May 05, 2009

逝ってしまった

 忌野清志郎さんの癌からの「完全復活」の時には本当に喜んで記事も書きましたが、再発を聞いたときからこの日が来るのは感じていました。

 ワイドショーの訃報の伝え方にいらつきながらも、自分だって本当によく知っているわけではないので、熱い思いを語るのは熱烈なファンに任せて、今回はあまり追悼記事めいたことはやめておきます。

 ただ、「雨上がりの夜空に」などのヒット曲は車の中で今でもよく聴いているし、カラオケでも酔った勢いでよく歌っていました。
 大麻ソングのタイマーズや反原発やFM東京批判の歌も、なぜかこの人の反体制の歌は明るく、格好良かった。
 なんと細野晴臣と坂本冬美とのユニット、HISも好きで、CDも持っていました。清志郎と坂本冬美のデュエットはなかなか合っていたと思います。

 ああ、でも残念だ。

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March 05, 2009

人が捕まるとき

 前記事をアップした直後に小沢一郎氏の第一秘書逮捕に、ここまでやるかと驚きました。

 政界はまさに、ハードパンチャー同士の、フルコンタクトのど突き合いの様相を呈してきたようです。

 小野寺光二さんは数ヶ月前から、小沢氏を葬り去ろうとする小泉・森派の動きに警告していたし、前記の山崎行太郎氏も指摘するように、「小泉純一郎、ないしは、小泉一派が『政治的危機』に陥ると、意外な事件が捏造され、逮捕者が出る…。そして肝心の『政治的危機』は隠蔽される」という動きそのままで鼻白むほど、実にわかりやすいです。

 こんなことをして検察は威信が保てると思っているのでしょうかね。

 昔、まだ子どもの頃は、巨悪・田中角栄を逮捕した正義の味方・検察と素朴に思い込んでいましたが、そんなことは全くの幻想だと大人になってから大分経ってわかるようになりました。

 町を守る交番のお巡りさんや、私にとっては非行や虐待問題で一緒に仕事をする警察官と同じイメージで、権力者の世界を見てはいけないことがよくわかりました。
 そういう個々には小さいけど大事な正義を守る仕事をする彼らは、きっと誇りを持って仕事をしてくれていると思います。

 でも地方でも、選挙が終わってみると、なぜか負けた候補者の運動員ばかりが選挙違反で逮捕されるのは不思議だなあと前から思っていました。

 一昔前の山梨の選挙はすごいんだから。
 金が鯉みたいに沢登りに昇っていくとか、朝起きたらトラクターが家の前に置いてあったとか、子どもの頃から「伝説」はたくさん聞いています。
 「お互い様」に決まっている。

 みんな権力には弱いよね。
 僕だってそう。
 今回の事件の本当の権力者は誰かな。わかりきっているよね。

 アドラー心理学や発達障害の本を紹介しようと思ったけど、人間や組織を学ぶには政治はまたとない教材だと思うので思わず感想をアップしてしまいました。

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March 02, 2009

追い詰められた竹中?

 かんぽの宿疑惑から風雲急を告げ、一気に追い込めるか、それとも逃げ切るか小泉・竹中、必死の攻防が茶番のようなテレビの中に見て取れます。

 思想傾向は違いながらも、とても尊敬できる文芸評論家山崎行太郎氏の「毒蛇山荘日記」が今面白い。

 連日竹中平蔵氏のインチキ性、詐欺師ぶりが指弾されていて、今何が起きているのか正直よくわからなかったことがわかってきます。

 昨日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」での竹中氏と亀井静香氏の対論についてのコメント。

僕の第一印象は、やはり「竹中一派」は精神的にも政治的にもかなり追い込まれているなあ、というものだった。竹中平蔵氏はいつものように、油紙に火がついたように多弁、饒舌であったが、しかしその話の中身は、実に単純素朴で、サルにも分かるような、いかにも「B層」を相手にする人らしく、分かりやすい内容で、すでに何処かで読んだか聞いた事のあるものばかりであった。しかし問題は、やはり話の内容というより、そのナラティブ、つまり語り口と表情だろうと思う。「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、竹中平蔵氏の語り口や表情からは、多くの物語を読み解くことが出来るように思う。亀井氏が、「東京地検告訴する・・・」と断言した瞬間に、竹中平蔵氏の表情は一変し、急に語り口にも余裕がなくなって、陰鬱な語り口になったが、やはりそこらあたりに、竹中平蔵氏のホンネはあると言うべきかも知れない。ところで、植草一秀氏が、この番組の討論の様子を詳細にブログに記述しているが、それによると、「かんぽの宿」疑惑に対する竹中平蔵氏の反論の中心は、いつものように「赤字の垂れ流し」「雇用の維持が条件」「民間会社・民間人のやることに口出しするな」等、すでに事実の検証作業によって、その論理が破綻し、竹中氏等の隠蔽工作が明らかになったことがほとんどだったが、それだけでは不十分と見たか、それに最近は、『かんぽの宿疑惑』事件は「末端社員の自爆テロ」「西川社長追放の陰謀」「郵政官僚の復権運動」等が追加されたよう見える。

 竹中平蔵という男はいつもやたらぺらぺらと喋りまくり、ある程度のディベート能力があるらしいので、対談する論敵はあたかも打ち負かされたかのように見えてしまう。いつも困ったもんだと苦々しく思っていました。
 まさに詐欺師的パーソナリティーで、ペテン師の小泉と相性がいいのは間違いがないでしょう。

 山崎氏は竹中氏の本質をあの「三浦和義」や「ああ言えばジョーユー」と同じ種族と喝破しています。全く同感。

いずれにしろ、竹中平蔵氏が、「サンデープロジェクト」という報道番組を使って、司会者コメンテーターとともに、『かんぽの宿疑惑』の隠蔽ともみ消しに躍起になっていることは明らかだろう。はたして、いつまでそれが成功し続けるだろうか。テレビ画面に頻繁に登場し、苦しい弁明に努めれば努めるほど、テレビ画面は嘘を暴き出していく。竹中平蔵氏は、すでに自身が「裸の王様」状態だということが分かっていないようである。僕が連想するのは、「疑惑の銃弾」でテレビ画面を何ヶ月もハイジャックしたと言っていいロス事件の三浦和義、あるいはオウム事件の「ああ言えばジョーユー」等であるが、いずれも「立て板に水」の如くよく喋る人たちであったが、竹中平蔵氏もまた、これからもテレビ画面で「立て板に水」の如き弁舌さわやかな弁明を繰り返しつつ、門外不出の場所に幽閉されるまで、見事な醜態を曝け出し続けるに違いない。

 日本には「奢れる者は久しからず」という諸行無常の観念が古くからあります。

 まさにこれが私たちの目の前に実現することがあるのでしょうか。あったらいいですね。

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February 19, 2009

酔っぱらっちゃった人には武道を

 中川昭一財務相兼金融担当相の「もうろう会見」は何だったんでしょう。

 瞑想、気功、催眠でいつも酩酊、変性意識状態の私には、「格好悪いけど、別にいいんじゃない」と大目に見てたけど、世論は一気にヒートアップしました。
 どうせマスコミから強引に煽動された流れの中でひねくれ者で「陰謀論者」の私は、ニュースを聞いてとっさに

「これは盛られたな」

 と直感しました。
 別に根拠はないけど、かんぽの宿疑惑隠しか政府紙幣論への反撃か、反攻に出た小泉側がこれまでにもあったように、例によって「やりやがったか」と思いました。

 中川氏は強面風だけど、二世議員でどこか愛嬌というか甘いところがあると感じていましたが、やはり脇が甘かった。麻布高校から東大のエリートなんですってね。
 酒に溺れやすいそうですけど、何かがあるんでしょう。

 父・中川一郎氏の自殺(一説には他殺)を見て、この世の裏の地獄を見知ったためでしょうか。

 その弱点を突かれた。

 酒好きは仕方ないけど、中川氏には護身の概念が乏しいと言わざるを得ません。
 武道、特にスポーツではない(つまり正々堂々と戦う、スポーツマンシップに満ちたものではない)、ある意味反則技や姑息な技と呼吸法などの心身の鍛練法でできている古武術や我らが柔拳を学ぶのが良いと思います。
 柔らかい人当たりと隙のない気配りができて、政敵からはめられる危険性は減るかもしれませんよ。

 政治家、志望者は習いに来て下さい。

 なんてことを感じていたら、副島隆彦氏が同様の視点から解説していました。
 副島隆彦の学問道場-気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板

  副島隆彦です。緊急で、現下の政治情勢への私の分析を、手短に書いて、載せてお  く。

1.中川昭一(なかがわしょういち)財務・金融大臣が、やられた。彼は、14日のローマでのG7で、酒の中に
クスリを盛られたのだ。 ロバート・ゼーリック世銀総裁(デイヴィッド・ロックフェラー直系の子飼い、忠実な孫クラス、公表しているユダヤ人)との会談の席だったか、そのあとの、怪しい女記者たちとの30分の食事の時に、薬を入れられたようである。

(中略)

副島隆彦です。中川昭一は、私はすこしだけ話したことがあるが、父親(中川一郎、自殺、しかし本当は殺された)に継いで、立派な政治家だ。中曽根系の後継ホープだが、
立派な男だ。 酒を毎晩、浴びるように飲んで、失禁することも多い、と言われ続けた男だ。やっぱり、アメリカは、弱点を突いてくる。

2.麻生太郎首相たたきは、昨11月から始まった。ホテルのバーで遅くまでお酒を飲んでいる首相と叩き始めた。それから、漢字が読めない(受験勉強をしていない、学習院卒だから、弱点と言えば、そう) と嘲笑した。 それは、麻生と、中川が、昨10月13日前後から、 アメリカに、「もうこれ以上は、日本は、アメリカに金(かね)を出さない。国民の大切な資金を、出さない。米国債は買い増したくない」と、公然と、言い出したからだ。 麻生と、中川は、愛国者である。 

3.世の中で、大事なことは、カネを出すか、出さないか、だ。いい人、悪い人も、正義・悪も、判定は、どうにでもなる。が、日本国民の為に、資金を奪われないように、抵抗するのが、日本にとっての正義であり、善で、あり、愛国者で、いい人だ。いい指導者だ。アメリカの手先ではないということだ。

4.アメリカは、麻生政権潰しに、公然と動き出した。 カネを貢がないからだ。
小泉は、麻生が、「郵政民営化には、自分は必ずしも賛成ではなかった」と、失言(思い余っての本音)した翌日、「笑っちゃうしかない」と言って、政権打倒の火柱をあげた。
そのあと、モスクワに立った。 アメリカが、小泉を、特使(使い走り、メッセンジャー・ボーイ、仲介人間)に立てて、送ったのだ。

5. ロシアは、石油(原油)の値段が、一バーレル32ドルまで下げられて、食をなくした労働者たちが、モスクワでもデモをしている。多くの建設工事が泊まっている。このままでは、いくら、豪腕のプーチン、メドベージェフでも、金が無くなって困る。デタントである。それで、アメリカが、「原油を、上げてやるから、その代わり、米国債を、もう一度、買いなおせ」と、ロシアに、日本を使って、交渉している、ということだ。

ニューヨークの先物の石油市場である、NYMEX(ナイメックス)で、アメリカは、石油価格もあやつっている。どうにでも操作できる。 それで、家来(同盟国)の、サウジアラビアが、悲鳴を上げている。 もうこれ以上の、原油の安値は、アメリカも耐えられない。

6.ヒラリーの、悪(ワル)女が、16日夜、来日して、すぐに、深夜に、カバの中川秀直(なかがわひでなお)と小池百合子と、在ったはずだ。自分たちの手兵、子分だから。
小泉・竹中平臓の、アメリカの手先代表(売国奴の頭目)と連携している勢力だ。

日本に、小池百合子政権を作らせようと、バカヤローのアメリカは、ヒラリーは画策している。日本国民の気持ちなど、何も考えない。帝国は、属国にそういうごり押しをする。

8.日本に、60兆円分ぐらいの、米国債を買わせる腹である。それがヒラリーの現下の仕事(任務I)だ。 これで、累計、700兆円ぐらいになる。 小池百合子ら、見ず転芸者の、アメリカへの屈従を、許してはならない。何が「上げ潮」経済だ。この手先どもめ。

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December 24, 2008

反省の弁

 天木直人氏のブログ他で知りましたが、先週出た「週刊現代 12月23日・1月3日号」に、小泉構造改革の先導役を果たしてきた中谷巌氏(経済戦略会議元議長代理)が、「懺悔の言葉」を吐いています。

「小泉改革の大罪と日本の不幸 格差社会、無差別殺人-全ての元凶は「市場原理」だ」

 小泉構造改革は日本にアメリカ流のグローバル資本主義を持ち込みました。間接的にですが、その改革に参画した私は、小泉・竹中氏同様、日本社会に構造改革を持ち込んだ張本人なのです。
 しかし、いきすぎた構造改革は日本社会の良き伝統を壊す強烈な副作用を生み出しているように思われます。貧困層の増大、異常犯罪の増加、ぬくもりのある社会の喪失などです。「これはいけない」と、私は自らの主張が誤りだったと後悔の念を持っています。

「やっとわかったか」「何を今さら」「腹を切れ」といった言葉を、ブッシュに靴と同じように投げつけてやりたいという人も多いでしょうが、それでも自らの過ちを反省もせずすっとぼけている小泉や竹中よりはましというものかもしれません。

 臨床家は心やさしいので、誤りを認めたのだから 「君子豹変す」ということにしてあげましょう。

 記事の中で、経済学的なことはともかく、臨床的に興味深いのは中谷氏が語る学者としての「生育歴」。おそらくフルブライトでか、アメリカ・ハーバード大に留学して「洗脳」されたところ。

 私は69年にハーバード大へ留学しましたが、この留学によって、私はすっかり「アメリカかぶれ」になってしまいました。閉鎖的な日本の大学から解き放たれた開放感と、アメリカ社会の豊かさにすっかり魅了されたのです。
 なかでも目を奪われたのが、裕福で大らかな中産階級の人々の暮らしぶりでした。それを私は、アメリカ型の市場経済の賜物だと捉えていました。
 今にして思えば、それはケネディ大統領やジョンソン大統領といった60年代の民主党出身の大統領時代の遺産でした。彼らは、社会保障政策を重視し福祉国家を志向していました。所得の再分配にも積極的で、国民所得を平等化しようとしたのです。それが中産階級の豊かさを支えていたのです。

 留学して勉強をしっかりして、さらに友達や彼女ができるだけなら日米友好で別にいいのでしょうが、アメリカかぶれが高じて、米政府やシンクタンクの「ジャパン・ハンドラーズ」たちの手先になってしまう、そういうのは税金や向こうの奨学金で勉強させてもらえるエリート層にはほんとに多いようですね。

 別にアメリカに留学した人全員が「アメリカかぶれ」になるのではなく、例えば精神科医の和田秀樹氏はコフート心理学の勉強のために渡って、しっかり精神療法を学びながらも、「日本はアメリカみたいになってはいけない」と強く思ったそうです(「改革にダマされるな!」PHP研究所)。

 中谷氏が見抜けなかったことが、和田氏にはわかったということでしょうか。

 未曾有の経済危機の中、これからは、今まで構造改革を賞賛して旗振りをしていた学者や評論家が何食わぬ顔をして「転向」する様子がいっぱい見られるでしょう。
 あるいは人々の不満をぶつける対象として、さらに「改革が足りない」とか言って、公務員や公共事業を非難する輩もいるかもしれません。

 危機の時には、その人の人品人柄が出るものです。

 みなさん、人物観察には怠りなく、注意深くいきましょう。

 

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December 07, 2008

ニュース雑感・大麻はJTに

 最近のニュースで「またか」とウンザリするほど多いのは、麻生総理の失言と大麻の摘発事件だと感じます。

 しかし、日本は大麻を異常なほど目の敵にし過ぎる、もう病的といえるほどと感じるのは私だけではないはず。

 大麻の薬理的問題の有無は随分長いこと議論され、大方否定的な見解が多いこと、つまりホントは酒やたばこほどには大したことはない、実は全然「麻薬」になれないからわざわざ「大麻取締法」なんて法律をGHQの指示ででっちあげたときっこさんがいうことが正しいと私も思う。

 もちろん精神状態に作用する薬で、全然無害、影響がないなんてことがあり得ないのは、大麻と同じく「麻薬でない」酒やたばこを見ても明らか。
 要はその影響の質と程度でしょう。

 無断転載禁止だから引用しませんが、超人気ブログ、「きっこの日記」の2008年9月6日「時代錯誤の大麻取締法」や2007年5月4日の「大いなる麻の話」の日記を読んでみて、この通りだと思っています。
 日本は昔から麻を大事にしていた文化なんです。忍者も跳躍のトレーニングに使ってたっていうしね。「日本の伝統、大麻は友達」なんていうと過激すぎるかな。

 大麻を巡る日本の理解と敵視的状況は海外を知れば知るほど不可解で、心理学的な関心さえ湧きます。
 そう思うと、大麻の精神的作用、つまり五感の鋭敏化、多幸感と連帯感の高揚、宗教性というか思考や常識の枠を越えたメタ認識の獲得を権力者側が無意識的にか警戒しているのではないかと感じることがあります。

 ハイになることを禁じる文化が今の日本にはあるのではないかな。

 脱洗脳の名人、苫米地英人氏流にいうと、大半の人は無意識に洗脳され「奴隷の人生」を歩まされていて、そこから目覚めて「常識」から脱する人間が出ては権力側としては困るということかもしれない。
 実際の大麻の力はそれほどでもないと思うのですが。

 トランスパーソナル心理学のK・ウィルバーもいうように、人には様々な変性意識のスペクトル(帯域)があり、普段の日常意識の状態も含めて、ちょっとした方法、手段でいろいろと変性意識状態を体験することができるのです。
 催眠だけでなく、ジョギングやスポーツ、音楽、セックス、宗教的行、酒もたばこもそう。あるいは昨今のお笑い番組もそうかも。
 どの意識状態を是認して、あるいは否定するかに、そこの文化の特徴が現れているように思われます。
 大麻以外のことを見渡しても、日本はその点、ちょっと狭いな。

 ただ、一時的な作用しかないドラッグに頼らずに本当に脱洗脳つまりお悟りを得るには、ちゃんと瞑想するか、苫米地や私(?)のような優秀なセラピストにかかることでしょう。

 しかし一方で確かに存在する深刻な問題は大麻が「ゲートウェイ・ドラッグ」となって、若者を中心にそこからブラックの世界へ、ほんとのハードドラッグ、麻薬の世界へ流れて依存になる人が大量に出てしまうことです。

 しかし、これにも簡単な解決策があります。

 大麻を表の世界で扱う、解禁にして、例えばJTが専売するのです。

 禁酒法時代の酒みたいにするから、闇で扱われてそうなるという単純な話なのだから、日の光にさらすだけでいい。
 実際今町中を歩いていて変な外人から、「お兄さん、いいビールあるよ、安いよ、やらない?」と怪しい誘いが全く受けないのがその証拠。

 たばこみたいに好き嫌いはあるけど、個人のたしなみにならOK、飲酒運転と同じく「吸飲運転」だけは厳罰にしておけばいい。

 JTからはいろんな大麻製品が出て、落ち目のたばこに変わって収入倍増、国も税収増で潤います。構造改革必要なし。

 大麻のCMにはもう、一流ミュージシャンや俳優がこぞって出てくれるに違いありません。
 私としては、昔来日時に大麻所持で捕まっちゃったポール・マッカートニーに先ず出てほしいですね。

 私がこんなこと書くとビックリする人がいるでしょうけど、大麻を頭から極悪扱いするのではなく、この程度のオープンな話ができるようになってほしいと思うのは私だけではないはずです。

 ザ・タイマーズの忌野清志郎に見習おう。http://jp.youtube.com/watch?v=JSQfL3kDxnQ&feature=related

 
 

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December 05, 2008

ニュース雑感・また発達障害か?

 厚生労働省元次官ら連続殺傷事件の容疑者小泉毅のエピソードを聞いて、前記事の麻生総理と同様、「経験」のある人は彼に発達障害の傾向を感じない人はいないでしょう。

 これはことがことだから、慎重に言わないといけないのですが、子ども時代からの対人関係の悪さ、転職の多さなど社会適応の悪さ、数学が妙に得意だったこと、何より子どもの頃の動物を殺された恨みが突然フラッシュバックしたかのようなことが凶行の動機だということなどなど・・・。

 これから精神鑑定があるでしょうけど、類似の事件は山梨でも起きているし、おそらくここ数年続く「不可解な」殺人・暴行事件の多くに発達障害的エピソードが多いので、「またか?」と顔を曇らせた関係者も多いかもしれません。

 もしそうなら、困ったことだけど逆に、被害者にも加害者にもなるリスクが高い発達障害者に対する世の一層の理解と、このような「加害者」をもう生み出さないための教育、臨床体制の整備が求められる機会となるべきかもしれません。

 しかし、本当にそうなのか、裏に相当なことが隠されている事件ではないかとはみんな直感で感じているのではないでしょうか。

 何でもあの官僚2人は、民主党長妻議員に証人喚問される予定になっていたとか。
 それなら、あの小泉純一郎が厚生大臣時代に年金担当で制度設計をし、裏も表も知り尽くしていた2人が国会で喋ってまずいことがあったのでは、と疑われてもしかたないですね。

 小野寺光二さんによると、http://archive.mag2.com/0000154606/index.html

小泉容疑者の事件だが、

○自首する小泉は替え玉である。殺人の実行犯は、別にいる。そして殺人を指示した人物がいるはずである。

○現在、以下のことがわかっている。(一部メデイアで報道)

埼玉県警関係者の情報によると

○小泉毅は、ある広域暴力団の手先をやっていた。債権取立ての際に威嚇する程度。

○埼玉県大宮駅西口に広がる繁華街の南銀座でフィリピンパブの客引きをやっていた
のを見たことがある。

○事件直前に、所沢ナンバーの黒いベンツに30代の男と一緒に小泉が乗って、
殺人現場の近くを
下見していたらしいという目撃情報。現在捜査中。

○株の取引をやっていたこともあるが小額であり、ほとんど利益は出ていなかった。

○昨年暮れに大宮のスナックで小泉が、ある男と会っているのを見たという目撃情報。

そのある男とは、暴力団らしい。その男は黒いベンツに乗っていた。地元大宮の暴力団ではないらしい。

○殺し方は肋骨がくだけるほど強いやりかたで刺している。
かなり人を殺しなれている人間でなければ
できない。

初めてでは絶対に無理。

○凶器となったナイフにツバをつけたりグリップ分に布をまいていた。

刃物で刺すと返り血を浴びて握りが滑って自分を切ってしまうこともあるため、
ぬれたサラシか
包帯を巻くと手がすべらないことを知っていた。

○事件前に小泉は自宅の電気、ガスを停止させている。
インターネットのプロバイダ契約を解除している。

あと、これは本来、埼玉県警に出頭すべきものを警視庁に出頭している。
いうまでもなく警視庁は
東京都内のことを管轄している。

埼玉県警のほうが地元に詳しいはずである。

 社会不適応状態の発達障害の傾向のある人をうまいこと見つけて、人の裏を読めない、信じ込みやすい傾向を利用して「育て」て「洗脳」して犯行を仕掛けたのか。

 あるいは頭のいい悪い奴が、そういう人たちのエピソードを学んで、小泉毅に発達障害を騙らせたとも考えられます。犯人になってくれさえすれば動機なんてどっちだっていいのだから。
 どちらにしてももしそうなら、発達障害を利用したともいえ、許せないよな。

 小泉内閣以来、ライブドアの副社長やりそなの会計士や読売記者の怪死、植草一秀先生の痴漢事件など、権力や政治には古来殺人や陰謀がつきものとはいえ、近年はこんなことがよく続くような気がします。

 私の先輩に県から厚生労働省に出向していた人がいたけど(障害福祉だから年金とは関係ないけど)、私に出向させてくれていたらどんどん暴露して、「殺し屋」ともバトルするんだけどなあ。

 行けなくて残念、舛添大臣、使ってくれませんか?

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December 02, 2008

ニュース雑感・麻生さんって

 最近のニュースの感想をしばらくテキトーに書きます。

 麻生総理の「アホぶり」に国民の皆さん、知識人の方々はあきれ顔のようです。

 漢字がろくに読めない、口を開けば「失言」ばかり、場にそぐわないスピーチなど就任以来次々に露呈する失態はどうしたことでしょう。

 お坊ちゃんだから?海外生活が長いから?おたくだから?

 いえいえ子どもの特別支援教育、心理臨床をやっている人なら、ピンとくるものがあるでしょうね。誰も言わないけど。

 読みの困難さがあること、いわゆる場を読めないことなどからある種の学習障害(LD)など発達障害の傾向を感じざるを得ません。

 というのを書こうと思ってたら養老孟司先生が同じことを話してくれていたらしい。

「未曽有(みぞう)」を「みぞゆう」、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」など麻生太郎首相が漢字の誤読を連発しているが、ベストセラー『バカの壁』で知られる解剖学者で東大名誉教授の養老孟司氏=写真=は「読字(どくじ)障害ではないか」との見解を示した。

 読字障害とは、知的能力に異常がないのに、書かれた文字を読むことが困難な症状で、原因は分かっていない。欧米では人口の10%、日本でも5%が何らかの読字障害を抱えていると言われている。

 ただ、「読字障害の人は、特異な能力を発揮することが多い」と養老氏は指摘する。発明家のエジソンや理論物理学者のアインシュタイン、芸術家ではロダンやピカソ、推理作家のアガサ・クリスティや俳優のトム・クルーズなど天才的な能力を発揮した人も読字障害だったといわれている。

 政治家ではチャーチル元英首相やブッシュ米大統領らの名前が取りざたされている。

 麻生首相は学習院大政経学部卒で、スタンフォード大大学院やロンドン大政治経済学院への留学経験もあり英語も堪能。麻生セメント社長として企業経営の経験もあり、日本青年会議所会頭も務めた。クレー射撃の選手としてモントリオール五輪にも出場経験がある。知的能力や運動能力ともに、人より劣っていては不可能な経歴ばかりだ。

 そんな麻生首相が誤読を連発したことで、首相としての資質を疑問視する声も高まっているが、逆に養老氏はプラスの側面に目を向ける。

 「読字障害は病気ではない」としたうえで、「官僚が漢字を読み間違えることは絶対になく、政治家が同じ能力で競っても勝てないだろう。官僚と戦うためには別の能力を持つ人が必要だ。麻生首相やブッシュ氏は時代に求められたとみることもできる」とエールを送った。

 景気対策や年金問題など政権が抱える課題は山積している。麻生首相にはいまこそ天才的な能力を発揮してほしいところだ。

 【読字障害】学習障害の一つで、知的能力や会話には支障がないが、文字を読むことが難しいという症状。その一方で、物事を視覚的にとらえたり、空間を把握する能力が高く、芸術や工学などで優れた能力を発揮するといわれている。

http://www.zakzak.co.jp/gei/200811/g2008112601_all.html

 そういうことです。
 もちろん、これは発達障害界にとって悪いことと早計してはいけません。
 仮にも総理だし。一応は社会適応の極限ともいえるのですから。
 確かに総理という仕事には向いてないかもしれないけど。

 麻生さんも世間からのアホ呼ばわりを払拭するために、ここはきちんと一流の先生に診察、検査、診断してもらった上で確定診断がついたら、カミングアウトしてほしいな。

 そうすれば、アホではなくて「ハンディキャップ」であり「個性」なんだから仕方ないと言い訳が立ち、攻撃を防げます。

 そして発達障害の子ども、成人までの臨床、教育、就労に財政出動とからめて巨額の投資をするのです。
 社会保障費2200億円削減なんて、それこそアホの仕業。
 財源不足なんて嘘っぱちなのだから。

 人口の5~10%はいるといわれる発達障害、自称他称を含めればもっといるかもしれません(私もその1人)。
 味方につければ、支持率もアップするかも。

 

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November 11, 2008

筑紫哲也氏訃報に接して

 報道にもあるとおり、筑紫哲也氏が亡くなりました。

 筑紫氏が出ていた頃のNEWS23はよく見ていました(今はほとんど見ませんね、何ででしょうね、やはりキャスターの魅力の差でしょう)。
 大人になって視野が広がって、またネットの時代になって様々な角度からの情報が手に入るようになって、あまりテレビ報道に信用をおかなくなった最近ですが、筑紫氏にはやはり信頼をおいていました。

 最後の信頼といってもいいかもしれない。

 おそらく思想的というか、知的スタイルというのもおこがましいですが、なんか自分と姿勢が似ているというか、勝手に筑紫氏には親近感を持っていました。
 基本的に左というか、護憲派で反体制的で少数派、弱者の側に着く姿勢でいながらも、教条的な左翼になることなく、幅広い芸術・文化の嗜好、情報の咀嚼力をお持ちで、人脈も広かった。
 私のイメージでは、左というより、中庸の人という感じでした。

 80年代筑紫氏が「朝日ジャーナル」の編集長だったとき、ちょうど私は大学生で、同誌はニューアカデミズム・ブームの先鞭をつけたり、野田秀樹や鴻上庄司や如月小春などの新しい演劇人などが次々と登場させたり、なかなか格好良かった。
 その前の(さらに前の?)世代ほど朝ジャは大学生の必須アイテムではなかったものの、私は筑紫氏の朝ジャはよく買って勉強させてもらいました。

 それから山梨に就職で帰った頃、ちょうど甲府で「デザイン博」という催しがあり、その頃(90年代初頭)活躍していた文化人が一堂に会して様々なシンポジウムや講演会をやるというものだったのですが、そこにも筑紫氏が来ていました。

 私は会場の入り口ですれ違い、
「あ、筑紫さんだ!」と驚き、思わず振り返って声をかけようとしました。忙しそうだったからやめたけど。
 筑紫氏は意外に小柄な人という印象でしたが、表情がテレビで見るようにニコニコしていて、いかにもやさしそうでした。

 その時のシンポジウムでは、何とシンポジストは「郷土の英雄」中沢新一と「後のペテンの道路公団改革の指揮者」猪瀬直樹と忘れたけどもう1人と筑紫氏という、何だかよくわからない組み合わせで、およそ思想傾向がかみ合わない者同士の中で、筑紫氏は絶妙のバランス感覚でシンポジウムを作り上げていったのを覚えています。

 やさしさと包容力と、それでも、けしてぶれない自分なりの芯のある人と思いました。

 思えば、私は中学高校時代は本多勝一さん、大学時代は筑紫哲也さんという2人の朝日新聞記者に大きな影響を受けたのだなと今にして気づきました。

 実は私、大好きな心理学にせよ、学者や研究者になりたいと、本当に心から願ったことは一度もなく(学者には向かないと気づいたのでしょう)、ジャーナリストに憧れていたことと、どこでもいいから「現場」にフィールドワーク的に出る仕事をしたいと思っていたのです。

 ジャーナリストにはなれなかったけど、結果的には今の「現場」にいるわけで、本ブログも学問的というより、ジャーナリスティックな感じがしないでもなく、筑紫氏の影響下に今もあるのかもしれません。

 1人、また羅針盤を失って、ほんとうに残念です。

 謹んでご冥福をお祈りします。

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September 15, 2008

リーマン・ブラザーズ破綻

 ついにリーマン・ブラザーズ破綻。

 ホリエモンのライブドアによるニッポン放送買収騒動の時の黒幕だったそうで、社名は別に「サラリーマンの兄弟」という意味じゃないようです(当たり前か)。むしろ敵だったですね。

 副島隆彦氏田中宇氏らの予測通り、世界が恐慌化しアメリカの覇権が崩れゆく先駆けでしょうか。

 私と同様、新自由主義経済を憎む世に倦む日々に、渾身の記事。

 ここ数年の日本の惨状を見事に描写しています。

私もブログの中で何度も書いてきたが、今はまさに戦争の中にあり、生きている日常は悲惨な戦場であり、新自由主義軍が放つ砲弾の中をわれわれは黙々と歩いている。隣を歩いていた人間に砲弾が命中して顔を吹き飛ばされ、血が流れ、周囲一面に夥しい死体が転がる中を、次は自分の番だと覚悟しながらわれわれは前へ歩いている。無数の人間が犠牲になって死んだ。新自由主義に殺された。足立区梅島の一家無理心中事件、秋葉原の無差別殺傷事件。新自由主義が無辜の市民に襲いかかった戦争で、これまで一体どれくらいの人間が犠牲になったのか。内乱と言うのは正しくない。一方的な虐待と殺戮だ。ヒトラーのユダヤ人に対する戦争、スターリンの農民に対する戦争と同じ。小泉純一郎を司令官、竹中平蔵を参謀総長とする新自由主義軍が、まさにベトナム戦争の米軍のように圧倒的な軍事力で日本の町や村を襲撃したのであり、同じ日本人を洗脳で新自由主義のロボットにして、侵略軍の民兵にして、市民に襲いかからせたのである。

 今、われわれはものすごく大きな歴史の転換点を目にしているのだと思います。あまりにも大き過ぎてて、見えないくらいの。

 この大きなうねりの中で、自分ができることは何なのか、見当もつかないけれど、考えてみたいと思いました。

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August 16, 2008

金メダルの陰に

 オリンピックはいつも悲喜こもごもですが、今回イマイチパッとしない男子柔道陣の中で、100キロ超級の石井選手が金メダルを取りました。

 そして、その陰にまたアドラー心理学とコーチングの存在が。

 本ブログで何回か取り上げさせていただいた(http://taichi-psycho.cocolog-nifty.com/adler/2007/02/post_bd67.htmlhttp://taichi-psycho.cocolog-nifty.com/adler/2008/01/post_62d3.htmlhttp://taichi-psycho.cocolog-nifty.com/adler/2008/03/post_dbab.html)、プロ・コーチ、平本相武氏が早大ラグビーと続いて、またやりました。
 石井選手の専属コーチとして、北京にまで同行して前日までじっくりコーチングをしていたそうです。

 平本氏のブログ、試合前日8/13の記事よりhttp://executivecoach.seesaa.net/

繊細な意識を向けていき、

いつでもどこでも、練習もやるだけやった、
筋トレもやった、
いろんな選手の研究も、

ありとあらゆることをやり尽くした。

最後は、
メンタルが強い選手が勝つ。

人間として器が大きい、
外に左右されない意識の持ち主、
・・・・が勝つ。

相手もみんな緊張している、
だから落ち着いている方か勝つ。

・・・・・・・・・

まずは、
ボディーパーツアウェアネスから。
体の部位一つ一つに

自分の意志で、
自分の体、隅々まで、
オンとオフ、できるのを
気づいていく。

そして、

柔道を始めた小学校から、
中学、高校、そして大学、
最年少日本一、
そして、北京五輪出場を決めた
日本選手権優勝・・・、

今まで勝ってきた試合、
納得のいく柔道、

一つ一つ思い出していく・・・。

そして、

いい柔道の感触を、
すべて体が覚えている・・・。

明後日の試合では、
必要なものは、

意識しなくても、
知らず知らずに、

すべて、出てくる・・・。

自然体なら・・・、
勝つために必要なもの、
すべて必要なタイミングで
出てくる・・・・。

もうすでに、
必要なものは、
内側にある・・・・。

・・・・・・・・・・・・

最後は、

石井選手自身、
自分のやり方、
自分らしさ、
自分軸、
まっとうすることで、
結果を出してきたことが、

どれだけたくさんの人たちを、
勇気付けてきたか、

どれだけたくさんの人が、
励まされ、

自分らしさ取戻して、
頑張ってこれたか、

どれだけたくさんの人が、
感謝しているか、

伝えてきました。
 その前日の8/12のセッションでは
今日のセッションは、
国士舘柔道部の渡辺くんも加え、

体の各部位をゆるめていく、

そして、横になって体を
一つの水ぶくろのように、
揺らしていく、

たっぷり1時間半、
ボディワーク中心でした。

途中は、
国士舘寮のルームメイトのネタで、
楽しく大爆笑の連続、
ノリノリのダンスで大声を出したり。

のびのび体を動かし、
ゲラゲラ腹を抱えて笑い、

終わった頃は、
満面の笑顔、

心も体も
ゆるゆるにゆるんでました。

 身体の各パーツをすみずみまで意識したり、「ゆるゆるにゆるめ」たり、体を一つの水ぶくろのようにゆらしていくなんて、まさに私のやっている太極拳などの内家拳そのもの、私の老師の教えや高岡英夫氏の説と全く重なります。

 もちろん私の目指すところでもあります。

 石井柔道は、内家拳でもあったのだ!

 私は最近柔道を見なかったので知らなかったけど、石井選手はその勝ち方から日本の柔道界では「異端児」だったんですね。

 でも、武道ではなく「武術的」に見れば、「正解」なのだと思いました。
 勝つためには、「きれいな一本!」ではなく、「ゆるゆる」にならなきゃダメです。

 それにしても、最高度の緊張度とその時点で最強の敵と戦う状況で、ゆるゆるになれるなんて、コーチの平本氏とそれを受け入れ実現した石井選手の力はすごい。

 おめでとうございます。

 

 

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July 10, 2008

サミットのほんとのテーマ

 副島隆彦氏が、今回の洞爺湖サミットの「真実」を推測しています。
 やっぱりおもしろい。
 一部、転載します。

http://www.asyura2.com/08/senkyo51/msg/739.html

副島隆彦です。 どうも、今回のサミットは、「アフリカ支援」とか「原油、食糧の高騰への対策」と言いながら、その背後では、アメリカの金融崩れが、もうすぐ起きそうなので、それを阻止するための各国協調の話し合いが、裏で行われたようだ。

 日本に対するアメリカ・メディアの論調を読んでいると、「日本は頼りない。何もしない」というものだ。ということは、福田首相は、いくらブッシュ大統領が、日本政府や、郵貯銀行が、アメリカのサブプライム組み込み債の仕立て直し債(サムライ債)を買ってくれ。 

「福田よ。アメリカの国債か、RMBSかCDOを、100兆円ぐらい郵貯の資金とかで、買ってくれないか」とブッシュが言っても、全く相手にしなかったようだ。 福田の平然とした態度に、ブッシュはいつものヘラヘラした感じで、いつもの軽薄そうな感じで、「チェアマン、チェアマン」と呼びかけていた。「どうも小泉の馬鹿とは、違うようだ。フクダは、脅しても簡単には言うことを聞きそうにないな」と感じただろう。 

 もうこれ以上は、アメリカの犠牲になるのは御免(ごめん)だ、という日本国内の一致した考えを、ようやく理解したのではないか。 アメリカで、金融情勢が、一変しつつある。

 最近の強迫エコ症状に、「ほんとはこいつらエコで儲けたいだけだろ?エコロジーなんて全然わかってないくせに。ああ、ベイトソンが泣いている」と勝手に怒ってて、エコを煽るマスコミの論調に?だったのですが、こういう動きがあったのならわかります。

どうやら、アメリカの金融市場が、おかしくなって、次の「連鎖する大暴落」が起きそうである。上の3本の記事から分かるとおり、まず、メリルリンチが、大損を出して、取り付け騒ぎのようになっている。破綻(どこかに吸収合併)させるしかないだろう。

 リーマン・ブラザーズも、原油の先物取引市場で大きな失敗をして取引停止にされて、ここももう危ない。リーマン本体の危機と大損を、原油や商品(コモディティ)市場で、取り替えそうとして危ない博打(レバレッジ500倍とか)を仕掛けて失敗したのだろう。モルガンスタンレーの本体も、どうも傾きつつある。シティグループの株価が、10ドルを割りそうだという噂が広がっている。

 そして、ファニーメイと フレディマックの、アメリカの政府系の住宅金融公庫である、この巨大な金融法人に、いよいよ、それぞれ200兆円(2兆ドル)ぐらいずつ、政府資金(税金だ。tax money injection 、公的資金の投入) を行わなければなりつつある。

 そうしないと、サラリーマン階級への住宅ローン焦げ付き者への住宅の差し押さえが始まる。今度は、FRBの救済では済まない。直接、米財務省が、救済資金を出すしかないだろう。つまりドル紙幣(FRBから借りてくる。紙切れのような米国債をFRBに担保に差し出して)を、そのまま投げ渡すのだ。そして、今や、FRBの、自己資本率4%割れ が起きている。

 そして、さらに、アムバックや、MBIA(エム・ビー・アイ・エイ)などのモノライン大手4社の危機が深刻化している。すでに、株価は1ドル前後だ。ここが、安易に保証して来た、カリフォルニア州債や、NY市債などの地方債(ミニュシパル・ボンド)の保証機能が崩壊しつつある。そうすると、債券の格付け(レイティング)機能が崩壊する。ムーディーズとS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)のこれまでの八百長が露見する。

 私が、「連鎖する大暴落」(徳間書店、2008年3月刊)で書いたとおりの事態が、遠からず起きるだろう。

 そこで、各国首脳のサミット(G8)は、裏で、何をやっているのか。アメリカは威張っているから、まだ「助けてくれ」とは言わない。だから、G8では、全面に白けムードが漂っている。

 アフリカ支援ではなくて、本当は、アメリカに対する金融支援が、隠れた本当の主題だったのだ。アフリカ支援は、カモフラージュである。その感じが、アフリカ諸国からやってきた首脳たちの拍子抜けしたような顔つきによく現われていた。

 「どうせ、お恵み金をくれて、自分たちはいいように使われて、世界金融危機の隠蔽(いんぺい)用に使われるさ」と、彼らの顔が語っている。今のアフリカの首脳たちは、ヨーロッパで学んだインテリたちである。先進国のそれぞれ汚い背景を持つ政治家たちを、密かに(あるいは公然と)軽蔑している。
 
 原油(クルード・オイル)は、1バレル(159リットル)が144ドルまで行って、少しだけ反落したようである。それでも、このあと、150ドルを越えて、どんどん上昇して、250ドルまではなるだろう。シカゴとニューヨークの先物市場の投機筋の動きを止める事は出来ない。

 サウジアラビアに、増産を促し、何とか石油の供給を潤沢にしようという計画だろうが、G8の首脳会議の決議をもってしても、投機筋の動きを封じる事は出来ない。「ペーパー・マネーエコノミー(各種の信用マネーの紙切れ経済)から実物経済(タンジブル・エコノミーへ)という、私、副島隆彦が唱えてきた大きな動き(トレンド)を変える事は出来ない。このまま過熱して投機化した実物市場が荒れ狂う。

 そのせいで、貧しい国と、先進国でも貧しい層の人間たちは、消費者物価の高騰(インフレ経済)の犠牲者になる。この不公平の事態が野放しにされれば、最後は暴動(食料品や電気製品の略奪)が起きるだろう。その事態を沈静化させ、食い止めるために、アメリカでは、バラク・オバマが、大統領に選ばれるようになっているのである。

 私も往復100キロの通勤ドライブをしていますが、ガソリン代高騰がボディーブローのようにかなりこたえてます。
 やがてリッター200円は避けられないというし、今日労働組合の話し合いに行きましたが、そこでも今年は、各職場から通勤手当の見直しが出されていて、それを最重要要求項目に入れる方針にはなっているけど、この公務員バッシングのご時世、まあ無理だろうな。

 ほんとにこわい、ハイパーインフレが来るのだろうか?

 最近、実家の母親と、庭に芋を植えようかと話しています。こういう時に強いのは、戦中派の百姓出身か。

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June 18, 2008

続・ブッシュ弾劾

 前々回、天木直人氏のブログのブッシュ弾劾の記事を紹介しましたが、その後正しい情報が入って、天木氏も訂正したので、追加し、訂正します。
 TBでもご指摘してくださった専門家らしい方、ありがとうございます。

 しかし、

 なにしろ下院議員(オハイオ選出デニス・クシニッチ・民主)がブッシュ大統領の弾劾決議案を提出し、下院本会議が、251対156という圧倒的多数で、それを司法委員会に送付することを可決したのだ。

  司法委員会がこの決議案をどうとりあつかうかは、米国政治の大きな政治的駆け引きとなるに違いない。

  だからブッシュ大統領が本当に弾劾されるかどうかはわからない。

  しかしこのような弾劾決議案が提出され、それを検討せよと下院本会議が判断した事自体が大きな事件であるのだ。

 私もそう思うし、思いたい。
 これをもって天木氏の意見は軽率であるかの意見があるようですが、そうは思えない。

 私にしてみたら、ブッシュらその支持者連中に少しでもイヤな情報は、どんどん流してほしい。
「決議した」でなく「送付」だっていい。それが正しい情報なら。その上で、「米国の新しい動き」「つぶされかかっている少数意見」があることだって、日本人が知ったってよいでしょう。
 要は伝え方です。 

 日頃どうでもいいことばかり垂れ流したり、公正中立な顔をしてブッシュ・小泉だけでなく、ある層にだけ有利な情報を選択的に流しているはずのメディアに、それを要求することは全く正当なことだと思います。

 先のグレゴリー・ベイトソンが確か、情報の世界では0は何も「ない」ではなく、何か「ある意味」を伝えるのだ、といった趣旨のことを言っていたのを思い出しました。

 情報とは差異ですからね。

 報道しない、ということは何かを伝え、するということは別の何かを伝えることになるのだと思います。

 特にこういうのは、「疾きこと風の如く」が肝要です。

 ガンガンいきましょう、天木さん。

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June 16, 2008

ブッシュ弾劾

「天木直人のブログ-日本の動きを伝えたい」に、興味深い記事が。

 ブッシュ米大統領が、下院で弾劾決議をされたというのです。それも圧倒的差で。

 しかも、日本のマスコミは全くそのことを伝えないのを天木氏は憤っています。
 天木氏が言うとおり、ブッシュに追従した小泉に尻尾を降り続けたことに、批判が降りかかるのを避けようとしているのでしょう。

 全く情けない。これが武士の国かね。

 私も野武士・天木氏のブログを見るまで知らなかったので、少しでも伝えるべく、転載します。

 これはもの凄いニュースである。なにしろ弾劾決議である。251対156という圧倒的多数で可決されたのである。

  福田首相に対する政争がらみの問責決議どころの話ではない。弾劾なのだ。

  しかも弾劾の理由がもっと凄い。

  
  「イラクとの戦いを擁護する間違った論拠を捏造した」

  から始まって

 「イラクを米国に対する差し迫った脅威と思わせて国民、議会をミスリードした」

 「大量破壊兵器を所有したと信じ込ませた」

 「国連憲章に違反して主権国家イラクを攻撃した」

 「イラクに米国の永久的な軍事基地を設立した」

 「捕虜を拷問した」

 「国民の税金を浪費した」

 などなど、

  およそイラク戦争に関してこれまでに明らかにされた不正、犯罪の数々を、35項目にわたって弾劾の理由にあげているのだ。

 その中でも極めつけは弾劾理由の2番目に、9・11は不正に、組織的に犯罪的意図をもって実行されたと、内部犯罪説を匂わせている点である。

 中学校の教師が「9・11は内部犯行だったという説もある」と述べただけで新聞沙汰になる日本とは大違いだ。

 ところが、このような衝撃的な米国下院のブッシュ大統領弾劾決議が、日本の大手新聞やメディアでは全くといっていいほど報道されていない。

 ネットの世界では情報が飛び交っているというのにである。

 なぜか。

 それは小泉、安倍、福田と続く自民党政権にとって決定的に不利な出来事だからである。

 その自民党政権を支持し続けた「平和と弱者の政党」公明党にとって、弁解できない不都合であるからだ。

 あのイラク戦争を正しいと言った小泉を持ち上げたメディアは、自らを批判することになるからだ。

 いまからでも遅くない。

 こころある日本のジャーナリストよ。この米国における大事件を、米国好きの日本国民に教えてやってほしい。

 日本人の自立は、そこから始まる。

 弾劾の内容はここで見られます。http://www.asyura2.com/08/wara3/msg/136.html

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March 17, 2008

なるほど、日銀総裁人事

 最近のニュースの話題、日銀総裁人事を巡る国会の紛糾は、部外者には何が問題かよくわからないなあと思っていました。
 新聞なんかによくあるこれを「政争の具にするな」と一見正論のような、でも意味不明の意見が目立つ中、何が起こっているのかを副島隆彦氏が解説してくれて、なるほどと思いました。

 関心のある方は、「副島隆彦の学問道場」の「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板」をご覧ください。

 要点は、アメリカの手先である武藤敏郎副総裁就任を阻止しようとした、福田首相、町村らと民主党の連係プレー、アメリカをめくらます「ぐちゃぐちゃ戦術」だったということ。

 崩れゆくアメリカ金融帝国の巻き添え被害を少しでも減らそうという、戦いが始まっています。
 世界恐慌がすぐ、いやもう起こっているということでしょう。

副島隆彦です。 次の日銀総裁が、ようやく決まりそうだ。

次の日銀総裁には、売国奴=アメリカの手先のドンの武藤敏郎(むとうとしろう)が、終に引き摺り下ろされて、黒田東彦(くろだはるひひこ)か、山口泰(やまぐちすし)で、決まりそうである。実に歓迎すべきことだ。

アメリカの「資本主義の全般的危機」を前にして、日本は、ようやく自力、自立戦略を取れそうである。

黒田東彦(くろだはるひき)は、立派な人だ。さすがに国会議員たちは、よく見ている。山口泰(やまぐちやすし)も、前の速水優(はやみまさる)日銀総裁の高腕の副総裁で、日銀のアメリカへの屈従に対して、密かな抵抗線を築いてきた人たちだ。このふたりは、なんとか「日本円にの金利をつけよう」として、必死で頑張った。日銀=三井(渋沢栄一の第一銀行)ロスチャイルドの生え抜きの人々だ。

 このほかに、藤原作弥(ふじわらさくや)という立派な副総裁もいた。彼は、「日銀は外債(がいさい、すなわち、米国債、と米地方債)ばかり買わされている」と公然と発言した人物だ。

 私が、この5年間、ずっと、何冊もの本(「エコノ・グローバリスト・シリーズ)で、名指しで、アメリカの手先になった武藤敏郎(むとうとしろう)、財務省の現役代表と、糾弾してきた。愛国派大蔵官僚であった、長岡實(ながおかみのる)派は、「1998年2月のノーパンしゃぶしゃぶ事件」をCIAに仕組まれて、失脚していった。私は、ずっとそのように書いてきた。

 ついに福田政権は、武藤・日銀副総裁(大蔵省から、日銀を支配されるために送り込まれたグローバリストの尖兵)を、更迭(こうてつ)することに決めた。これは、アメリカ帝国の金融場面が、文字通り、瓦解を始めたことをに、呼応する、各国連帯(欧州と新興4大国)での動きの一環である。

 武藤敏郎は、1998年ノーパンしゃぶしゃぶ事件(その年末の11月に、検察が新聞記者たちと共に大蔵省に捜査・乱入して「大蔵落城」となった)の時に、大蔵省の官房長(かんぼうちょう)であった男だ。彼だけは、何の管理責任も問われずに、アメリカに抜擢されて生き延びた。竹中平蔵と気脈と通じて、「アメリカによる大蔵鎮圧、大蔵支配の受け皿」になった官僚の筆頭である。 

同じく、トップ人事で、参議院から、武藤と共に副総裁候補として「×印」を付けられた、伊藤隆敏(いとうたかとし)も、IMF理事で出向組の、ニューヨーク金融財界の意向を受けるように育てられた人物の一人だ。竹中平蔵ほどの、恐ろしいまでの尖兵(せんぺい)ぶりは、発揮できなかったし、あまりに、血だらけになって、日本の政・官・財の中科の、抵抗派、愛国派を糾察(きゅうさつ)して、切り殺して回る役目は、苦手の人物なのだろうと、私は、ずっと観察していたが、やはり、この時期のために、温存されていた「実戦将軍( war general ウォー・ジェネラル)」であったかと、判明した。

そして、おそらく、日銀外内部の、若手の生え抜きたちからの、決死の覚悟の、将軍駕籠直訴(しょうぐんかごじきそ)が、相次(あいつ)いだのだろう、それで、武藤と伊藤隆敏は、日本の国政の表(おもて)で、ばっさりと正式に、「お役御免」になった。実に目出度(めでた)いことである。

私が、10年前から、書いているとおり、若手の日銀生え抜き官僚たちの、アメリカとの交渉場面での、苦しい思いと、それにも屈せず、恫喝に脅(おび)えながらも立派に抵抗を続けてきた。「私たちは、日本国の金融政策(マネタリー・ポリシー)の実施者として、市場の実勢を無視した、おかしな政策は出来ない。それは国民経済への裏切りである。アメリカへのあまりもの屈服である」と、若手の日銀マンたちは、2.26の叛乱将校たちのように純粋であった。

 日銀の建物の中に、怒号(どごう)が飛び交い、「武藤のやろう。どこまで、アメリカの言いなりになればいいのだ」という、若手の日銀マンたちの、怒りと怨嗟(えんさ)の声が、上がっていた。この事実を、どうして、日本のメディア(テレビ5社、新聞5社)は、一切、国民に伝えないのだ。

 武藤の先輩で、長岡派を追放して、新しい「手先・ドン」になったのは、武藤の先輩の斎藤次郎(さいとうじろう)=デンスケ である。
デンスケが、昨年の11月4日(日)の、小沢一郎辞任劇(小沢、逮捕追放の画策)の元凶である。

 デンスケは、15年前の、1993年小沢動乱=小沢革命(=「自民党大分裂」)の時は、小沢を支えて、大蔵省をまとめた人物(当時、次官)だったのに、その後、アメリカと、日本のゴロツキ政治家たちに懐柔されて、寝返った人物である。

 この3週間、日銀総裁を決める人事(国会承認人事)で、民主党(小沢一郎執行部)が粘り強く、国民を説得して、闘い続けたことの偉大な勝利である。 

日本が、私の言う、「ぐちゃぐちゃ戦法(戦略)」あるいは、「ぐずぐず戦法」をとる事で、属国としての、一番、すばらしい闘いを、目下敢行している。 今の福田・町村・伊吹(幹事長)体制は、すばらしい。
この周りにいる、ゴロツキどもは、自分が、アメリカにへこへこして大臣になることしかかんがえていない、馬鹿野郎ばっかりだ。そうでない、宏池会(こうちかい)本流の、重厚な人たちが、支えてはいる。

私、副島隆彦は、今の大臣クラスの、新実力者若手・政治家(大臣適齢、だいじんてきれい)たちひとりひとりの、おかしな動きも全部、逐一、観察している。 

ともあれ、今回の日銀トップ人事の政局(せいきょく)は、すばらしい闘いであった。日本が、アメリカの言いなりにならず、自国民の利益を
追求すれば、このような、ぐちゃぐちゃ戦法をとるのが、最善である。

 あまり、こういうことを、自称国家戦略家(ナショナル・ストラテジスト)である私が、ばらすと、アメリカの手先どもが、福田康夫首相本人に、自分たちが苛立(いらだ)ちを感じる、その理由を、教えてしまうことになるので、種明(たねあ)かしは、しない方がいいのだが、やっぱり、今が、ひとつの結節点(けっせつてん)であるので、書いて残しておきます。

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October 29, 2007

食品偽装はなぜ起こるか?

 私は賞味期限とかまるで気にしないで、多少過ぎててもかまわず食する人間です。絶対捨てない。
 それでお腹壊したことないし。

 一方でやばいと噂される店はできるだけ避けています。マ○クとか吉○屋にはもう何年も行っていないなあ。
 依存症状なのか、最初は絶つと決めた店のあの味が時々恋しくなったけど、もう完全に「離脱」しました。

 一貫しているのかどうかわからないけど、そんな私はミートホープ、白い恋人、赤福といった一連の食品偽装事件をかなり怪しい目で見ています。
 何が起こっているのか。
 偽装自体は確かに悪いことだけど、これはモラルとか人倫の問題なのか?何か違うだろう。

 そこへとっても参考になるブログがありました。

 日々是勉強

  私が「赤福」という商品を初めて見たのは、確か新大阪駅だったという記憶があります。ここからして何か変です。赤福というのは、江戸時代のお伊勢参りの時期に売られ始めた商品だったはずで、だからこそ「伊勢名物」なのです。伊勢の品物をどうして大坂で売るのか。ここに、根本的な問題が潜んでいるのです。

  本来であれば、赤福にしても比内地鶏にしても、当初は地元での消費を前提とした商品だったはずです。それでもなんとかなっていたのは、農家やお茶屋さんが本業の傍らで生産していたからです。副業ならば、浮き沈みがあっても本業さえきちんとやっていれば生活はできます。
  ところが、現代ではこういった地方の名産銘品が「会社経営」になってしまっています。会社として経営する以上は、ものを売ってお金(貨幣)を稼ぎ出さなければ存続できません。これがそもそもの「転落」の始まりなのです。
  会社経営というのは、いかにして売るかということももちろん大事なのですが、それと同じくらい大事なのは、「借金をいかに返すか」という命題です。全て自前の資本で運営しているという会社はほとんどありません。どの会社も、銀行など金融機関からの借入金で凌いでいるというのが現状です
  そして、この借入金には金利がついてきます。放っておくとどんどん借金がふくらむのです。だから、これを返済する、もしくは金利分だけでも払い続けるということが大きな目標の一つになります。
  このような制約がある以上、純粋に「もうけ」を得ようとすると、金利の負担を上回るペースで利益を上げるしかなくなります。具体的に言うと、会社の売り上げのパイを増やすしかないという結論になります。だから、赤福の工場を大きくして、名古屋駅や新大阪駅で売ったり、比内地鶏の燻製を作って全国出荷したりするのです。
  そうなると、設備投資や販売促進費用、新商品の開発費などでまたお金が必要になるわけで、またぞろ借入金が必要になります。するとこれにまた金利の負担がかかり・・・という感じで、結局借金に追われるように経営を続けざるを得なくなるのです。
  もちろん、地元で観光客や、グルメマニアだけを対象にした経営をしていてもかまいません。しかし、それでは存続ができません。それが現実です。

 本来お伊勢参りのお土産だった赤福が新大阪駅で当たり前のように得られている事実、ここから何かがおかしいのだという視点は重要だと思います。

 グローバリズム資本主義のシステム下で借金返済と低価格競争に追われる会社の作る食品に偽装は、必然的結果、論理的結末なのは避けられない。
 我々消費者がそれを求めたのだともいえる。
 偽装はもちろん悪は悪だけど、必然悪なのでしょう。

 そしてそれを狙って仕掛けて、地方に根付く企業をつぶしにかかっているある種の勢力がやはりあるのではという推理は、納得がいきます。

私が思うに、このような食品関連の偽装事件が「頻発」している、もしくは、上の記事にあるような「公益通報者保護法」が制定されたのは、ある狙いに基づいていると思っています。
 
  その狙いとは、ズバリ言うと、「グローバリストによる地方企業絶滅作戦」です。

 日本の精神的中枢、伊勢神社のお膝元がつぶされかかっているのは、何やら暗示的です。

 

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October 19, 2007

車椅子のサッカー監督、ホントに誕生!

 以前ここでも紹介した(車椅子のサッカー監督誕生!)、車椅子を利用する身でありながらサッカー監督資格に合格した羽中田昌さんが、ついにほんとにサッカーチームの監督になりました。

羽中田昌/ハーフタイム

 おめでとうございます!

 就任したのは四国リーグで活躍中でJリーグ入りを目指す、カマタマーレ讃岐だそうです。やっぱりうどんを元にした名前なのでしょうね。

カマタマーレ讃岐

 山梨から随分遠くに行くのね。

 でも、将来を嘱望されたサッカー選手から一転、事故で車椅子生活になって、山梨県庁に就職して地味な行政の仕事も着実にこなしていたのに、Jリーグの立ち上げに触発されて夢が再燃し退職、バルセロナに飛んでサッカー・コーチングを学ぶため留学、帰国後も勉強を重ねて、ついに監督の資格を得ての就任でした。

 雌伏10年あまりになるだろうけど、夢に向かっていく姿、それを実現させる持続力には本当に頭が下がります。

 正直ヴァンフォーレ甲府がJ1残留がピンチだから、もう少し力を貸して欲しかった気持ちもあるけど、やはりここは一つ一つステップアップしていく方が大事だと思います。

 実力と実績をつけて、将来はヴァンフォーレの監督、のみならず全日本の監督にまで上りつめてほしいものです。

 本当に頑張ってください、健闘を祈ります。

Photo  写真はバルセロナに発つ前の時期に、ご夫妻にいただいた犬です。当時は赤ちゃんだったけど、今はお婆ちゃん犬ですよ。

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September 23, 2007

リタリンはダメ?

 リタリンがうつ病の適用除外になるそうですね。

依存性の高い向精神薬「リタリン」の乱用が広がっている問題で、製造・販売元の「ノバルティスファーマ」(東京都港区)が、適応症から難治性・遷延性うつ病を削除する方向で検討していることが分かった。リタリンは覚せい剤と似た効果があり乱用による依存者の急増が明らかになっている。ノバルティス社は関係学会や厚生労働省の了解が得られ次第、同省薬事・食品衛生審議会に自主的に削除を申請する方針。うつ病への処方の全面禁止は乱用への大きな歯止めとなりそうだ。

 リタリンは中枢神経興奮剤「塩酸メチルフェニデート」の商品名。1958年の販売開始以来、軽いうつ病に使われていたが、爽快(そうかい)感や多幸感が得られたり、食欲抑制効果があるため、若者を中心に乱用が社会問題化。旧厚生省は98年、通常の抗うつ薬では効果が不十分な難治性・遷延性うつ病に適応症を限定した。

 しかし、インターネットの普及などで十分な診察もせずにリタリンを処方する医療機関の情報が簡単に手に入るようになったことを背景に、その後も乱用者が急増。適応症のない患者が掛け持ち受診して大量に入手したり、違法に売買するケースが後を絶たなかった。また、国立精神・神経センター(東京都小平市)の調査で、リタリンを乱用して依存症などの副作用で入・通院したケースが06年度、精神科病床を持つ全国の医療施設で15例に上り、2年前の約2倍になったことが明らかになっていた。

 関係者によると、ノバルティス社は乱用に歯止めがかからない現状を重視。検討した結果(1)現在の科学水準に照らし、うつ病に効果があるとの十分な根拠が得られていない(2)他に効き目がある抗うつ薬が多数販売されている--として、適応症からうつ病を除外しても問題はないと判断した。すでに厚労省や精神疾患関連の学会と協議に入っている。

 うつ病が削除されれば、リタリンの適応症は「ナルコレプシー」(睡眠障害)だけとなる。この病気の患者は国内で約20万人程度と推計され、診断も脳波などの厳格な検査が必要なため、医療関係者は「うつ病を適応症から外せばリタリンの乱用は激減する」と期待している。【精神医療取材班】

毎日新聞 2007年9月21日 3時00分

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070921k0000m040162000c.html

 この機会にネットをいろいろのぞいたら、ほんとにひどく乱用されている実態があるようですね。直接成人の精神医療に携わっていないので、遠いうわさ話のような気でいましたが、ひどい状況があるようです。

 子ども臨床をやっていると、リタリンといえば注意欠陥多動症候群(ADHD)の薬というイメージです。
 数多くのケースで、実際に服用して「効果」を得ているらしいのを見てきました。「らしい」というのは、面接室でしかお会いしないので、服薬効果は家族の報告がほとんどで実際に生活の場で見ているわけではないからです。

 投与している児童精神科医も、子どもの様子を見ながら良心的に慎重に与えているので、効いたり効かなかったりはするけど、社会問題になっているような「副作用」が深刻なケースはほとんど知りません。

 だからそれなりに意味はあるんだろうけど、ただ、やはり以前からリタリンはどうも臭いというか、気になる薬でした。
 どうなんだろうねえ。

 国際評論家・小野寺光一さんのところで、最近の理解しがたい、凶悪、突発的な犯罪の陰にリタリンがあるという説を紹介していて、ほんとかなと思ったのですが、これで儲けている胴元の製薬会社まで動いたとあれば、水面下で多くの深刻な事実・情報があったのかもしれません。

 何かわかったら、アップしてみたいと思います。この問題はちょっとビミョーですけどね。

 そういえば小泉の純ちゃんもリタリン常用者という噂もありますね。
 郵政解散時のあの思い込んだ「名演技」はそのおかげか?
 確かに「気分が高揚」していたようだったぞ。

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August 11, 2007

不登校、増えてます

 毎日暑くて、忙しくて気力を削がれています。
 しかもガソリンが高い!リッター145円はきつい。毎日通勤で往復100キロ以上走る身としては、つらいです・・・。

 いらついている中、テロ特措法拒否、郵政改革凍結を打ち出す小沢一郎の胆力に拍手をしつつ、今日のニュース。

2007年08月10日(金)

県内不登校1063人、3年連続で増加

 山梨県内で二○○六年度に病気などの理由以外で年間三十日間以上欠席した不登校の小中学生は千六十三人で前年度を五十一人(5・0%)上回り、三年連続で増加したことが九日、県が発表した学校基本調査結果速報で分かった。中学生は前年度を七十三人(9・2%)上回る八百六十八人で、一九九一年の統計開始から二番目に多く、全生徒の三十二人に一人に当たる3・2%(前年度2・9%)と過去最高の割合となった。
 県統計調査課によると、小学生の不登校は前年度比二十二人減の百九十五人で、三年ぶりに減少した。全児童に占める割合は0・4%。中学生は二年連続の増加で、五年ぶりに八百人を超えた。病気や経済的理由を含んだ三十日以上の長期欠席者に対する不登校の割合が85・3%と過去最高となった。(山梨日日新聞)

 全国的な傾向はわかりませんが、おおよそ同じような状況でしょう。良くなる要因はないからね。

 この対策として、お決まりのスクールカウンセラーの充実が唱えられるわけですが、実際粗製濫造、院卒臨床心理士の当座のお仕事先として作られたかのようなスクールカウンセラー制度ができてもう大分経ってるわけで、この問題について「何の効果もないじゃないか」と言われちゃいそうですね。

 まあ、児童虐待が一向に減らない状況もあるわけで、児童相談所は何をしているのかと言われかねないのですが。

 でも消防署が増えたとしても、火事場に到着する時間が短縮されることにはなっても、火事が減るとは限らないわけで、実は臨床家の増加と問題解消とは関係ないのかもしれません。

 東洋医学に「未病を治す」という言葉があるようですが、大事なのは臨床的事態に至る前に察知し、より良き状態を作るということでしょう。

 その昔、アドラーが臨床から教育に活動の重点を移したのもよくわかる気がします。

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July 26, 2007

アルバート・エリス死す

 北米アドラー心理学会から緊急メールが来ました。
 論理療法(今は論理情動行動療法か)の創始者アルバート・エリスが亡くなったそうです。享年93歳。

 

Dr. Albert Ellis - 35 year NASAP member.

Dr. Albert Ellis, the controversial psychologist who revolutionized the field of psychology when he created Rational Emotive Therapy in 1955, died at home on

July 24, 2007

. His wife, Debbie Joffe was with him. He was 93. He had been seriously ill for more than a year.

 実はエリスは、35年間北米アドラー心理学会の会員だったのです。

 だから論理療法は、アドラー心理学にうり二つで、共同体感覚論やライフスタイル論などを抜いて、認知論中心に構成されたシンプルなものになっているのです。

 河合隼雄氏に続いて、また一人大物臨床心理学者がこの世を去りました。

 合掌

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February 21, 2007

ニュース雑感

 安部内閣に起立、礼と忠誠を誓うんだそうな。
 ニュースでやってた閣議前のシーンはあほくさかったけど、先週森喜郎元首相にして臨床心理士資格認定協会会頭は、「安部首相に忠誠を誓うべきだ」と言ったとか。

 インド訪問中の自民党の森元首相は13日夜(日本時間14日未明)、ニューデリーで同行記者団と懇談し、支持率が低下している安倍内閣について、「ベテランも若手も、首相を尊敬していない。まず安倍氏に忠誠を誓い、安倍氏を尊敬すべきだ。政策的には何も間違っていない」と述べた。その上で、「特に、首相より当選回数や年齢が上の久間防衛相、麻生外相、尾身財務相も首相を立てる姿勢がにじみ出ていない。だからすぐに問題を起こす」と、ベテラン閣僚らに苦言を呈した。(読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/approval_rating/story/14yomiuri20070214i102/

 森会頭に従って、今年から臨床心理士資格試験の二次面接では、政府への忠誠度を問われるかもよ、受験生、準備しておくように(笑)。

 ちなみにこの問題の発端になったと思われる久間防衛庁長官のアメリカのイラク戦争批判は全く正しい意見だと思います。防衛庁長官だからけしからんのではなく、だからこそ防衛族のトップが言ったことに意味があり、きっと彼なりに確信犯なのでしょうね。戦争で苦労した経験のある方のようです。面従腹背でがんばれ!

 6カ国協議では全くふるわなかった日本ですが、その状況を含めて国際問題について、今私が注目して読んでいるのが、ジャーナリスト田中宇さんのHP。

北朝鮮6カ国合意と拉致問題

しかし今、日本の対米従属の国是は、アメリカの側から壊され始めている。6カ国協議のアメリカの積極性を見ていると、できるだけ早く東アジアを中国中心の非米的な地域にしたいと考えていることがうかがえる。日本がいくら外交防波堤を維持しても、防波堤の内部にいるはずのアメリカが、日本を含む東アジアから立ち去ろうとしているのだから、日本の国是は内部崩壊である。

 日本が拉致問題を理由に6カ国合意に対して消極的な態度をとり続けていると、アメリカ以後の非米的な東アジアの新体制の中での日本の地位は弱くなる。日本は本来、技術力や経済力などでかなりの国力を持っているのに、今の日本政府のやり方は、それを生かせないようにしてしまい、必要以上に日本を弱めている。もったいないことをしている

イラク開戦前と似た感じ

 何かイランを攻撃する口実がほしいブッシュ政権は「RPG-29はイランが作ったに違いない」と強弁したわけだが、こうした歪曲は、イラク侵攻前に、よく調べると間違いであるさまざまな情報を組み合わせて「フセイン政権は大量破壊兵器を作ろうとしている」と主張していたのと同じ構図である。

 ブッシュ政権内では2月上旬「イランがイラクの反米ゲリラに武器を供給している証拠」をマスコミに発表しようとしたが、ライス国務長官らが「薄い根拠を発表することは、イラク侵攻の時の過ちを繰り返すので、やめた方が良い」と進言し、2回にわたって発表が延期された。発表資料の中に新しい「証拠」が加筆され、その新証拠も怪しげだからまだダメだという再差し止めが繰り返された。

 アメリカはイランとの戦争をしたくて仕方がないようですね。イラクの時と同じようになんとか開戦理由をでっちあげようと頑張っているようです。

 アジアは中国に任せておこう、日本は金をむしり取ればどっちでもいいという態度が見え見え。
 親米ポチ保守派の連中は、今頃どう思っているのだろう?自分たちはアメリカのエージェントとしてうまい汁を吸っているだろうからこのままでいいのかな。ただ、彼らがついたウソはもうバレバレだね。

 ブッシュ政権の危険さは、ウソをついていることではない。ばれるようなウソをつき、ばれたのにまだ同じウソを繰り返して、アメリカの信頼性を急速に浪費しているところにある。米国民は、ブッシュ政権の危険さに早く気づき、弾劾などでブッシュとチェイニーを早く失脚させないと、アメリカを壊され、アメリカ中心の世界体制や日米同盟も崩壊する(今から弾劾しても、たぶんもう遅すぎるだろうが)。

 親米の人ほど、ブッシュを危険視すべきなのに、実際には逆に、親米を看板にしている人ほど、ブッシュは危険だと指摘する人を「反米論者」「左翼」として攻撃する。間抜けである。

 そして今最も注目すべきなのは、植草痴漢事件。 
 これは完全な国策捜査と見る人が増えています。
 エコノミスト、植草一秀さんは小泉・竹中構造改革の最も強力な批判者、攻撃者でありました。
 それがりそな銀行を巡る政府関係者、おそらく小泉、竹中を頂点とするインサイダー疑惑を追及しようとしたところで、最も屈辱的な罪を着せられ、社会から抹殺されようとしている、という意見がネット界で強くあります。

 神州の泉

 毒蛇山荘

 最初は半信半疑でしたが、ここのところそのような意見を読むにつれ、私もその可能性を強く感じるようになってきました。

 「植草事件に関する真実」(ナビ出版)が、なぜかアマゾンで購入できないなど、様々な言論妨害に遭っているようです。

 この件に関して我々国民は、重大な関心を示しておくべきでしょう。

 恐ろしい時代になってきたものです。

 ニュースにはっきりと現れないギリギリのところに真実は潜んでいるようです。

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February 11, 2007

施設が使えない

2007年02月06日12時03分

 福祉サービスに自己負担を求める障害者自立支援法による影響で、全国で約1600人が施設サービスの利用を中止し、4000人余りが利用回数を減らしたことが、厚生労働省の調査で分かった。昨年4月から10月までについて負担増を理由に利用を減らしたケースを同省が初めて全国調査した。政府は利用抑制が障害者の生活に与える影響を分析したうえで、負担軽減策を進める方針だ。

 昨年4月に施行された障害者自立支援法は、福祉サービスを原則として「1割負担」にした。

 厚労省によると、入所サービスと通所サービスについては都道府県を通じて施設に照会し、全都道府県の約22万人の利用者の状況について回答を得た。

 それによると、約13万5000人の入所サービス利用者のうち598人(利用者の0.44%)が、約8万6000人の通所サービス利用者では1027人(同1.19%)が、負担増を理由に利用をやめていた。通所サービスの利用回数を減らしたのは、4114人(同4.75%)に上った。

 また、ホームヘルプなどの在宅サービスについては、30府県から約22万5000人の利用者の状況について回答を得た。このうち849人(利用者の0.38%)がサービス利用を中止し、2099人(同0.93%)が利用回数を抑制していた。

 調査結果について、厚労省は「『利用抑制』は、利用者負担の影響が出ていることが数値として示されたのではないか。サービスの必要な人が受けられないことがないように、フォローするよう指導している」としている。

 政府は07年度から2年間で240億円の自己負担軽減策を計上する方針で、自己負担の上限額引き下げなどを盛り込んでいる。

http://www.asahi.com/life/update/0206/005.html

 障害者の金を取る法でいった通りの結果になったようです。法施行前に多くの関係者が心配してましたし、科学的正確さの予測結果ですね、あーあ。

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August 18, 2006

河合氏倒れる

 河合隼雄氏が倒れたそうです。ビックリ。

 やっぱり無理があったんでしょうかね、臨床家と学者と官僚のトップその他もろもろとの掛け持ちは。
 氏の政治性や専門のユング心理学には批判すべきところはあったけど、これは別の話、ニュースを知って気の毒になってきましたよ。
 これで氏への批判は意味がないのでお終い。
 早く治され、ゆっくりと養生されることを望みます。

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April 15, 2006

安全第一

 こんなニュースが気になるようになってしまいました。児童相談所関連のニュースは大体悪い内容なのでいつも気が重くなりますが。

 埼玉県警川口署は8日、同県川口市飯塚、無職田中裕良容疑者(45)を傷害の疑いで逮捕した。

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 調べによると、田中容疑者は7日、自宅で小学4年の長男(9)の全身を鉄の棒で殴ったり、両足を画びょうで何回も刺すなどして、右手の指を骨折させるなど2か月のけがを負わせた疑い。長男が自分から児童相談所に行き、発覚したという。

 同署によると、長男は「掃除や洗濯がうまくできないのでたたかれた」などと話している。また、長男は以前にもネグレクト(養育放棄)の相談で児童相談所に行ったことがあるといい、全身に打撲の跡があることなどから、同署は長男が繰り返し虐待を受けていた可能性もあるとみて調べている。

 田中容疑者は妻と長男の3人暮らしだが、田中容疑者は「妻は1か月ほど前に家出した」と供述しているという。

(2006年4月9日0時36分  読売新聞)
 細部の情報がわからないので、同業者としては即断は避けたいのですが、児童相談所の関わり方の評価は焦点になりそうです。
 子ども自らが児相に助けを求めたことは、その前の相談の段階でやるべきことをやらずに保護しなかったためか、それともその時点での保護はできなかったものの、子どもとのつながりは保っていて「いざというときは来いよ」という信頼関係ができていたからなのか。
 前者なら児相のネグレクトと非難されても仕方がないし、後者なら理念ではなく綱渡りのような現実のケースワークのプロセスでは「あり」だと思います。
 アセスメントだ何だと四の五の言わず、「あやしいものはすべて保護する」ことができるなら、死亡事件のような悲劇は起こりえないでしょう。でも都会辺りでは(こちらでも同様だけど)、特にネグレクトという通告だけでは、調査や判断が難しいケースが多いだろうな。どれだけがんばっても、明日は我が身となる恐ろしさが、この世界の臨床にはあるのは確かです。
 でも、できるだけ子どもの安全優先に動くこと、保護優先で親との対決は辞さず、という強い意志を持っていたら、大抵のケースは乗り越えられると思います。同業者の皆さん、がんばりましょう。
 

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