September 21, 2018

『催眠トランス空間論と心理療法』

 9月は割と研修講師が多くて、13日(金)は山梨県南アルプス市にあるケアプランいなみで、ケアマネジャーなど約15人にメンタルヘルスの話をしました。

 さて、最近読了した本です。催眠に関心のある方は必読です。

 松木繁『催眠トランス空間論と心理療法 セラピストの職人技を学ぶ』(遠見書房)

 といっても臨床心理士やカウンセラーにどれくらい催眠に興味を持つ人がいるかわかりませんし、そう軽々と学び、身につけられるものではありませんが、実力をつけるには、催眠をやるやらないは別として、知っておくべきだと私は思っています。

 年末には公認心理師が世に大量に生まれます。心理の基礎資格として、多くの人が持つことになります。これからは心理職サバイバルの時代になると思います。そうなれば、逆に専門性が問われ、どれだけの付加価値をその人が持っているかが問われるようになるかもしれません。

 その時、変にスピリチュアルではない「正当な催眠がわかる、できる」というのは、いいかもしれませんよ。

「催眠は心理療法の打ち出の小槌」と言われています。いろいろな心理療法との組み合わせも可能です。催眠精神分析、催眠認知行動療法というのも既にあるらしいです。

 そこで本書ですが、日本で催眠療法の第一人者である著者が、催眠の本質を独自の「トランス空間論」として説明しています。では、それは何かというと、難解というわけではないのですが、ここでの要約が大変なので本書を見てください。

 実は「催眠とは何か?」というのはいまだに解けない難問で、「状態論」とか「非状態論」とか、世界中で議論が戦わされてきました。著者はそこに一定の視点を与えようと挑んでいると思います。

 本書でさらに面白いのは、後半にやはり一流の催眠療法家や心理療法家が次々と出てきて、自らの方法論と「松木理論」との対話を寄稿しているところです。私も存じ上げている先生が何人もいます。

 その中に、アドラー仲間で共に活動している八巻秀先生(やまき心理臨床オフィス、駒澤大学教授)もいます。だからアドラーも出てきますよ。

 なんか名人たちの面接室の楽屋裏(?)を覗いているみたいで、そこも大変面白かったです。

 玄人向けですが、是非どうぞ。

 

 

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September 17, 2018

『J‐マインドフルネス入門』

 マインドフルネスブームの中に一石を投じながらも、臨床的にも面白い本です。

 山田秀世著『J‐マインドフルネス入門』(星和書店)

 マインドフルネスといっても本書は、仏教瞑想をベースにしたマインドフルネス瞑想ではなく、そのエッセンスは既に森田療法にあったことを主張しています。

 既にマインドフルネス瞑想と森田療法の共通性は専門家の間で認識されていて、何年か前に関係団体間でシンポジウムなどは開かれたこともありました。

 著者の山田先生は、

 でも、その本質的な側面(マインドフルネスのこと=ブログ主注)、つまり「今ここの体験を重視して、それを評価することなく、そのあるがままに受容していく」という方法や態度は、実は日本固有の治療法である森田療法の核心をなす部分にほかなりません。

 森田療法は、不安や症状と闘ったり排除しようとする姿勢をよしとせずに、それらを“あるがまま”にうっちゃっておくことを特徴としています。 p1

 と説明しています。

 マインドフルネスは本質的にはある心的態度であり、瞑想はそのための一つの手段に過ぎないわけですから、確かに十分に考えられることです。

 本書は森田療法のエッセンスと、ストレスマネジメントに役立つ簡単なテクニックの解説が、森田療法の達人で、日本笑い学会員でもある山田先生ならではの軽妙な筆致で説かれています。臨床家にも、一般の方にも役立つと思います。

 私は先月参加した日本ブリーフサイコセラピー学会京都大会の書籍コーナーで本書を見つけて早速購入し、参加していた山田先生にお会いしてサインをいただきました。

 しかも前々記事で書いたように、私はヒューマン・ギルドで山田先生の森田療法のワークショップに出たことがあったので、先日受けた公認心理試験になんと森田療法が出題されたのを見て、(そこだけは)「やった!」と思いましたね。 国試受験

 けっこう恩を受けています。

 そうそう、森田正馬とアルフレッド・アドラーはほとんど同時代人です。山田先生もこの二人の思想に出会って精神科医を志したと、紹介欄に書いています。マインドフルネスだけでなく、森田療法とアドラー心理学も共通性の高さが認められます。

 この二つはこれからも要注目ですよ。

 

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September 12, 2018

『可能性のある未来につなげるトラウマ解消のクイック・ステップ』

 ブリーフセラピーやエリクソン催眠の視点からトラウマを扱うときの格好の参考書です。

 ビル・オハンロン著、前田泰宏監訳・内田由香里訳『可能性のある未来につなげるトラウマ解消のクイック・ステップ 新しい4つのアプローチ』(金剛出版)

 私はオハンロンさんが好きで、ワークショップにも出たことがありますし、これまで何冊もここで紹介をしてきました。本書はトラウマ治療に焦点を当てていて、いつものやさしいオハンロン調を感じられて、とても気持ちよく読めました。

 トラウマを解消するためには、そのトラウマになった過去と向き合い、何度も追体験することが必要だとされてきた。その追体験の過酷さから、トラウマを克服するのは困難だとされてきたのだ。

 本書は、オハンロンが「解決志向」「未来志向」「可能性療法」「インクルーシブ」「スピリチュアリティ―」「エリクソニアン催眠」「ストレングス」「ポジティブ・サイコロジー」といった枠組みや概念を通じて提示してきた臨床に関する豊かなアイデアや手法をトラウマ解消のために生かした、臨床家向けの実践書である。(表紙裏解説より)

 特に未来志向のところは、アドラー心理学のセラピストも十分に活用できると思います。オハンロンさんはフランクル(この人もアドラーの弟子だった)のエピソードを引いた後、いいます。

 セラピーでは大抵(時間と因果関係に関するほとんどの西洋の概念では)、私たちは過去が現在を作っているという考えを持っています。私は、未来(あるいは少なくとも、私たちの想像上の未来)は、現在に対してかなり大きな影響を及ぼしていると提言します。 p60

 アドラー心理学の目的論と重なるのは明らかです。トラウマ治療をする前に、本書をちょっと開いて目に入ったとこを読むだけで、セラピストは勇気づけられると思いますよ。

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August 26, 2018

縄文展に行ってきた

 私にとって実質的に夏休み最後の26日、都合をつけて東京・上野の東京国立博物館に行ってきました。

「特別展 縄文 1万年の美の鼓動」が9月2日までなので、是非観たかったのです。

 国立博物館の平成館でやっていました。

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 すごく良かったですよ。

 いかにも縄文土器らしい火炎型土器が全国各地から集められ、遮光器土偶(宇宙人みたいな顔で有名)とか、教科書に載っていたものが直に見られました。国宝が6点集まり、呪術や儀式で使われたと思われる道具や仮面など、たくさん展示されていました。

 それらの放つエネルギーに圧倒されました。

 実は私でも、「進んだ縄文文明」といっても何となく原始時代的なイメージがあって、心のどこかで軽んじている部分も正直ありましたが、完全に払しょくされましたね。

 天才・岡本太郎や柳宗悦、川端康成、中沢新一ら、名のある人たちが絶賛した理由がわかりました。

 他にも漆を使った土器や、木で編んだ「縄文ポシェット」や釣り針など精緻な生活道具などがあって、知らなかったものをたくさん見ることができました。

 山梨からも長野に次いで10数点の出土品が展示されていました。素晴らしい土器がいくつもありました。そう、山梨も縄文王国で、私の実家、オフィスの場所は甲府盆地の北の端の山の麓で日当たりが良く、縄文遺跡が集まっている場所です。

 縄文人と同じ景色を毎日見ることができるので、幸せです。

 あと一週間ですから、関心のある方、ぜひご覧ください。

 撮影許可場所で撮った写真です。

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August 19, 2018

『イラスト版子どものアドラー心理学』

 学校は早いところだともうすぐ二学期になりますね。スクールカウンセリングも始まります。

 子どもとのカウンセリングで、アドラー心理学を使いたいときに使える副読本が出ました。

 岩井俊憲監修、菊池典子・池田彰子著『イラスト版子どものアドラー心理学 勇気と自信ががつく45のスキル』(合同出版)

 アドラー心理学の考え方を、イラストとワークで理解できるように工夫されています。見たところ、勇気づけのセミナーELMをもとにつくってあるようです。目的論とか認知論などの諸理論が子ども向けに説明されていますが、けっこう網羅されていて本格的です。

 全部で45のスキルとあるので、現場では必要なところを使えばよいでしょう。レベル的には思春期、中学生くらいの子ども向きですかね。

 本書は先日、著者の一人である菊池さんにある飲み会でお会いした時に贈呈を受けました。菊池さん、そして池田さん、岩井先生ありがとうございます。使わせていただきます。

 本書を見て、一般向けのアドラー心理学のワークブックは岩井先生が既に出していますが、よりカウンセリングやセラピー向けのワークブックがあってもいいと思いました。アドラー心理学を勉強するためというだけでなく、解決志向ブリーフセラピーや認知行動療法、精神医学を統合させたようなものが浮かんできます。誰か志のある方いませんかね。

 

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August 05, 2018

『催眠をはじめるときに知っておきたかった101のこと』

 東京のヒューマン・ギルドでは、毎年恒例のジョゼフ・ペルグリーノ博士のWSが連日行われて、大入りのようですね。

 今年は物理的理由で参加をあきらめましたが、アドラー心理学を学んでいる人たちが本物のアドレリアンに触れてくれたのはうれしいです。来年は博士にお会いしたいです。

 私は3日(金)に山梨県中央児童相談所で、「養育里親更新研修」の講師をしました。里親さんたち10人に3時間半、発達心理学の基礎と勇気づけをお伝えしました。

 さて、この夏に読んだ本を随時紹介していきます。

 ダブニー・ユーウィン著『催眠をはじめるときに知っておきたかった101のこと』(福井義一訳、金剛出版)は、催眠を実際に臨床に使うときのちょっとした言葉の配慮や使用上のコツを、キーワードとアフォリズム的な文章で簡潔に説明してくれています。

 文字数が少ないので、すぐに読み終えるでしょう。

 普通のコミュニケーションでもそうですが、催眠をかけるときはとりわけ言葉の選び方に慎重でなければなりません。思わぬマイナスの暗示をかけてしまうかもしれないからです。本書では、手術中に麻酔を受けている患者のそばで医師が不用意なことを言ってしまって、それが悪い暗示になってしまった例を出しています。

 私は本書で、楽しく、大事なことを教わった感じです。

 著者はアメリカの外科医で、火傷の治療や、なんと手術で催眠を使うこともあるそうです。アメリカではミルトン・エリクソンに並ぶ高名な人らしいです。

 手術で麻酔の代わりに催眠なんて、私にはこわくてとてもできない。

 本書の中でフロイトのことにも触れていて興味深いので、メモしましょう。

「夢は無意識に至る王道です」(Freud, 1990)

 私は想像力(白昼夢)が催眠への鍵だと思っているので、「催眠は無意識への王道です」と書き換えましょう。フロイトは催眠からキャリアを始めましたが、キャリアの早期に諦めました。彼は誘導がとても苦手で、直接暗示だけしか使わないときの成功率に満足できなかったのです(kline, 1958)     p66

 古典的な催眠の時代だったせいもあるかもしれませんが、フロイトはとても権威的な催眠のかけ方で下手だった(「眠れ!」みたいな)と私も聞いたことがあります。

 催眠への劣等感の補償として、精神分析学ができたのかもしれませんね。

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July 13, 2018

『やさしい思春期臨床』

 先日、今企画中の不登校・ひきこもり支援本の共同執筆者の先生と飲む機会があって、「不登校の本はなかなか難しいよね」ということで共感し合いました。

 不登校は一つの病名ではなく、「学校に行かない」という以外は、その様子は千差万別であり、その子供だけでなく親や教師や友人など関係者が多いことが普通で、心理臨床だけの問題ではないこともあり(貧困や虐待、精神病など)、不登校になり始めと長期化したケースでは、考えるべきポイントは違ってきたりといろいろあります。

 しかも「何を持って解決とするか」という点で、カウンセラーを含めて関係する人たちの「教育哲学」が強く影響してきます。学校に行くべきか行くべきではないか、教育とはどうあるべきか、などが絡んで思想闘争のような事態にもなりえます。

 我々はみんな何らかの教育を過去に受けており、自分の子どもへの教育にはひとかたならぬ関心を持っているので、我が身と我が子のせいぜい一事例か数事例しか体験していないはずなのに、「教育はこうあるべきだ」とめちゃくちゃ一般化しているものです。

 ということで、なんか書きにくさを感じているところです。

 そんな中、思春期臨床の立場(主にスクールカウンセラー)から、子どもと家族にどのような姿勢と理論と技法で向かっていけばいいのかを教えてくれているのが、

 黒澤幸子著『やさしい思春期臨床 子と親を生かすレッスン』(金剛出版)です。

 読んで「さすが」としか言えませんでした。

 問題を巡って家庭内で起きている悪循環をどうやって良循環に変えていくか、その様子がとてもリアルにわかりやすく書かれています。

 解決志向ブリーフセラピーの極意が詰まっています。

 子どもに接するカウンセラーには、強くお勧めします。

 ここでもメモしていこうと思います。

 今企画中の本はアドラー心理学以外には、田嶌誠一先生の不登校本と並んで、本書を足掛かりの一つにして書いていこうと思いました。

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June 23, 2018

手当ての極意

 長谷澄夫『なぜ母親は、子どもにとって最高の治療家になれるのか?』(和器出版)により、著者が「和整体」と名付けるセルフケアの考え方をメモします。

 ちなみに著者が治療家の世界に入ったきっかけは、19歳の時の空手の稽古での大けがだったそうです。

 本書でいう健康になるポイントは、

 一つ目は、不調をいち早く察知する力。

 二つ目は、不調から回復する力。

 三つ目は、不調をつくらない、再発しない力。

 正常に働いてほしい機能というのは、この3つです。

 身体が発しているサインに敏感になる、ここが始まりです。  p59

 身体が敏感になるためには、「骨格が正常であることと、内臓が正しい位置にあって正しく機能していること」が重要とのことです。

 そして、セルフケアの基本は、「手当て」を文字通りに実践することです。痛みを感じる部位に手を当てて、深呼吸をすることです。とてもシンプルで、タイトルにある通り、お母さんの「痛いの痛いの飛んでけー」が理想です。

 母親というのは、子どもにとっては、最高の医者であり、治療家です。 p68

 恐るべきは母のエネルギーです。

 昔から〈手当て〉とよくいいます。文字通り、手を当てることです。どこか痛いところがあれば、無意識に痛みのあるところに手を当てます。あれは、人間の悪いところを治そうという本能からくるものです。・・・・セルフケアの〈手当て〉も、母親が我が子に対する〈手当て〉と同じです。  p73

 実際の具体的な技法や内臓の反射点という手当てのポイントは、本書にイラスト入りでわかりやすく出ています。

 心理臨床分野では、愛着障害の治療や臨床動作法などに通じるところがありそうに思いました。

 私が関係者から聞いた話では、著者の真骨頂は身体のレベルだけではなく、気や霊の次元にも及ぶそうですが、本書は一般の人たちへの整体的セルフケアの入門書としてとても優れていると思います。

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June 21, 2018

『なぜ母親は子どもにとって最高の治療家になれるのか?』

 臨床心理学を生業にしていると当然カウンセリングや医療、福祉畑の人の知り合いが増えます。

 一方、太極拳や気功法も長くやっていると、東洋医学とかの代替医療のいわゆる治療家や関係者につながりやすくなり、たくさんの情報が集まってきます。
 私の生徒さんにも腱引き療法や整体をやっている治療家さんがいます。その人から「すごい人がいる!」と聞いていた治療家さんの本が出ていました。

 奇しくも懇意にさせていただいている七沢研究所のところからの出版ということで、手に取ってみました。

 長谷澄夫『なぜ母親は、子どもにとって最高の治療家になれるのか?』(和器出版)

 著者はその世界で有名らしく、治療家の先生みたいな人らしいです。「先生の先生」といわれたアドラー心理学のドライカーズみたいです。

 中身を見たら現代の科学的にもすごく全うなところを踏まえながらも、さすがそこを超えていく、または違う世界からの治療観や方法にも触れられていて、すごくおもしろかったです。こういうのが次の時代の標準になっていくといいと思いました。

 中身は次回少し触れます。

 

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June 10, 2018

『「気になる子」のいるクラスがまとまる方法』

 前記事は精神医学からみた不登校対策の本でしたが、これはアドラー心理学からのアプローチです。

 アドレリアン教師にはおなじみ、あの赤坂真二先生の『「気になる子」のいるクラスがまとまる方法!』(学陽書房)です。

 本書には不登校も発達障害にも特に言及していませんが、対象にしているのは明らかにその可能性やリスクのある子どもたちです。

  赤坂先生も、そういう子どもに対しても対応可能な方法を示していることを、「専門的見地から見てもそう的外れなことは言っていない」とそれとなく言っています。本当にその通りの内容になっています。

 実は本書はアドラー心理学にも表立って言及していませんが、内容はまさにそのものです。

 本書では、“気になる子”が「発達障がい」であろうとなかろうと、学級におけるひとりの「居づらさを感じがている」子どもと捉えます。“気になる子”の問題を「障がい」で見るのではなく、「居づらさ」から見ます。学級担任が、彼らを含めて学級をまとめていくにはどうしていったらよいのかを示していきたいと思います。 p16

 と述べている通り、問題や症状を「個」の問題として「個別支援」の対象とするだけではなく、学級の力を育てることで、その気になる子どもの問題を解消することができるはずです。それができたら素晴らしいと思う。

 “気になる子”の「気になる行動」にともなう問題の多くは、行動そのものにあるのではなく、周囲の子どもとの人間関係にあるのではないでしょうか。彼らの「気になる行動」によって、周囲の子どもたちと人間関係上のトラブルを生じ、それが「居づらさ」や「困り感」になっているのではないでしょうか。“気になる子”の問題をすべて「個の問題」に帰するのではなく、もっと周囲との関係性から見ていいのではないでしょうか。個別支援で解決の糸口が見えないならば、もっと積極的に学級の子どもたちの力を活用したらどうでしょうか。多くの“気になる子”の問題の解決は、実は、学級の人間関係づくりにあるのです。 p3

 これは「一人の心を大事にする」とうたいがちな臨床心理士やスクールカウンセラーが陥りがちな盲点を見事に指摘していると思います。

 私たちカウンセラーは、勝手な解釈と先生たちにできないことを求めるようなコンサルテーションをしていないか自問してみる必要があるかもしれません。

 個か集団かではなく、個も集団もバランスよく大事にするにはどうすればいいか、教師だけでなくカウンセラーにとっても示唆に満ちた、わかりやすく、実践的な本です。

 さすがです。

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