March 18, 2017

ドラマ『嫌われる勇気』終了

 ドラマ『嫌われる勇気』が終わりました。日本アドラー心理学会の抗議でネガティブな意味でも話題をまきましたが、内容的には悪くなかったと今でも思っています。ネタバレになるので書きませんが、最後にいい感じにまとまったのではないでしょうか。真犯人もビックリでした。
 
 終わりの方で同僚刑事も言っていましたが、ああいうツンデレ女子がたまに見せる笑顔はなかなかいいものですな(完全オヤジモード)。
 
 同学会が中止要請までしたにもかかわらず、最後まで放映されてよかったです。フジテレビは正しい判断をしました。
 
 視聴率的には苦心したとされていますが、昨今のドラマ全般の低調傾向の中で、内容的にも難しいテーマだし、確かに庵堂蘭子の性格はかわいくないので、それほど高くなることはないだろう、と予想はできました。あんなものでしょう。
 
 私的には、これまで再三、本ブログで擁護してきて言うのもナンですが、当初それほど熱心な視聴者ではありませんでした。「ブームに乗ってよくやるよ」と思ったのが正直なところでしたね。多分、多くのアドレリアン、アドラー心理学ファンもそうだったのではないでしょうか。
 
 ところが突っ込みどころがありながらも意外に面白いので、楽しんで観るようになりました。そしたら日本アドラー心理学会の抗議がマスコミに出てビックリ。
「人が楽しんでいるんだから邪魔すんじゃねえよ」とムカついたと同時に、「これは放っておくといかんぞ」と気づいて、もっときちんと考えて発信しなければと思い直しました。
 
 いかんぞ、というのは、先ず報道記事を読んで、日本アドラー心理学会の抗議内容は私とは正反対の意見で、私から見るとアドラー心理学的にも間違っている可能性が高いこと、同学会があたかも日本のアドラー心理学シーンの代表で、引っ張ってきたような間違った印象を人々に与えてしまうことでした。
 私が書いてきたことは同学会員には不愉快でしょうけど、またそこにも良い先生がいることは知っているけど、アドラー心理学的解釈として間違っていること、事実として違うところは指摘する必要を感じたわけです。
 
 庵堂蘭子張りに、「その抗議、明確に否定します」
 と人々に伝えようと思いました。
 
 それでさらに真剣に観るようになって、これほどドラマに向き合ったのは、『真田丸』ぐらいでしたね(笑)。
 
 
 いっぱい書きましたね。
「正しいアドラー心理学」を発信しなくては、という私なりの共同体感覚の発露でした。少なくとも「視聴者共同体」には貢献できたのではないかな。
 
「アドラーの思想とかけ離れている!」と騒いだ人たちより、深くて良い解釈ができたのではないかと思います。やっぱりドラマは真剣に観て、かつ楽しまなきゃね。
 
 庵堂蘭子の造形について、発達障害特性があるのでは、と書いたことがありましたが、(どんなキャラがいいかな)、前回のドラマで、庵堂蘭子自身が「私は子ども頃からなぜか人とうまくやれなかった」などと話していたので、もちろん診断名は言わないものの、そのような視点で作ったキャラであることが推測されました。つまり、そのような人物がアドラー心理学に救われた、ということが暗示されていたわけです。
 だから「協力の姿勢が見られない」「共同体感覚に欠けている」なんて単純に言わない方がいいってことです。
 
 まったく、読みが浅いんだから。
 
 そんなことを書いていたら、ひょんなことからマスコミ2社から取材の申し込みがあり、1社は実現しました。出してみるものですね。
 
 
 取材を受けるにあたって、初めて日本アドラー心理学会の抗議文を読みましたが、こんな内容では私のブログ記事の方がよっぽど正しい、まともだと思いました。
 たかがテレビドラマだから見解の違いは別にかまわない。しかし、今回は抗議という政治的行動に出ているので、改めてこのままではいけないと思って話をさせていただきました。
 
 この影響や反響はどうだったのかはよくわかりませんが、twitterの『嫌われる勇気』クラスタの人たちには話題になったみたいで、熱心な視聴者らしき人が何度もリツイートしてくれたようです。
 
 ヒューマンギルドの岩井先生もニューズレターで「大変説得力がある。是非お読みください」と勧めてくれていました。ありがたいことです。多くの会員の人たちも読んでくれたことでしょう。
 
 実は上記ブログ記事のほとんどは、アップする度に番組HPのメッセージコーナーから、メールと共に送っていました。香里奈さんはじめ、制作陣を勇気づけるためです。「アドラー心理学的にもいろいろな考え方があるのだよ。(抗議は)気にしなくていいよ」ということを伝えたかったのです。
 
 その効果は定かではありませんが、制作陣が少しでも励まされ、番組継続に役立ったのなら幸いです。
 
 とにかく、私にとっては、アドラー心理学を思い切って好きなように論じることができて(なんといっても架空の話ですから)、なおかつドラマの進行と共に社会活動までしてしまったという面白い体験でした。その意味では、日本アドラー心理学会に感謝しなきゃね。
 そして、同学会員に限らず、私の記事で考え直してくれる人、違った視点を持ってくれる人が増えてくれたら幸いです。
 
 難しいテーマに挑戦して、なんとかドラマを創り上げた制作陣、役者さんたち、アドバイザーの岸見一郎先生と古賀健史さんには賛辞を贈りたいと思います。
 
 ありがとうございました。
 お疲れ様でした。
 
 

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April 29, 2014

ゆる体操&歌ゆるのつどい

 知人のゆる体操指導員、河野先生からお知らせをいただきました。リラックス法、能力開発法として今やトップブランドとなったゆる体操の山梨イベントです。
 是非、ご参加ください。

(案内より)

 楽チンなセルフケア、ゆる体操であなたも快適になりませんか?
 頑張るときに頑張るためにはゆるむことが大切。
 今回は、テレビ・雑誌でのゆる体操の指導や、日本舞踊家・ピアノ弾き語り歌手としても大活躍のNidoさんに登場いただきます。ゆる体操と歌をあわせた「歌ゆる」で一緒に明るくゆるみましょう。
 身体がゆるむと心もゆるむ!

日時:平成26年5月16日(金) 午後1:30~3:30

会場:南アルプス市若草生涯学習センター・ホール(南アルプス市寺部725-1)

内容:歌ゆる 講師 Nido氏(運動科学総合研究所主席指導員 東京都)

    ゆる体操 講師 河野貴仁氏(NPO法人日本ゆる協会公認ゆる体操正指導員)

参加費:500円

問合せ先:(河野)090-2943-1024 ・ 090-3572-0403

主催:ゆる体操の仲間たち(代表 河野貴仁 生徒一同)

後援:南アルプス市社会福祉協議会・南アルプス市体育協会、市川三郷スポーツクラブ・やまびこの会、山梨県レクリエーション協会

支援:NPO法人日本ゆる協会

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