May 05, 2009

逝ってしまった

 忌野清志郎さんの癌からの「完全復活」の時には本当に喜んで記事も書きましたが、再発を聞いたときからこの日が来るのは感じていました。

 ワイドショーの訃報の伝え方にいらつきながらも、自分だって本当によく知っているわけではないので、熱い思いを語るのは熱烈なファンに任せて、今回はあまり追悼記事めいたことはやめておきます。

 ただ、「雨上がりの夜空に」などのヒット曲は車の中で今でもよく聴いているし、カラオケでも酔った勢いでよく歌っていました。
 大麻ソングのタイマーズや反原発やFM東京批判の歌も、なぜかこの人の反体制の歌は明るく、格好良かった。
 なんと細野晴臣と坂本冬美とのユニット、HISも好きで、CDも持っていました。清志郎と坂本冬美のデュエットはなかなか合っていたと思います。

 ああ、でも残念だ。

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March 05, 2009

人が捕まるとき

 前記事をアップした直後に小沢一郎氏の第一秘書逮捕に、ここまでやるかと驚きました。

 政界はまさに、ハードパンチャー同士の、フルコンタクトのど突き合いの様相を呈してきたようです。

 小野寺光二さんは数ヶ月前から、小沢氏を葬り去ろうとする小泉・森派の動きに警告していたし、前記の山崎行太郎氏も指摘するように、「小泉純一郎、ないしは、小泉一派が『政治的危機』に陥ると、意外な事件が捏造され、逮捕者が出る…。そして肝心の『政治的危機』は隠蔽される」という動きそのままで鼻白むほど、実にわかりやすいです。

 こんなことをして検察は威信が保てると思っているのでしょうかね。

 昔、まだ子どもの頃は、巨悪・田中角栄を逮捕した正義の味方・検察と素朴に思い込んでいましたが、そんなことは全くの幻想だと大人になってから大分経ってわかるようになりました。

 町を守る交番のお巡りさんや、私にとっては非行や虐待問題で一緒に仕事をする警察官と同じイメージで、権力者の世界を見てはいけないことがよくわかりました。
 そういう個々には小さいけど大事な正義を守る仕事をする彼らは、きっと誇りを持って仕事をしてくれていると思います。

 でも地方でも、選挙が終わってみると、なぜか負けた候補者の運動員ばかりが選挙違反で逮捕されるのは不思議だなあと前から思っていました。

 一昔前の山梨の選挙はすごいんだから。
 金が鯉みたいに沢登りに昇っていくとか、朝起きたらトラクターが家の前に置いてあったとか、子どもの頃から「伝説」はたくさん聞いています。
 「お互い様」に決まっている。

 みんな権力には弱いよね。
 僕だってそう。
 今回の事件の本当の権力者は誰かな。わかりきっているよね。

 アドラー心理学や発達障害の本を紹介しようと思ったけど、人間や組織を学ぶには政治はまたとない教材だと思うので思わず感想をアップしてしまいました。

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March 02, 2009

追い詰められた竹中?

 かんぽの宿疑惑から風雲急を告げ、一気に追い込めるか、それとも逃げ切るか小泉・竹中、必死の攻防が茶番のようなテレビの中に見て取れます。

 思想傾向は違いながらも、とても尊敬できる文芸評論家山崎行太郎氏の「毒蛇山荘日記」が今面白い。

 連日竹中平蔵氏のインチキ性、詐欺師ぶりが指弾されていて、今何が起きているのか正直よくわからなかったことがわかってきます。

 昨日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」での竹中氏と亀井静香氏の対論についてのコメント。

僕の第一印象は、やはり「竹中一派」は精神的にも政治的にもかなり追い込まれているなあ、というものだった。竹中平蔵氏はいつものように、油紙に火がついたように多弁、饒舌であったが、しかしその話の中身は、実に単純素朴で、サルにも分かるような、いかにも「B層」を相手にする人らしく、分かりやすい内容で、すでに何処かで読んだか聞いた事のあるものばかりであった。しかし問題は、やはり話の内容というより、そのナラティブ、つまり語り口と表情だろうと思う。「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、竹中平蔵氏の語り口や表情からは、多くの物語を読み解くことが出来るように思う。亀井氏が、「東京地検告訴する・・・」と断言した瞬間に、竹中平蔵氏の表情は一変し、急に語り口にも余裕がなくなって、陰鬱な語り口になったが、やはりそこらあたりに、竹中平蔵氏のホンネはあると言うべきかも知れない。ところで、植草一秀氏が、この番組の討論の様子を詳細にブログに記述しているが、それによると、「かんぽの宿」疑惑に対する竹中平蔵氏の反論の中心は、いつものように「赤字の垂れ流し」「雇用の維持が条件」「民間会社・民間人のやることに口出しするな」等、すでに事実の検証作業によって、その論理が破綻し、竹中氏等の隠蔽工作が明らかになったことがほとんどだったが、それだけでは不十分と見たか、それに最近は、『かんぽの宿疑惑』事件は「末端社員の自爆テロ」「西川社長追放の陰謀」「郵政官僚の復権運動」等が追加されたよう見える。

 竹中平蔵という男はいつもやたらぺらぺらと喋りまくり、ある程度のディベート能力があるらしいので、対談する論敵はあたかも打ち負かされたかのように見えてしまう。いつも困ったもんだと苦々しく思っていました。
 まさに詐欺師的パーソナリティーで、ペテン師の小泉と相性がいいのは間違いがないでしょう。

 山崎氏は竹中氏の本質をあの「三浦和義」や「ああ言えばジョーユー」と同じ種族と喝破しています。全く同感。

いずれにしろ、竹中平蔵氏が、「サンデープロジェクト」という報道番組を使って、司会者コメンテーターとともに、『かんぽの宿疑惑』の隠蔽ともみ消しに躍起になっていることは明らかだろう。はたして、いつまでそれが成功し続けるだろうか。テレビ画面に頻繁に登場し、苦しい弁明に努めれば努めるほど、テレビ画面は嘘を暴き出していく。竹中平蔵氏は、すでに自身が「裸の王様」状態だということが分かっていないようである。僕が連想するのは、「疑惑の銃弾」でテレビ画面を何ヶ月もハイジャックしたと言っていいロス事件の三浦和義、あるいはオウム事件の「ああ言えばジョーユー」等であるが、いずれも「立て板に水」の如くよく喋る人たちであったが、竹中平蔵氏もまた、これからもテレビ画面で「立て板に水」の如き弁舌さわやかな弁明を繰り返しつつ、門外不出の場所に幽閉されるまで、見事な醜態を曝け出し続けるに違いない。

 日本には「奢れる者は久しからず」という諸行無常の観念が古くからあります。

 まさにこれが私たちの目の前に実現することがあるのでしょうか。あったらいいですね。

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February 19, 2009

酔っぱらっちゃった人には武道を

 中川昭一財務相兼金融担当相の「もうろう会見」は何だったんでしょう。

 瞑想、気功、催眠でいつも酩酊、変性意識状態の私には、「格好悪いけど、別にいいんじゃない」と大目に見てたけど、世論は一気にヒートアップしました。
 どうせマスコミから強引に煽動された流れの中でひねくれ者で「陰謀論者」の私は、ニュースを聞いてとっさに

「これは盛られたな」

 と直感しました。
 別に根拠はないけど、かんぽの宿疑惑隠しか政府紙幣論への反撃か、反攻に出た小泉側がこれまでにもあったように、例によって「やりやがったか」と思いました。

 中川氏は強面風だけど、二世議員でどこか愛嬌というか甘いところがあると感じていましたが、やはり脇が甘かった。麻布高校から東大のエリートなんですってね。
 酒に溺れやすいそうですけど、何かがあるんでしょう。

 父・中川一郎氏の自殺(一説には他殺)を見て、この世の裏の地獄を見知ったためでしょうか。

 その弱点を突かれた。

 酒好きは仕方ないけど、中川氏には護身の概念が乏しいと言わざるを得ません。
 武道、特にスポーツではない(つまり正々堂々と戦う、スポーツマンシップに満ちたものではない)、ある意味反則技や姑息な技と呼吸法などの心身の鍛練法でできている古武術や我らが柔拳を学ぶのが良いと思います。
 柔らかい人当たりと隙のない気配りができて、政敵からはめられる危険性は減るかもしれませんよ。

 政治家、志望者は習いに来て下さい。

 なんてことを感じていたら、副島隆彦氏が同様の視点から解説していました。
 副島隆彦の学問道場-気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板

  副島隆彦です。緊急で、現下の政治情勢への私の分析を、手短に書いて、載せてお  く。

1.中川昭一(なかがわしょういち)財務・金融大臣が、やられた。彼は、14日のローマでのG7で、酒の中に
クスリを盛られたのだ。 ロバート・ゼーリック世銀総裁(デイヴィッド・ロックフェラー直系の子飼い、忠実な孫クラス、公表しているユダヤ人)との会談の席だったか、そのあとの、怪しい女記者たちとの30分の食事の時に、薬を入れられたようである。

(中略)

副島隆彦です。中川昭一は、私はすこしだけ話したことがあるが、父親(中川一郎、自殺、しかし本当は殺された)に継いで、立派な政治家だ。中曽根系の後継ホープだが、
立派な男だ。 酒を毎晩、浴びるように飲んで、失禁することも多い、と言われ続けた男だ。やっぱり、アメリカは、弱点を突いてくる。

2.麻生太郎首相たたきは、昨11月から始まった。ホテルのバーで遅くまでお酒を飲んでいる首相と叩き始めた。それから、漢字が読めない(受験勉強をしていない、学習院卒だから、弱点と言えば、そう) と嘲笑した。 それは、麻生と、中川が、昨10月13日前後から、 アメリカに、「もうこれ以上は、日本は、アメリカに金(かね)を出さない。国民の大切な資金を、出さない。米国債は買い増したくない」と、公然と、言い出したからだ。 麻生と、中川は、愛国者である。 

3.世の中で、大事なことは、カネを出すか、出さないか、だ。いい人、悪い人も、正義・悪も、判定は、どうにでもなる。が、日本国民の為に、資金を奪われないように、抵抗するのが、日本にとっての正義であり、善で、あり、愛国者で、いい人だ。いい指導者だ。アメリカの手先ではないということだ。

4.アメリカは、麻生政権潰しに、公然と動き出した。 カネを貢がないからだ。
小泉は、麻生が、「郵政民営化には、自分は必ずしも賛成ではなかった」と、失言(思い余っての本音)した翌日、「笑っちゃうしかない」と言って、政権打倒の火柱をあげた。
そのあと、モスクワに立った。 アメリカが、小泉を、特使(使い走り、メッセンジャー・ボーイ、仲介人間)に立てて、送ったのだ。

5. ロシアは、石油(原油)の値段が、一バーレル32ドルまで下げられて、食をなくした労働者たちが、モスクワでもデモをしている。多くの建設工事が泊まっている。このままでは、いくら、豪腕のプーチン、メドベージェフでも、金が無くなって困る。デタントである。それで、アメリカが、「原油を、上げてやるから、その代わり、米国債を、もう一度、買いなおせ」と、ロシアに、日本を使って、交渉している、ということだ。

ニューヨークの先物の石油市場である、NYMEX(ナイメックス)で、アメリカは、石油価格もあやつっている。どうにでも操作できる。 それで、家来(同盟国)の、サウジアラビアが、悲鳴を上げている。 もうこれ以上の、原油の安値は、アメリカも耐えられない。

6.ヒラリーの、悪(ワル)女が、16日夜、来日して、すぐに、深夜に、カバの中川秀直(なかがわひでなお)と小池百合子と、在ったはずだ。自分たちの手兵、子分だから。
小泉・竹中平臓の、アメリカの手先代表(売国奴の頭目)と連携している勢力だ。

日本に、小池百合子政権を作らせようと、バカヤローのアメリカは、ヒラリーは画策している。日本国民の気持ちなど、何も考えない。帝国は、属国にそういうごり押しをする。

8.日本に、60兆円分ぐらいの、米国債を買わせる腹である。それがヒラリーの現下の仕事(任務I)だ。 これで、累計、700兆円ぐらいになる。 小池百合子ら、見ず転芸者の、アメリカへの屈従を、許してはならない。何が「上げ潮」経済だ。この手先どもめ。

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December 24, 2008

反省の弁

 天木直人氏のブログ他で知りましたが、先週出た「週刊現代 12月23日・1月3日号」に、小泉構造改革の先導役を果たしてきた中谷巌氏(経済戦略会議元議長代理)が、「懺悔の言葉」を吐いています。

「小泉改革の大罪と日本の不幸 格差社会、無差別殺人-全ての元凶は「市場原理」だ」

 小泉構造改革は日本にアメリカ流のグローバル資本主義を持ち込みました。間接的にですが、その改革に参画した私は、小泉・竹中氏同様、日本社会に構造改革を持ち込んだ張本人なのです。
 しかし、いきすぎた構造改革は日本社会の良き伝統を壊す強烈な副作用を生み出しているように思われます。貧困層の増大、異常犯罪の増加、ぬくもりのある社会の喪失などです。「これはいけない」と、私は自らの主張が誤りだったと後悔の念を持っています。

「やっとわかったか」「何を今さら」「腹を切れ」といった言葉を、ブッシュに靴と同じように投げつけてやりたいという人も多いでしょうが、それでも自らの過ちを反省もせずすっとぼけている小泉や竹中よりはましというものかもしれません。

 臨床家は心やさしいので、誤りを認めたのだから 「君子豹変す」ということにしてあげましょう。

 記事の中で、経済学的なことはともかく、臨床的に興味深いのは中谷氏が語る学者としての「生育歴」。おそらくフルブライトでか、アメリカ・ハーバード大に留学して「洗脳」されたところ。

 私は69年にハーバード大へ留学しましたが、この留学によって、私はすっかり「アメリカかぶれ」になってしまいました。閉鎖的な日本の大学から解き放たれた開放感と、アメリカ社会の豊かさにすっかり魅了されたのです。
 なかでも目を奪われたのが、裕福で大らかな中産階級の人々の暮らしぶりでした。それを私は、アメリカ型の市場経済の賜物だと捉えていました。
 今にして思えば、それはケネディ大統領やジョンソン大統領といった60年代の民主党出身の大統領時代の遺産でした。彼らは、社会保障政策を重視し福祉国家を志向していました。所得の再分配にも積極的で、国民所得を平等化しようとしたのです。それが中産階級の豊かさを支えていたのです。

 留学して勉強をしっかりして、さらに友達や彼女ができるだけなら日米友好で別にいいのでしょうが、アメリカかぶれが高じて、米政府やシンクタンクの「ジャパン・ハンドラーズ」たちの手先になってしまう、そういうのは税金や向こうの奨学金で勉強させてもらえるエリート層にはほんとに多いようですね。

 別にアメリカに留学した人全員が「アメリカかぶれ」になるのではなく、例えば精神科医の和田秀樹氏はコフート心理学の勉強のために渡って、しっかり精神療法を学びながらも、「日本はアメリカみたいになってはいけない」と強く思ったそうです(「改革にダマされるな!」PHP研究所)。

 中谷氏が見抜けなかったことが、和田氏にはわかったということでしょうか。

 未曾有の経済危機の中、これからは、今まで構造改革を賞賛して旗振りをしていた学者や評論家が何食わぬ顔をして「転向」する様子がいっぱい見られるでしょう。
 あるいは人々の不満をぶつける対象として、さらに「改革が足りない」とか言って、公務員や公共事業を非難する輩もいるかもしれません。

 危機の時には、その人の人品人柄が出るものです。

 みなさん、人物観察には怠りなく、注意深くいきましょう。

 

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December 07, 2008

ニュース雑感・大麻はJTに

 最近のニュースで「またか」とウンザリするほど多いのは、麻生総理の失言と大麻の摘発事件だと感じます。

 しかし、日本は大麻を異常なほど目の敵にし過ぎる、もう病的といえるほどと感じるのは私だけではないはず。

 大麻の薬理的問題の有無は随分長いこと議論され、大方否定的な見解が多いこと、つまりホントは酒やたばこほどには大したことはない、実は全然「麻薬」になれないからわざわざ「大麻取締法」なんて法律をGHQの指示ででっちあげたときっこさんがいうことが正しいと私も思う。

 もちろん精神状態に作用する薬で、全然無害、影響がないなんてことがあり得ないのは、大麻と同じく「麻薬でない」酒やたばこを見ても明らか。
 要はその影響の質と程度でしょう。

 無断転載禁止だから引用しませんが、超人気ブログ、「きっこの日記」の2008年9月6日「時代錯誤の大麻取締法」や2007年5月4日の「大いなる麻の話」の日記を読んでみて、この通りだと思っています。
 日本は昔から麻を大事にしていた文化なんです。忍者も跳躍のトレーニングに使ってたっていうしね。「日本の伝統、大麻は友達」なんていうと過激すぎるかな。

 大麻を巡る日本の理解と敵視的状況は海外を知れば知るほど不可解で、心理学的な関心さえ湧きます。
 そう思うと、大麻の精神的作用、つまり五感の鋭敏化、多幸感と連帯感の高揚、宗教性というか思考や常識の枠を越えたメタ認識の獲得を権力者側が無意識的にか警戒しているのではないかと感じることがあります。

 ハイになることを禁じる文化が今の日本にはあるのではないかな。

 脱洗脳の名人、苫米地英人氏流にいうと、大半の人は無意識に洗脳され「奴隷の人生」を歩まされていて、そこから目覚めて「常識」から脱する人間が出ては権力側としては困るということかもしれない。
 実際の大麻の力はそれほどでもないと思うのですが。

 トランスパーソナル心理学のK・ウィルバーもいうように、人には様々な変性意識のスペクトル(帯域)があり、普段の日常意識の状態も含めて、ちょっとした方法、手段でいろいろと変性意識状態を体験することができるのです。
 催眠だけでなく、ジョギングやスポーツ、音楽、セックス、宗教的行、酒もたばこもそう。あるいは昨今のお笑い番組もそうかも。
 どの意識状態を是認して、あるいは否定するかに、そこの文化の特徴が現れているように思われます。
 大麻以外のことを見渡しても、日本はその点、ちょっと狭いな。

 ただ、一時的な作用しかないドラッグに頼らずに本当に脱洗脳つまりお悟りを得るには、ちゃんと瞑想するか、苫米地や私(?)のような優秀なセラピストにかかることでしょう。

 しかし一方で確かに存在する深刻な問題は大麻が「ゲートウェイ・ドラッグ」となって、若者を中心にそこからブラックの世界へ、ほんとのハードドラッグ、麻薬の世界へ流れて依存になる人が大量に出てしまうことです。

 しかし、これにも簡単な解決策があります。

 大麻を表の世界で扱う、解禁にして、例えばJTが専売するのです。

 禁酒法時代の酒みたいにするから、闇で扱われてそうなるという単純な話なのだから、日の光にさらすだけでいい。
 実際今町中を歩いていて変な外人から、「お兄さん、いいビールあるよ、安いよ、やらない?」と怪しい誘いが全く受けないのがその証拠。

 たばこみたいに好き嫌いはあるけど、個人のたしなみにならOK、飲酒運転と同じく「吸飲運転」だけは厳罰にしておけばいい。

 JTからはいろんな大麻製品が出て、落ち目のたばこに変わって収入倍増、国も税収増で潤います。構造改革必要なし。

 大麻のCMにはもう、一流ミュージシャンや俳優がこぞって出てくれるに違いありません。
 私としては、昔来日時に大麻所持で捕まっちゃったポール・マッカートニーに先ず出てほしいですね。

 私がこんなこと書くとビックリする人がいるでしょうけど、大麻を頭から極悪扱いするのではなく、この程度のオープンな話ができるようになってほしいと思うのは私だけではないはずです。

 ザ・タイマーズの忌野清志郎に見習おう。http://jp.youtube.com/watch?v=JSQfL3kDxnQ&feature=related

 
 

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December 05, 2008

ニュース雑感・また発達障害か?

 厚生労働省元次官ら連続殺傷事件の容疑者小泉毅のエピソードを聞いて、前記事の麻生総理と同様、「経験」のある人は彼に発達障害の傾向を感じない人はいないでしょう。

 これはことがことだから、慎重に言わないといけないのですが、子ども時代からの対人関係の悪さ、転職の多さなど社会適応の悪さ、数学が妙に得意だったこと、何より子どもの頃の動物を殺された恨みが突然フラッシュバックしたかのようなことが凶行の動機だということなどなど・・・。

 これから精神鑑定があるでしょうけど、類似の事件は山梨でも起きているし、おそらくここ数年続く「不可解な」殺人・暴行事件の多くに発達障害的エピソードが多いので、「またか?」と顔を曇らせた関係者も多いかもしれません。

 もしそうなら、困ったことだけど逆に、被害者にも加害者にもなるリスクが高い発達障害者に対する世の一層の理解と、このような「加害者」をもう生み出さないための教育、臨床体制の整備が求められる機会となるべきかもしれません。

 しかし、本当にそうなのか、裏に相当なことが隠されている事件ではないかとはみんな直感で感じているのではないでしょうか。

 何でもあの官僚2人は、民主党長妻議員に証人喚問される予定になっていたとか。
 それなら、あの小泉純一郎が厚生大臣時代に年金担当で制度設計をし、裏も表も知り尽くしていた2人が国会で喋ってまずいことがあったのでは、と疑われてもしかたないですね。

 小野寺光二さんによると、http://archive.mag2.com/0000154606/index.html

小泉容疑者の事件だが、

○自首する小泉は替え玉である。殺人の実行犯は、別にいる。そして殺人を指示した人物がいるはずである。

○現在、以下のことがわかっている。(一部メデイアで報道)

埼玉県警関係者の情報によると

○小泉毅は、ある広域暴力団の手先をやっていた。債権取立ての際に威嚇する程度。

○埼玉県大宮駅西口に広がる繁華街の南銀座でフィリピンパブの客引きをやっていた
のを見たことがある。

○事件直前に、所沢ナンバーの黒いベンツに30代の男と一緒に小泉が乗って、
殺人現場の近くを
下見していたらしいという目撃情報。現在捜査中。

○株の取引をやっていたこともあるが小額であり、ほとんど利益は出ていなかった。

○昨年暮れに大宮のスナックで小泉が、ある男と会っているのを見たという目撃情報。

そのある男とは、暴力団らしい。その男は黒いベンツに乗っていた。地元大宮の暴力団ではないらしい。

○殺し方は肋骨がくだけるほど強いやりかたで刺している。
かなり人を殺しなれている人間でなければ
できない。

初めてでは絶対に無理。

○凶器となったナイフにツバをつけたりグリップ分に布をまいていた。

刃物で刺すと返り血を浴びて握りが滑って自分を切ってしまうこともあるため、
ぬれたサラシか
包帯を巻くと手がすべらないことを知っていた。

○事件前に小泉は自宅の電気、ガスを停止させている。
インターネットのプロバイダ契約を解除している。

あと、これは本来、埼玉県警に出頭すべきものを警視庁に出頭している。
いうまでもなく警視庁は
東京都内のことを管轄している。

埼玉県警のほうが地元に詳しいはずである。

 社会不適応状態の発達障害の傾向のある人をうまいこと見つけて、人の裏を読めない、信じ込みやすい傾向を利用して「育て」て「洗脳」して犯行を仕掛けたのか。

 あるいは頭のいい悪い奴が、そういう人たちのエピソードを学んで、小泉毅に発達障害を騙らせたとも考えられます。犯人になってくれさえすれば動機なんてどっちだっていいのだから。
 どちらにしてももしそうなら、発達障害を利用したともいえ、許せないよな。

 小泉内閣以来、ライブドアの副社長やりそなの会計士や読売記者の怪死、植草一秀先生の痴漢事件など、権力や政治には古来殺人や陰謀がつきものとはいえ、近年はこんなことがよく続くような気がします。

 私の先輩に県から厚生労働省に出向していた人がいたけど(障害福祉だから年金とは関係ないけど)、私に出向させてくれていたらどんどん暴露して、「殺し屋」ともバトルするんだけどなあ。

 行けなくて残念、舛添大臣、使ってくれませんか?

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December 02, 2008

ニュース雑感・麻生さんって

 最近のニュースの感想をしばらくテキトーに書きます。

 麻生総理の「アホぶり」に国民の皆さん、知識人の方々はあきれ顔のようです。

 漢字がろくに読めない、口を開けば「失言」ばかり、場にそぐわないスピーチなど就任以来次々に露呈する失態はどうしたことでしょう。

 お坊ちゃんだから?海外生活が長いから?おたくだから?

 いえいえ子どもの特別支援教育、心理臨床をやっている人なら、ピンとくるものがあるでしょうね。誰も言わないけど。

 読みの困難さがあること、いわゆる場を読めないことなどからある種の学習障害(LD)など発達障害の傾向を感じざるを得ません。

 というのを書こうと思ってたら養老孟司先生が同じことを話してくれていたらしい。

「未曽有(みぞう)」を「みぞゆう」、「踏襲(とうしゅう)」を「ふしゅう」など麻生太郎首相が漢字の誤読を連発しているが、ベストセラー『バカの壁』で知られる解剖学者で東大名誉教授の養老孟司氏=写真=は「読字(どくじ)障害ではないか」との見解を示した。

 読字障害とは、知的能力に異常がないのに、書かれた文字を読むことが困難な症状で、原因は分かっていない。欧米では人口の10%、日本でも5%が何らかの読字障害を抱えていると言われている。

 ただ、「読字障害の人は、特異な能力を発揮することが多い」と養老氏は指摘する。発明家のエジソンや理論物理学者のアインシュタイン、芸術家ではロダンやピカソ、推理作家のアガサ・クリスティや俳優のトム・クルーズなど天才的な能力を発揮した人も読字障害だったといわれている。

 政治家ではチャーチル元英首相やブッシュ米大統領らの名前が取りざたされている。

 麻生首相は学習院大政経学部卒で、スタンフォード大大学院やロンドン大政治経済学院への留学経験もあり英語も堪能。麻生セメント社長として企業経営の経験もあり、日本青年会議所会頭も務めた。クレー射撃の選手としてモントリオール五輪にも出場経験がある。知的能力や運動能力ともに、人より劣っていては不可能な経歴ばかりだ。

 そんな麻生首相が誤読を連発したことで、首相としての資質を疑問視する声も高まっているが、逆に養老氏はプラスの側面に目を向ける。

 「読字障害は病気ではない」としたうえで、「官僚が漢字を読み間違えることは絶対になく、政治家が同じ能力で競っても勝てないだろう。官僚と戦うためには別の能力を持つ人が必要だ。麻生首相やブッシュ氏は時代に求められたとみることもできる」とエールを送った。

 景気対策や年金問題など政権が抱える課題は山積している。麻生首相にはいまこそ天才的な能力を発揮してほしいところだ。

 【読字障害】学習障害の一つで、知的能力や会話には支障がないが、文字を読むことが難しいという症状。その一方で、物事を視覚的にとらえたり、空間を把握する能力が高く、芸術や工学などで優れた能力を発揮するといわれている。

http://www.zakzak.co.jp/gei/200811/g2008112601_all.html

 そういうことです。
 もちろん、これは発達障害界にとって悪いことと早計してはいけません。
 仮にも総理だし。一応は社会適応の極限ともいえるのですから。
 確かに総理という仕事には向いてないかもしれないけど。

 麻生さんも世間からのアホ呼ばわりを払拭するために、ここはきちんと一流の先生に診察、検査、診断してもらった上で確定診断がついたら、カミングアウトしてほしいな。

 そうすれば、アホではなくて「ハンディキャップ」であり「個性」なんだから仕方ないと言い訳が立ち、攻撃を防げます。

 そして発達障害の子ども、成人までの臨床、教育、就労に財政出動とからめて巨額の投資をするのです。
 社会保障費2200億円削減なんて、それこそアホの仕業。
 財源不足なんて嘘っぱちなのだから。

 人口の5~10%はいるといわれる発達障害、自称他称を含めればもっといるかもしれません(私もその1人)。
 味方につければ、支持率もアップするかも。

 

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November 11, 2008

筑紫哲也氏訃報に接して

 報道にもあるとおり、筑紫哲也氏が亡くなりました。

 筑紫氏が出ていた頃のNEWS23はよく見ていました(今はほとんど見ませんね、何ででしょうね、やはりキャスターの魅力の差でしょう)。
 大人になって視野が広がって、またネットの時代になって様々な角度からの情報が手に入るようになって、あまりテレビ報道に信用をおかなくなった最近ですが、筑紫氏にはやはり信頼をおいていました。

 最後の信頼といってもいいかもしれない。

 おそらく思想的というか、知的スタイルというのもおこがましいですが、なんか自分と姿勢が似ているというか、勝手に筑紫氏には親近感を持っていました。
 基本的に左というか、護憲派で反体制的で少数派、弱者の側に着く姿勢でいながらも、教条的な左翼になることなく、幅広い芸術・文化の嗜好、情報の咀嚼力をお持ちで、人脈も広かった。
 私のイメージでは、左というより、中庸の人という感じでした。

 80年代筑紫氏が「朝日ジャーナル」の編集長だったとき、ちょうど私は大学生で、同誌はニューアカデミズム・ブームの先鞭をつけたり、野田秀樹や鴻上庄司や如月小春などの新しい演劇人などが次々と登場させたり、なかなか格好良かった。
 その前の(さらに前の?)世代ほど朝ジャは大学生の必須アイテムではなかったものの、私は筑紫氏の朝ジャはよく買って勉強させてもらいました。

 それから山梨に就職で帰った頃、ちょうど甲府で「デザイン博」という催しがあり、その頃(90年代初頭)活躍していた文化人が一堂に会して様々なシンポジウムや講演会をやるというものだったのですが、そこにも筑紫氏が来ていました。

 私は会場の入り口ですれ違い、
「あ、筑紫さんだ!」と驚き、思わず振り返って声をかけようとしました。忙しそうだったからやめたけど。
 筑紫氏は意外に小柄な人という印象でしたが、表情がテレビで見るようにニコニコしていて、いかにもやさしそうでした。

 その時のシンポジウムでは、何とシンポジストは「郷土の英雄」中沢新一と「後のペテンの道路公団改革の指揮者」猪瀬直樹と忘れたけどもう1人と筑紫氏という、何だかよくわからない組み合わせで、およそ思想傾向がかみ合わない者同士の中で、筑紫氏は絶妙のバランス感覚でシンポジウムを作り上げていったのを覚えています。

 やさしさと包容力と、それでも、けしてぶれない自分なりの芯のある人と思いました。

 思えば、私は中学高校時代は本多勝一さん、大学時代は筑紫哲也さんという2人の朝日新聞記者に大きな影響を受けたのだなと今にして気づきました。

 実は私、大好きな心理学にせよ、学者や研究者になりたいと、本当に心から願ったことは一度もなく(学者には向かないと気づいたのでしょう)、ジャーナリストに憧れていたことと、どこでもいいから「現場」にフィールドワーク的に出る仕事をしたいと思っていたのです。

 ジャーナリストにはなれなかったけど、結果的には今の「現場」にいるわけで、本ブログも学問的というより、ジャーナリスティックな感じがしないでもなく、筑紫氏の影響下に今もあるのかもしれません。

 1人、また羅針盤を失って、ほんとうに残念です。

 謹んでご冥福をお祈りします。

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September 15, 2008

リーマン・ブラザーズ破綻

 ついにリーマン・ブラザーズ破綻。

 ホリエモンのライブドアによるニッポン放送買収騒動の時の黒幕だったそうで、社名は別に「サラリーマンの兄弟」という意味じゃないようです(当たり前か)。むしろ敵だったですね。

 副島隆彦氏田中宇氏らの予測通り、世界が恐慌化しアメリカの覇権が崩れゆく先駆けでしょうか。

 私と同様、新自由主義経済を憎む世に倦む日々に、渾身の記事。

 ここ数年の日本の惨状を見事に描写しています。

私もブログの中で何度も書いてきたが、今はまさに戦争の中にあり、生きている日常は悲惨な戦場であり、新自由主義軍が放つ砲弾の中をわれわれは黙々と歩いている。隣を歩いていた人間に砲弾が命中して顔を吹き飛ばされ、血が流れ、周囲一面に夥しい死体が転がる中を、次は自分の番だと覚悟しながらわれわれは前へ歩いている。無数の人間が犠牲になって死んだ。新自由主義に殺された。足立区梅島の一家無理心中事件、秋葉原の無差別殺傷事件。新自由主義が無辜の市民に襲いかかった戦争で、これまで一体どれくらいの人間が犠牲になったのか。内乱と言うのは正しくない。一方的な虐待と殺戮だ。ヒトラーのユダヤ人に対する戦争、スターリンの農民に対する戦争と同じ。小泉純一郎を司令官、竹中平蔵を参謀総長とする新自由主義軍が、まさにベトナム戦争の米軍のように圧倒的な軍事力で日本の町や村を襲撃したのであり、同じ日本人を洗脳で新自由主義のロボットにして、侵略軍の民兵にして、市民に襲いかからせたのである。

 今、われわれはものすごく大きな歴史の転換点を目にしているのだと思います。あまりにも大き過ぎてて、見えないくらいの。

 この大きなうねりの中で、自分ができることは何なのか、見当もつかないけれど、考えてみたいと思いました。

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