かれた意味が生じると言えるかもしれません。
 
 ということで、私は、真のアドレリアンを標榜しよう。

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May 06, 2017

『もしアドラーが上司だったら』

 もし、アドラーが上司だったら、どうでしょう?
 
 勇気づけてもらえるからやる気がわいてきて、いいチームにいられたという気になって、自分が役に立てたという思いを持てるようになるでしょうか。
 
 でも、アドラー心理学はけっこう厳しいところもあるから、仕事はキッチリやることを求められるかもしれません。自分の課題は明確にされ、結局自分次第で頑張らないとならないことに気づかされそうです。
 
 それでも、フロイトが上司だったらいうこと聞かないとハチにされそうだし、ユングだったらわけわかんないこといわれそうだし、おまけに突然ひきこもったり、女の子に手を出しそう。
 スキナーだったら、ロジャーズだったら、マズローだったら、などと勝手に考えると面白そうですね。他派の臨床心理士、学者さん、是非出してみてください。
 
 小倉広著『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)は、主人公の若きサラリーマンのリョウと、アドラー心理学を身も心も体現した上司(通称ドラさん、身というのは外見までも)の対話と、主人公の成長物語です。
 
 この春の発行後、著者の小倉さんから贈呈していただきました。小倉さん、ありがとうございます。
 
 一読して、さすがたくさんの著書をお持ちの小倉さんらしく、一般の人の心に入りやすい言葉と物語で感心しました。
 しかし、シンプルのようでいて、かなりアドラー心理学の本質が練り込まれていて、楽しくも充実した内容です。
 
 特に参考になったのは、組織において、アドラー心理学をどのような発想で使っていくかというところ。
 中でも「機能価値」「存在価値」という考え方は印象深かったです。
「いいかい、リョウ君、キミはね、『機能価値』と『存在価値』をごちゃ混ぜにしているんだ。言葉を換えるなら『Doing(やり方)』と『Being(あり方)』と言ってもいい。キミは『Doing』が上手でなくて『機能価値』を上手く発揮できていないだけだ」 p96
 相手を受け入れ尊重するということと、組織の論理とをどう折り合いをつけるか、一人の人間にとってはなかなか難しく感じられるところですが、うまく整理してくれたと思います。私もこの概念を使わせていただきたいと思います。
 
 連休も終わってしまいますが、是非お読みください。
 
 

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April 22, 2017

『Number』誌にアドラー心理学特集!

 日本の代表的なスポーツ誌『Number 925号』(文藝春秋)で、アドラー心理学特集です。
 
「スポーツ 嫌われる勇気」というテーマ。
 
『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)の共著者、古賀史健さんが、ラグビー日本代表元監督・エディー・ジョーンズさんにインタビュー、岸見一郎先生はボクシング日本代表、ロンドン五輪金メダルの村田諒太さんと対談しています。
 
 そして、小平奈緒選手(スピードスケート)や田中志朗選手(ラグビー日本代表)らのインタビュー、イチロー、本田圭佑、松井秀喜選手、栗山英樹監督らをアドラー心理学的視点から解説するという記事が並んでいます。
 
 いまやアドラー心理学は、いろいろな分野で語られていますが、スポーツでこれほどストレートに扱われるのは初めてではないでしょうか。アメリカでアドラー心理学を修めた平本あきおさんや梶野真さんとかが、一部の選手へのコーチングをしていましたが、スポーツ評論で語られたことはなかったと思います。こう来るか、と少し驚きました。
 
 エディー・ジョーンズさんはアドラー心理学を特に学んだことはなかったのですが、インタビューで古賀さんの話を聞いて、「素晴らしい。完全に同意します」と答えています。
 
 縦社会の代表のようなスポーツ界で、アドラー心理学がこのように取り上げられるのは、今後かなりのインパクトを与える可能性があります。
 
 スポーツ関係者は是非、お読みください。
 

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April 18, 2017

『アドラー臨床心理学入門』買えます!

 長らくAmazonで在庫がなかった『アドラー臨床心理学入門』(アルテ)が、購入できるようです。
 
 増刷になったということだと思います。
 
「通常2~5週間以内に発送します」とあるので、配送センターに在庫がなく仕入れ先から取り寄せる、ということみたいです。
 
 何にせよ、買えるようになったのでよかったです。
 
 アドラー心理学によるカウンセリング、心理療法の基本テキストとして、是非手に取ってみてください。
 
 

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April 11, 2017

アドラー派のプレイセラピーがエビデンスあり

 アメリカでアドラー心理学に基づくプレイセラピーが、「エビデンスのある心理療法」の一つに認定されたという情報が入りました。
 
 
 このプログラムは、子どもが非建設的な行動から建設的な行動に移れること、他者とつながる力を養ったり、自信や共同体感覚(Social Interest)を高めたり、自分や他者に対する破壊的な信念を調整したり、等々を目指しているとのことです。
 
 プログラムを開発したのは、Terry Kottman さん。アドラー派のプレイセラピーの第一人者です。
 
 本ブログでも以前、著書を紹介しました。一時期、山梨の仲間とその読書会をしていたこともあります。
 
 思想的な側面が強いアドラー心理学の成果を科学的なエビデンスの形で出すのはなかなか難しいところですが、コットマンさんたちは臨床でも研究でも頑張っているようで素晴らしいです。
 
 私も20代、30代の児童相談所時代にプレイセラピーはしこたまやりました。アドラー心理学を特に意識したわけではなかったですが、勇気づけやライフスタイル論の視点はやはり有効だと確信していました。プレイセラピーを巡るキーワードには、「愛着」とか「抱えること」みたいな言説が多いと思いますが、これはそれらをさらに先に進める力があると思います。
 
 残念ながら私はプログラムという形は考えつかなかったですが、日本でも力のある人は是非トライしてほしいと思います。

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より以前の記事一覧